ソウル市新庁舎内にある「壁面緑化」庭園
最近、ソウル市新庁舎内にある「壁面緑化(Green Wall)」が、世界最大・最高の庭園としてギネスに登録されました。ソウル市の職員が水平なソウル広場の緑を垂直な建物の壁面までつなげて造成した室内垂直庭園の効果を広報するため、世界ギネス登録を推進しました。その結果、去る2月8日に記録が認められ、公式認定書が発行されました。
もうご覧になった方もいらっしゃるでしょうが、新庁舎内にあるエコプラザ(1~7階までの前面および側面28m、1,516㎡)の壁面に室内でもよく育つ14種の植物約6,500千本が植えてあります。
マイナスイオンと酸素の排出による空気の清浄効果により、快適な室内環境が維持できるし、室内の汚染物質(二酸化硫黄、アンモニアなど)および細かいほこりなどを取り除き、温度や湿度などの微気候が調整できます。このような環境は、心理的に安定感を与えるだけでなく、情操の純化にも役立つと言われています。
通常ギネスの登録を代行業者に依頼すると少なくても数千万ウォン、多い時は数億ウォンの費用がかかるそうです。しかしソウル市の場合、職員たちが協力して登録の業務に取り組んだため、その分の費用が節約できただけでなく、ソウル市新庁舎のストーリーテリングにも大変役立ちました。
新庁舎に関する批判などもありますが、今後有意義に利用して新しい歴史を築いていけば、市民からも親しまれ、愛されるソウル市庁舎として生まれ変わることでしょう。ソウル市の職員、すごいでしょう?