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市長演説

  • 新年の挨拶

  • 市長演説 SMG 377

    ソウルを必ず立て直し、
    ソウル市民の生活の回復と未来に向けて再び跳躍いたします。

    親愛なるソウル市民の皆様! そして尊敬してやまないソウル市の家族の皆様!

    新年あけましておめでとうございます。
    2022(壬寅)年の新年には、市民の皆様が
    虎の勇猛で尽きることなく湧き出るパワーを受けとめ、
    新型コロナウイルス感染症を克服し、さらに大きな希望をつかむ
    健康で、活力に満ちた一年となることを心より祈念いたします。

    市民の皆様、
    私がソウル市庁舎に戻ってきて、いつの間にか9か月が過ぎました。

    10年ぶりに戻ってきたソウル市は、多くの面で変化を強いられており、
    一千万市民の暮らしを支えるソウルの現実は、非常に厳しいものでした。

    新型コロナウイルス感染拡大状況が長期化していたことにより、
    自営業者や小規模事業者の犠牲と忍耐力は臨界点に達しており、
    20代や30代の若者世代は夢を失って、挫折に陥っていました。

    これまで10年間続いた人為的な抑制政策によって
    再開発・再建築事業は沈滞し、
    数年間続いた住宅価格の暴騰により
    賃貸暮らしの市民たちがマイホームを持つ可能性は事実上失われてしまっていた状態でした。

    ソウル市が、進むべき座標を失って彷徨い、
    さまざまな国際機関からの評価や都市競争力指数など、
    世界的な都市総合力ランキングが下がってしまったのも、心の痛む出来事でした。
    2021年4月に就任した際、「再び跳躍するソウルを取り戻します」と、
    市民の皆さんとお約束したことを果たすため
    これまで9か月間、毎日、分単位のスケジュールで業務をこなし、たゆまず走り続けてきました。

    何より、新型コロナウイルスの感染拡大を阻止すべく、
    中央政府とも緊密に協力して防疫に総力を挙げ、
    ソウル市民の皆様を守るため、死力を尽くしてまいりました。

    新型コロナウイルス感染症の危機を乗り越えるための小規模事業者への支援、
    再開発・再建築の正常化など喫緊の懸案問題を一つ一つ解決しながら、
    「ソウル市立て直し」によって、これまでの10年間、後退し、いびつになっていた内外のシステムを
    正常化する取り組みにも着手いたしました。

    いかなる機関や団体の特権も、
    市民の普遍的な権利より優先されてはなりません。
    財政赤字を正し、行政サービスを効率化するために、
    無分別な民間委託や天下りの人事システムなどを
    正すためにも、険しい道のりを歩み出しました。

    さらに、社会的階層の移動を可能にするはしごを修復し、
    低下してしまった都市総合力ランキングを5位まで回復させることを目標に掲げ、
    ソウル市政マスタープラン「ソウルビジョン2030」も策定いたしました。

    これまでの9か月間は、計画したことを達成するための礎を築き、
    10年間逆戻りしていたソウルの時計の針を
    正しい方向に戻すための基礎固めをするための期間でした。
    2022年は、「公正都市ソウル」に向けて
    本格始動する一年となるでしょう。
    さらに、新型コロナウイルス感染拡大防止と市民生活の基礎である景気の回復により
    ソウル市民の皆様が一日も早く穏やかな日常を取り戻すことができるよう、
    「ソウルビジョン2030」を通して提示した政策を、
    一つ一つ実行に移し、具体的な成果を上げてまいります。

    また、「ソウル市立て直し」により
    過去に後退してしまった市政を、未来に向けて
    正常化することも、滞りなく進めてまいります。


    第一に、新型コロナウイルス感染拡大防止と市民生活のための景気回復に総力を挙げます。

    新型コロナウイルス感染拡大により厳しい状況を迎えている現在、
    防疫を最優先課題とし、市政の能力を集中させます。


    まず、一日も早く現在の危機を克服することができるよう、
    新型コロナウイルス感染症の専門病床の確保に最善を尽くします。

    ソウル市立病院の力を結集し、民間病院とも協力することで、
    1,813病床を追加確保して合計4,399病床を運営し、
    妊婦患者の治療が可能な「母性専門病床」と
    「透析患者のための特化病床」も別途に用意いたします。

    そして医療や行政の人材を大幅に追加投入することで
    健康モニタリングと治療が同時にできる
    安定した「在宅治療システム」を定着させます。

    在宅療養者が対面診療及び抗体治療を受けることができる
    「新型コロナウイルス感染症外来診療センター」を現在の3か所から10か所に拡大し、
    在宅療養者に緊急事態が発生した場合、迅速に治療を受けることができるよう
    「新型コロナウイルス感染症緊急医療システム」を完備します。

