メインコンテンツに移動
  • ソウル市ニュースレター購読 刊行物
  • visiting seoul?
T T

希望日記

  • [朴元淳の希望日記251] もうすぐ秋夕ですね

  • 希望日記 SMG 1,602


        もうすぐ秋夕(チュソク、旧暦の8月15日で韓国のお盆)ですね。ソウル市は秋夕を前に、民生の安定と民生侵害の根絶のために民生の現場を集中して点検する予定です。特に秋夕は庶民の生活資金の需要が急増する時期ですから、金融被害を減らして民生を安定させるため、貸金業者の不法・不当行為を集中して点検し、市民の生活を守ることに注力します。

        今回点検する対象は金融監督院被害申告センターで受け付けた非届出業者。金融監督院とソウル市の担当職員から構成された合同点検チームが貸金業者を直接訪問します。点検チームは貸金業者を訪問し、▴貸金詐欺、▴最高上限金利違反、▴過剰貸付け、▴貸付けに係る契約締結・条件掲示・誇大広告 などに関する規定遵守義務違反などを重点的に点検します。合同点検期間中に摘発された法規違反事項に対しては管轄区庁で過料賦課や営業停止などの行政処分を下す方針です。 

        ソウル市は貸金業者やピラミッド型詐欺などのような民生侵害を根絶する対策の一つとして、今年の年頭から自治区とともに貸金業者に対する企画・定期点検を実施しています。全貸金業者(4,412社)に対する全数検査を始め、8月末現在1,939社に対する点検を終えました。その結果、1,136社に対して登録取り消しまたは過料賦課などの厳しい行政処分を下しました。

        貸金業者のうち、▴所在地不明、▴貸付契約で必須記載事項または自筆記載事項の未記載、▴貸付契約書及び契約関連書類の未保管、▴誇大広告などの違法行為を行っている業者に対して登録取り消し(218社)、営業停止(22社)、過料賦課(270社)などの厳しい行政処分を下しました。

        同市は不堅実な業者の閉業、所在不明業者の登録取り消しなど乱立した貸金業者の整理及び過料処分などを行いましたが、このような厳しい行政処分を受けた登録貸金業者が閉業後に無登録貸付行為を再び犯すことに備え、未登録貸金業者管理方案を準備しています。

        また貸金業者に関連し、管轄自治団体に特別司法警察権限を付与する法案を国会に提出する予定です。これが本会議を通過したら、同市が準備している無登録貸金業者管理方案の強化に拍車をかけることになるでしょう。

        同市は金融監督院や自治区などと有機的な強力関係を構築し、貸金業者による庶民の被害を根絶していけるよう努力します。ソウル市の登録貸金業者に対する集中的かつ専門的な点検だけでなく、無登録貸金業者に対するモニタリング及び被害予防方案などを持続的に推進し、最善を尽くします。下半期にはより一層市民の生活に関心を持ち、民生を安定させるソウル市となることをお約束します。