ソウルを自転車都市にしたいという考えは、私だけでなく、ソウル市民全員の願いだと思います。
今までさまざまな自転車政策を推進してきましたが、限界にぶち当たることが多々ありました。
その限界を超えて今後ソウル市が推進していくべき政策については、現在さまざまな側面から、各分野の専門家たちが論議中であり、もうすぐマスタープランが打ち出されることと思います。
しかし、全体を一度に変えることは容易ではありません。ですから一つずつ徐々に変えていく実用的かつ段階的な方法を考えています。
昨日『市長との土曜デート』に、盆唐(プンダン)に住むある市民が参加され、炭川(タンチョン)周辺の自転車道路の改善法案を提示されたそうですが、それを全面的に受け入れることにしたそうです。
また漢江(ハンガン)から中浪川(チュンナンチョン)に沿って蘆原区(ノウォング)上渓洞(サンゲドン)から議政府(ウィジョンブ)との境までの区間(250m)、そして城東区(ソンドング)にある松亭橋からサルゴジ橋までの区間(1900m)に自動車通行不可区間があり、自転車で通るには不便でしたが、ここも全面的に改善します。
そこでソウル市は、該当自治区に30億5千万ウォンを支援し、今年の上半期までに設計を済ませ、4月から始めて12月まで には自転車通行不可区間の改善事業を完了させる予定です。
自転車道路の改善工事とともに、堤防の崩れている箇所の補修工事も行います。
中浪川の全区間に自転車道路が造成されれば、市民たちはもっと安全に自転車に乗ることができます。
中浪川だけでなく、漢江とその支流の全区間にかけて、さらにはソウル市内の都心にも自転車道路を開設あるいは改修し、同時に公共自転車交通システムを導入して、ソウル市が環境にやさしい自転車都市になるよう最善を尽くします。
少しずつ、しかし確実に改善していこうと思います。期待して待っていてください。