ソウル市は暑さの克服と省エネのための「ハ・ハ・ハ(夏・一日・一つ)」キャンペーンを始める。「ハ・ハ・ハ」キャンペーンとは、平年より早く始まった今年の長い夏を健康で賢く過ごすだけでなく、「一日に一つずつ省エネ活動を行おう」という市民参加型のキャンペーンである。
ソウル市は、7月5日(金)、ソウル市庁オープンラウンジにおいて市民参加プログラムを開催したが、この中で、クールビズファッションショーが行われた。夏の省エネや業務の効率向上のためのクールビズは、近年、市民権を得つつあると言える。しかし、どのようなコーディネートをすれば良いのか、室内と室外とではそれぞれどのような点に注意すれば良いのか、といったことについて知りたいと感じる市民は少なくない。そこで、これらに関する教育プログラムも同時に開催された。
また、室内を適正な室温(26~28℃)に保つためには「扇」が有効であるとして、「1人1扇づくり」も同時に行われた。デザイナーのイ・サンボン氏や彫刻家のチョン・ゴアム氏がデザインした扇が先着1,000名に配布された。これは、生活の中での省エネ実践の啓蒙活動として配布されたものである。
今後、ソウル市は、新庁舎および西小門庁舎において、毎日100個の「省エネ約束の扇」を、クールビズの市民を対象に先着順に配布する予定である。このプレゼントは、7月8日からエネルギーの日である8月22日まで行われる。これは、夏期のクールビズ促進や、涼しい職場づくりの啓発のために行われるものである。