「フランス人作家エミール・ゾラは『私は告発する』でこう語りました。文学者としての信頼と名声をかけて私は主張する。ドレフュスは無罪だ。私の良心のすべてをかけて主張する。彼は無罪だ」
2012年10月9日に開かれた「カン・ギフンの全快と真実解明を願う後援コンサート」で語ったことが法的・歴史的事実となりました。
24年という歳月は
紅顔の若者を国の暴力と事件歪曲に立ち向かわせ、
傷ついた体にしました。
「事必帰正(万事は必ず正しきに帰する)」という言葉で済ませるには、あまりにも過酷な時間でした。
24年間の苦痛は取り戻せません。
今からでも事実を明らかにし、責任者に謝罪させ、もう二度と国家権力によって苦しみを受ける人が生まれないようにしなければならないのです。
歴史を記憶し、過ちを正してこそ未来があります。
寂しく辛く長い歳月を過ごしてきた
カン・ギフンさんの全快をお祈りします。