今日紹介するのは、昨夜9時から今日の早朝まで、ソウル市庁のカカオトークで責任者たちが連絡した内容です。ソウル市は今このように変わっています。

    副市長：全国のあちこちで山火事が発生しています。強風を伴い、脅威を感じるほどです。都市安全室と25の自治区庁の山火事予防(登山客への警告など)及び消火対策を積極的に推進してください。

    消防災難本部長：当本部も山火事消火装備を点検して予防巡察を強化します。また山火事発生時には、山林庁や区庁と協力して迅速に消火活動に取り組みます。

    緑の都市局長：夜9時までは、市庁では自然生態課の職員、区庁では公園緑地課の職員が、緊急事態に備えて勤務します。また9時以降は、当直室で状況連絡のため勤務をします。市・区消防署などの勤務体制を再点検します。

    都市安全室長：冬が過ぎ、春の乾燥した気候による山火事注意！私どもも緊張感を緩めないようにします。

    副市長：緑の都市局から全区庁に、山火事防止非常警戒令を発令したほうが良いと思います。去年、放火が原因とみられる山火事が発生しましたからね。

    緑の都市局長：各区庁の山火事担当者に対しては、定位置で勤務するよう、朝指示しましたが、区庁の緑地課長にも勤務するよう、新たに指示を出します。

    緑の都市局長：本庁の自然生態課と事業所も含めて勤務を強化するよう指示します。

    ソウルは、内四山(南山、仁旺山、北岳山、駱山)や外四山(龍馬山、冠岳山、北漢山、峨嵯山)など多くの山々に取り囲まれた都市です。他の地域で起きた山火事がソウルでは起きないとは限りません。しかし、私が指示する前に、このようにソウル市の責任者たちが昼夜の区別なく山火事防止のために努力していることを知り、心から感謝するとともに安心しました。それでも油断は禁物!　市民の皆さんも、山火事には気を付けてください。よろしくお願いします。

    山火事の消火訓練の様子