「弔問報」という言葉をお聞きになったことがありますか?
誰かが亡くなれば、葬儀場に足を運んでその方を追悼します。でも多くの場合、その方がどんな人生を送ったのか知りません。友人や職場の同僚の親御さんの場合です。
そこで、社会的企業「ウンビ企画」は、「弔問報」というパンフレットを制作し、亡くなった方の人生を整理して葬儀の場で紹介します。
同社はまた、亡くなった方の人生を紹介する自叙伝の制作も行っています。私たちの親世代は、幾多の風霜に耐えてこられた方々なので、それを記録するだけの価値はあると思います。
私が提案したのは、それをオンラインで制作することです。親御さんが生存しているときに、その方の人生をPPTや映像に制作しておき、葬式で紹介し、後にサイトにアップロードして子孫に見せようというものです。私の両親はすでに他界しましたが、肉声を録音したテープも写真も何も残っていません。もし、これらの記録が集まれば、そのサイトは巨大な追悼碑となり、博物館となるでしょう。事業としても大きく発展するでしょう。私はソウル市長を退任したら、この事業を手掛けようと思っているのですが、その前に誰か早く始めてほしいです^^。