    また、「訪問する選別診療所」、「ソウル市直営検査所」を
    現在の各圏域当たり4か所から8か所にまで増やします。
    「検査待機予約システム」を構築し、
    市民が検査を受けるための待ち時間を減らせるようにします。

    小規模事業者と自営業者が一日も早く新型コロナウイルス感染症を克服し、
    より良い未来を思い描くことができるように、最善を尽くします。


    50万を超えるソウル市内の小規模事業者の店舗は、
    早朝から夜遅くまで、ソウルの経済を灯す役割を果たしてきました。

    ところが2年近く続く新型コロナウイルス感染拡大により
    売上は大幅に減少し、負債が急増してしまうなど、
    現在、自営業者及び小規模事業者は、多大な経営リスクを抱えています。

    長期化する危機的状況の中、より根本的な対策が必要とされています。
    これを受けてソウル市は、中央政府の損失補償の足りない部分を補い、
    小規模事業者に対して、より手厚く、より多くの支援を行うべく、
    多方面にわたって努力してまいります。
    2022年の2月からは、年間売上2億ウォン未満の零細な小規模事業者には、
    店舗賃料のため80万ウォンを給付する
    「ソウル小規模事業者生存資金」事業を実施します。

    小規模事業者が新型コロナ危機を克服するための支援として、
    2021年には長期低金利資金の支援と信用保証を実施しましたが、
    2022年にも、経営危機に瀕している小企業や小規模事業者を対象に
    1兆ウォン規模の「『4無』安心金融」を実行し、
    必要な資金を適宜提供します。

    ウィズコロナ時代を迎えて
    オンラインショッピングモール「eソウルサランショップ#」に、7万の小規模事業者を入居させ、
    小規模事業者の店舗がオンライン市場に参入できるよう体系的に支援するとともに、
    ソウルサラン商品券の決済機能を連動させることにより、
    伝統市場で働く人々と小規模事業者の売上増大に役立つよう努めます。

    さらに、ヨントラルパーク、シャロスキルなど
    個性的な「ローカルブランド」の地域商圏7か所を育成し、
    小規模事業者と自営業者の経済活動に活力を吹き込みます。


    第二に、ソウル市民の生活を支え、セーフティネットを強化する
    ソウル型安心福祉のはしごをつくってまいります。

    まず、所得格差と景気悪化により厳しい状況に立たされている
    低所得者層を保護し、
    社会的弱者層への支援を強化することで、
    市民が体感できる温かみのある安心福祉を実現いたします。


    困難に直面している世帯をより手厚くサポートするピラミッド型の未来型福祉システムである
    「ソウル安心所得」を、2022年から2024年まで、800世帯を対象に支援いたします。

    3年間のテスト事業として、最初の一歩を踏み出す「ソウル安心所得」は、
    福祉政策の死角に位置し、恩恵を十分に受けられない低所得層の生計を現実的に保護し、
    彼らが希望を抱くことのできる、正義にかなった福祉の出発点になると考えています。

    低所得者層などを対象とした
    ソウル型オンライン教育プラットフォーム「ソウルラーン」を拡大・強化することで
    高品質な教育コンテンツへのアクセスを容易にするとともに、
    若者のための就業・創業コンテンツも提供することで、
    教育による社会移動のはしごを盤石なものにしていきます。

    さらに、全人口の約13%を占めているにもかかわらず、
    教育と福祉政策から疎外されている
    境界知能(グレーゾーン)の人々の自立と社会参加を促すために、
    「境界知能向け生涯教育支援センター」も設立します。

    また、スマートバンドやモバイルアプリを活用した
    ソウル型スマートヘルスケアサービス
    「オンソウル健康ON」事業が、2022年から本格的に始まります。
    現在、参加者は5万人ですが、これを徐々に増やし、
    すべての市民がいつでもどこでも、自分でヘルスケアができる
    市民健康都市を目指します。

    ソウル市の超少子化問題を解決すべく、
    子育てしやすいソウルをつくります。


    国公立保育園の割合が低いカンナム(江南)以外の地域を集中して支援し、
    長期的に保育園全体のうち、国公立の割合を50%まで引き上げることで、
    地域格差のない「一緒に子育てするソウル」を作ります。

    国公立、民間、家庭保育園のどこを利用しても
    安心して子供を預けることができる保育コミュニティを作るために
    「ソウル型共有保育園」のコミュニティをソウル市全域40か所まで拡大します。

