昨夜は雨風が激しかったですね。
市民の皆さん、安全に過ごされましたか。
私は今日予定された「東大門区(トンデムング)フィールド市長室」などのスケージュールをこなしながら、随時大雨情報の報告を受け、市民の皆さんの安全を心配していました。幸い今のところ大きな被害はないようですが、夏が終わるまでは心配事は絶えそうにないですね。
梅雨前線の影響で、今日(2日)からソウル市に集中豪雨が予想されるため、ソウル市はすでに緊急体制に入りました。浸水地域の排水溝や下水排水路などの施設に対する点検を一斉に実施し舍堂(サダン)、江南(カンナム)などの浸水脆弱地域に設置された貯留施設や雨水侵入防止施設が効果的に稼動しているかを細かく点検しました。
最近の雨は亜熱帯気候のように特定地域に奇襲的に大雨となる現象が頻繁に発生しています。今年の6月21日、ソウル市江東区(カンドング)には20分間に40mm以上の大雨が降りましたが、他地域では雨が全然降らなかったし、25日にも江東・広津(クァンジン)・中浪(チュンナン)・蘆原区(ノウォング)などにだけ局地的に雨が降りました。
このような気候変動に備えてソウル市は、地域別オーダーメイド型水害安全対策を推進し、特に浸水脆弱地域の被害予防のために努力しています。
被害予防のためには何よりも市民の皆さんの積極的な協力が必要です。気象特報が発表されている中、大雨が降る場合、雨水がよく流れ込むように家の前にある排水溝のフタを取り除いてください。また河川や低地帯浸水脆弱地域の住民の皆さんは、随時気象予報を確認し、豪雨特報などが発表された場合、 雨水侵入防止ボードなどを設置すると水害予防に大変役に立ちます。もし雨水侵入防止ボードがない場合、近くの住民センターや区庁の治水防災課に連絡したら無料で設置してくれます。
同時に雨水が詰まったり溢れたりしないよう流れをよくするため、周りの排水溝や下水道を点検し、排水溝を塞いでいるフタやゴミなどを取り除いてください。また大雨の際には下水道に流れ込む生活汚水の排出量を減らすことも浸水被害を最小化する方法です。
「人事を尽くして天命を待つ」ということわざがありますね。空から降ってくる雨を防ぐことはできませんが、水害を予防するためみんなが力を合わせて努力したら被害を最小化できます。ソウル市も最善を尽くします。下記に紹介する「市民行動マニュアル」をよく読んで緊急事態の際に実践してください。必ず役に立ちます!!
「集中豪雨・台風時の市民行動マニュアル http://hongsu.seoul.go.kr/」
1. 気象情報及び災難情報を注意深く聞いてください。
2. 集中豪雨・台風時には外出を慎み、できるだけ公共交通機関を利用しましょう。
3. 浸水脆弱地域の住民は、雨水浸水防止ボードなどの浸水防止施設を設置してください。
※ 近くの住民センター及び区庁の治水防災課に連絡すれば無料で設置してくれます。
4. 雨水がよく流れ込むよう排水溝のフタやゴミを取り除きましょう。
5. 大雨時には下水道に流れ込む生活汚水の排出量を減らしましょう。
6. 水が急増する恐れのある谷や河川の周りには近付かないでください。
7. 浸水が予想される場合、速やかに安全な場所に避難し、119番または120番に通報してください。
※ 電話での通報 : 119安全申告センター、120茶山(ダサン)コールセンター
※ スマートフォンでの通報 : モバイルアプリ「시민불편살피미(市民不便ケア)」を利用
※ インターネットでの通報 : http://gis.seoul.go.kr/