先日の土曜日と日曜日、北漢山(プッカンサン)のトゥルレギル(ウォーキングコース)を歩きました。約1ヵ月前にも1日半かけて歩いたことがあるので、あと1日ぐらい歩けば北漢山のトゥルレギルを全部歩くことになると思います。
以前ヘリコプターに乗ってソウル市を見渡したり、遊覧船や自転車で漢江(ハンガン)を見て回ったり、漢陽(ハニャン)都城を歩いたりしました。このようにいろいろな所を直接歩きながらさまざまな政策を構想しました。漢陽都城をユネスコ文化遺産に登録すること、周辺にウォーキングコースを整備すること、地域を再開発して漢陽都城都監・研究所・博物館を開設することなどもこのようにして決めました。
ところが今回トゥルレギルを歩きながら、都市幹線道路に近い道を山の方に移動するなどのコース変更や周辺の歴史・人文・人・地域に関する案内が不十分だということに気付きました。特に燕山君(ヨンサングン、朝鮮の第10代王)の墓と貞懿公主(チョンイゴンジュ、朝鮮の第4代王・世宗の娘)の墓など王室墳墓群のある地域は大々的な整備が必要でした。
また思ったよりトゥルレギルを歩いている人が多くありませんでした。私は日頃から「病気にかかって治療費を支払うより、その費用の10分の1を病気の予防に投資したら百倍利益がある」と主張してきました。北漢山・道峰山(トボンサン)・冠岳山(クァナクサン)などのソウルの山々は国立病院100ヵ所分の役割をすると思います。休みの日にもっと大勢の人々がトゥルレギルを利用できるよう国立公園管理公団と協力するつもりです。市民の健康ファイト! (写真はレンタカー会社やビニールハウスなどで散漫な雰囲気の貞懿公主の墓地周辺)