    また、誰でも利用できる
    低価格で安全な「ソウル安心キッズカフェ」をソウル全域に設立し、
    新型コロナウイルス感染症による子育ての負担を軽減し、
    子供たちが遊びまわることができる権利を保障します。

    この社会に蔓延しているアンフェアで不平等な状況に絶望している若者世代のために、
    雇用、住居、金融など、総合支援政策を実施します。


    今、若者たちにとって最も重要な問題は、雇用です。
    若者の未来、ソウルの経済は
    結局、雇用の問題に帰結します。ですから、
    起業しやすく、創業の希望にあふれるソウルを作らなければなりません。

    2021年にスタートした「青年就業士官学校」について、
    2022年に追加で3か所、2025年までに合計10か所をさらに開館し、
    企業が求める、第4次産業革命に対応できるデジタル人材を養成します。

    創業への意志と売り込みたいものはあるけれど、
    資金とノウハウが不足している
    若者創業家予備軍を選定してローカルなベンチャー事業を支援し、
    スタートアップ企業がユニコーン企業へと成長できるよう、
    国際レベルの創業エコシステムを造成するなど
    「創業しやすい青年都市」を作ります。

    孤立した若者、引きこもりの若者を中心に「心の健康」事業を推進し、
    健全な資産形成のための「ヤング財テク」1:1財務相談支援対象を
    大幅に拡大します。

    さらに、国のために犠牲を払った若者たちが
    日常生活に一日も早く復帰し、公正な社会進出ができるように支援するため、
    負傷した除隊軍人に対するワンストップ相談窓口と記念空間を運営し、
    「ナラサラン青年賞」を新設します。


    第三に、カオスと化している住宅市場を迅速に正常化させ、
    都市計画の新しい礎を築きます。

    まず、良質な住宅を安定的に供給するため、
    再開発・再建築事業による住宅供給を、継続して進めます。

    2021年、ソウル市は「迅速統合企画」を適用すべき
    民間再開発候補地を公募しましたが、その結果、
    合計102区域が事業への参加を申し込むなど
    住宅供給と住宅環境の改善に対する
    市民からの強い要求を確認することができました。

    再開発により、毎年2万6千世帯の新規住宅供給が
    目標通り滞りなく成し遂げられるよう、
    2022年も「迅速統合企画」民間再開発公募を進めていきます。

    申請区域ごとの緊急性と推進への意気込みなどを綿密に把握して対象地を選び、
    迅速な住宅整備が行われるよう努めます。
    主要な再建築団地に対する行政手続きを再開するため、
    住民の声に耳を傾ける一方で、
    これまで開発から疎外されてきた都市再生地域においても、
    老朽化した住環境を改善し、住宅供給を促進する計画です。

    民間の土地と公共の財源を組み合わせた「共生住宅」、
    地主たちが一定面積以上を集めて共同住宅を建てると、
    インセンティブを与える「モア住宅」など、
    新しいタイプの住宅供給モデルも積極的に推し進め、
    真の都市再生とソウル市民の住居安定を目指します。

    そして今年2022年、未来のソウルの空間構造と発展の方向性を示す
    最上位都市計画「2040 ソウル都市基本計画」を発表いたします。


    まず、機能が複合化されている未来都市を構築することができるよう、
    従来の用途地域制度を改善・発展させ、
    デジタルイノベーションにより変化する市民のライフスタイルを反映した
    都市計画を策定します。

    ヨンサン(龍山)国際業務地区の造成を本格的に推進し、
    ハンガン(漢江)を含む75の支流の水辺空間を活性化することで、
    ソウルの空間構造を改編します。
    チャンドン(倉洞)とサンゲドン(上渓洞)地域は、
    複合文化施設を備えた新経済中心地とし、
    スセク(水色)とDMC、マゴク(麻谷)一帯は
    大企業と中小企業が共生する新経済拠点にいたします。
    クァンファムン(光化門)広場も2022年、歩行者中心の歴史・文化空間として生まれ変わります。

    これまでにも都市再生事業は進められてきましたが、
    依然として老朽化しているセウン(世運)地区を正常化するため、
    現在171に分けられているセウン(世運)一帯を再び統合開発という観点から捉え直し、
    容積率、高さ調整など様々なインセンティブを提供することにより、
    新産業と住居、緑地帯が融合・複合したテクノロジーシティへと生まれ変わるよう、
    統合的な管理方針と整備計画を策定します。


    第四に、ソウルを、企業が集まり雇用が創出される
    魅力あふれる都市、未来の感性都市へとデザインしてまいります。

    第4次産業革命への「パラダイムシフトの時代」に相応しい企業環境づくりに取り組みます。

    新成長戦略産業やイノベーションスタートアップの育成を加速化し、
    企業のイノベーションを妨げる規制は積極的に撤廃することで、
    ソウルを再びアジア経済のハブ、
    ユニコーン企業育成における北東アジアの拠点へと跳躍させます。

