高齢者のための場所、ソウル人生二毛作支援センターのインターネット画面
去年ソウル市は、高齢者総合計画を発表しました。近現代史の変化とさまざまな困難を乗り越え、国家発展の主役として活躍してこられた高齢者の方々の役に立つソウルになりたいと考えたからです。しかし同じ高齢者でも条件と状況にかなりの差があります。それで一日三食の食事ができない方には、ソウル市がきめ細かな支援を行い、退職したばかりの若い高齢者には人生の第2幕を準備できるよう関連政策を制定してサポートする計画です。その「高齢者総合計画」のうちの一つが「ソウル人生二毛作支援センター」です。
韓国の平均寿命が延び、ベビーブームに生まれた世代が高齢者となり、そのような理由から最近高齢者数が急増しています。それに伴い高齢者に対する認識と定年退職後の生活を保障する新しい対策が要求されています。そこで複合教育・情報・就職・文化を提供する場所として設立されたのが「ソウル人生二毛作支援センター」なのです。
まず2015年までに小規模老人福祉センターの中に地域密着型センターを15ヵ所設立し、中長期的には全自治区に1ヵ所ずつ設立するというのが、ソウル市の希望にあふれた計画です。そして今年の1月31日「ソウル人生二毛作支援センター」第1号がオープンします。場所は恩平区(ウンピョング)碌磻洞(ノクポンドン)の国立保健院跡です。ここで1、2月に予定されている教育プログラムをご紹介します。
1. 社会貢献アカデミー:1月15日から
2. 人生設計アカデミー:2月19日から
3. 創業アカデミー:1月16日から
4. バリスタ教育:1月21日から
「定年退職後の人生設計教育」では、人生の第2幕の準備コース、変化管理過程、哲学・文学・古典・世界文化などの人文学講座。仕事、財務、余暇、健康、 関係、住居などの老後の準備および未来設計コースを開講する予定です。「社会貢献・才能分かち合い教育」には、社会貢献活動の概念、領域および定年退職者の社会貢献活動事例の紹介と福祉施設でのボランティア、老人福祉施設コーディネイト、NPO、運動治療専門家コースなどがあります。創業教育には、創業基礎コース、優秀創業事例の特講と創業アイテムの選定、金融・財務管理、広報・マーケティングなど創業特化コースまた社会的企業、協同組合、都市農業コースなどがあり、再就職訓練は、情報化教育などの基本教育からバリスタ、造景コース、体育講師など、たくさんのプログラムがあります。
皆さん、どうですか?おもしろいでしょう?紹介している私も何だかウキウキしてきます。周りの高齢者の方たちにも教えてあげてください。高齢者はもちろん、市民の皆さんの生活を具体的に応援するソウル市となるよう最善を尽くして努力します。詳しい内容については、
http://seoulsenior.or.krで確認できます。