[新聞に報道された修学能力論述記事画面]
数日前に終わった大学修学能力試験(日本におけるセンター試験)に次いで、論述試験が行われているそうです。
ソウル市内の大部分の大学では、随時募集の競争率が去年より下がったそうですが、大学修学能力試験の後に行われる随時募集の論述試験は、相変らず熾烈で緊張感が漂っているとマスコミでは報道されています。
このような状況の中、受験する当事者の受験生はもちろん、その親、または高校生や中学生にいたるまで、受験に対する恐怖や不安、負担や緊張感を感じた人々から、私のツイッターに様々なコメントが寄せられています。個別にフォローをして慰めたり励ましたりしています。
とても内向的で典型的なA型の私でも、毎日一生懸命勉強したにもかかわらず、試験の時になると慌てたり、緊張しすぎて実力が発揮できないことがよくありました。それで私は学生たちに、不安に思ったり、緊張したりしないで、自信を持って試験を受けるようにと話します。目を閉じて深呼吸をすれば、緊張がほぐれて次第に気持ちが落ち着いて、しっかり考えられるし判断できると。実はアーチェリーの選手たちが訓練の時に行っている心理的な安静療法ですが、受験生にも教えてあげたら効果があると思います。とにかくフィーリングが必要な時代です。
私たちの世代も若い時には試験のために多くのストレスと苦痛を経験しましたが、今もなおこのような苦労と矛盾を改善できていないということに大きな罪悪感を感じます。普段の実力と才能、自分の趣向と素質に合わせて大学を選び、就職するという世の中を早く作らなければなりません。
ソウル市は、9級技術職の場合、新規公務員の30%を特性化高校卒業者の中から採用しています。また、今年の大学修学能力試験や論述試験を受けた学生たちを対象に「挫折禁止キャンプ」を行い、気を落とさずに新しい未来にチャレンジできるよう連続講座を実施する予定です。皆さん、勇気を出して頑張ってください。