ソウル市安心病院(資料写真)
数日前、ソウル市で患者の安心できる病院が本格的に始まりました。病気になったのも苦痛なのに、看病する人のいない患者は二重に苦しむものです。
社会福祉士も投入し、患者の心理的・経済的相談に乗ります。そうすると、看病人を雇用したり、保護者が看病したりしなくてもスムーズに入院生活を送ることができます。
そのため、看護師79人を増員して計144人の看護師が患者を看病することになります。さらに病院補助員24人、社会福祉士なども5人追加しました。従来では看護師が1人当たり平均17人の患者を看護しましたが、これからは1人当たり平均7人の患者の世話をすることになります。これは日本やアメリカなどの先進国の医療サービスと同レベルです。
まず90病床に対して1月17日からサービスが開始され、残りの90病床に対しては3月以降にサービスが始まる予定です。看護サービスだけでなく、今まで保護者が行ってきた日常生活活動サービスもすべて手伝います。痛みの管理、ベッドからの転倒事故の予防、床ずれの予防のため、周期的・持続的に観察・世話をします。
また、社会福祉士による心理相談も受け、必要な場合は地域社会と連携し、問題を解決していきます。このようなサービスはすべて無料で行われます。患者の立場からすると、看病の費用などが抑えられるので負担が大きく軽減されます。看病の費用が一日6万ウォン以上、その他の費用まで入れると一月約200万ウォンの費用が節約できます。
まともな公共医療、無料医療のための小さな第一歩です。
これからは、ソウル市の12の市立病院の革新と本格的なソウル市の公共医療が繰り広げられます。これからも市民の皆様のご協力をよろしくお願いします。
安心病院と民間病院との比較