本日、舛添要一東京都知事とソウル市庁で会談し、両都市間の協力を強化することで合意しました。東京都知事がソウル市を公式訪問するのは、1996年の青島幸男元都知事の訪問以来18年ぶりのことだそうです。
「ソウル特別市‐東京都交流協力に関する合意書」に署名し、街の安全や環境、福祉、文化観光、スポーツ分野における連携強化について協議しました。
地震や建物の老朽化、地下鉄テロなど安全対策の情報を共有し、北東アジア地域の大気汚染や鳥インフルエンザといった感染症問題に共同で対処する方法を模索するとともに、観光客誘致についても協議しました。そのために、ソウル市と東京都は職員らの相互派遣と協力を強化することで合意しました。
国と国の関係が思わしくないときは、都市と都市、市民同士の交流と協力こそが平和と共生の防波堤を築く道になるのです。