パルダン(八堂)ダムとハンガン(漢江)に藻類が大量発生したため、鳥類注意報が発令されました(8月5日14:00)。2年ぶり(2012年8月)のことです。

原因は「空梅雨」による水温上昇とダムでの長時間滞留(ダムの放流の減少)により、沸点汚染物や窒素、リンといった栄養分ととともに藻類が増殖したためです。解決のためには、雨が降らなければなりません。ソウル市の上水道の立場では雨が降ってほしいし、下水道の立場では雨が降らないでほしいし~ ~。私の立場は草履売りと下駄売りの二人の子を持つ親の心境です。

いずれにしても、ジオスミン濃度は現在、原水で400～500ng/Lですが、浄水場ではマジノ線である10を維持しようと非常勤務体制で全力で臨んでいます。写真は粉末活性炭を浄水場で水と混ぜて(真っ黒なもの)投入している様子です。藻類の匂いは、健康に害を与えることはありませんが、シャワーの際に揮酸して多少土の匂いなどがすることがあります。水質に問題は全くありませんので、安心してお飲みください。私も飲んでいます。