    「香港国家安全維持法」の成立以降、グローバル金融企業が香港から離れていくなか、
    アジアの金融ハブを先んじて確保するため
    世界各都市の競争が、激しさを増しています。
    そのなかで、ソウル市は都市レベルの投資誘致専門機関「ソウル投資庁」を設立し、
    ヨイド(汝矣島)に「デジタル金融中心地」を造成することで、
    海外企業や金融機関の誘致に本格的に乗り出しています。

    これらの努力を通じて2022年に、
    GFCI(世界金融センター指数)の順位を10位以内に引き上げるとともに、
    2030年までに海外の金融会社100社を新たに誘致し、
    ソウルが外国からの直接投資の橋頭堡になるよう、全力を尽くします。

    ソウルの強みといえる文化・コンテンツ産業を集中的に支援し、
    魅力的な「ビューティソウル」を作ってまいります。


    K-POPやK-ドラマを中心としたK-ライフスタイルは、
    今では流行に留まらず、世界各国の日常となりつつあります。
    これらの流れに合わせ、
    韓流によって広まったソウルの美を観光商品と組み合わせることで
    シナジー効果を生み出し、ソウルならではのトレンドを構築してまいります。

    DDPを中心にトンデムン(東大門)一帯に「ビューティ複合文化空間」を造成し、
    ホンデ(弘大)、ソンス(聖水)、カロスキルには
    ソウルの持つビューティの魅力を体験できる空間をつくります。
    ソウルファッションウィークと連携した「ソウルビューティウィーク」も開催し、
    新型コロナウイルス感染症以降、低迷している美容・観光業界にも活力を与えます。

    交通が不便な地域に、都市鉄道網を迅速に拡充し、
    自律走行の未来を実現してまいります。


    クァナク(冠岳)、トンジャク(銅雀)地域のアクセシビリティ向上のために
    長年工事が行われてきた「シンリム(新林)線軽電鉄」を滞りなく開通させ、
    カンブク(江北)横断線、モクトン(木洞)線、ナンゴク(蘭谷)線、ミョンモク(面牧)線鉄道網の拡充が
    迅速に進められるよう努力いたします。

    2022年から、チョンゲチョン(清渓川)一帯では自律走行バスが、
    カンナム(江南)では自律走行「ロボタクシー」が運行されます。

    完璧な実証がなされているサンアムドン(上岩洞)一帯とともに、
    カンナム(江南)、ヨイド(汝矣島)、マゴク(麻谷)にまで自律走行車の拠点を拡大し、
    ソウル全域において自律走行が可能な環境づくりを行うことで、
    2026年には自律走行都市TOP5にランクインできるようにいたします。

    気候変動を乗り越えるための「2050年カーボンニュートラル」の実現に向けて
    徹底的に取り組み、さらなるクリーンシティを作ります。


    電気自動車の充電設備3万5千台を追加して、市内に広く行き渡らせ、
    環境にやさしい運送手段を利用する市民の皆様が不便を感じないようにいたします。
    内燃機関車のない都市づくりのために、2022年に電気自動車2万7千台を普及させ、
    2025年に電気自動車27万台を達成するための努力も続けます。

    老朽化した建物2万8千軒を対象に
    エネルギー効率化事業を大々的に展開し、
    まずソウル市の温室効果ガス排出量の68%を占める建物分野において、
    実質的な減量が現れるようにします。

    使い捨てのカップや包装材のない店舗をさらに増やし、
    使い捨て用品を年間2億個以上減らす
    「ゼロ・ウェイスト・プロジェクト」も本格稼働します。

    また、緑の公園や緑地を確保するために
    森林と水辺空間を都心の緑地空間と繋ぎ、
    これまで捨てられてきた雨水や地下水などを先端技術と組み合わせることで
    豊かな水資源として確保します。

    最後に、ソウル市を立て直すための努力は休むことなく続けてまいります。
    2022年も妥協せず、公正都市ソウルの礎を築いてまいります。


    これまでお話したすべての計画は、
    ソウル市が立て直された後に、ようやく実現できるものです。

    2021年、ソウル市を正常化する過程で、
    多くの反発と抵抗がありましたが、
    それを克服し、少しずつ正しい方向へと進んでいます。

    既に問題視されてきた民間委託と補助金問題、
    天下り先を作るためのやみくもな傘下機関の設置、
    放漫な行政運営など、
    不当な方法で市民の血税を浪費し、市民に不便を強いる、
    不合理な規制や非常識な制度をなくします。

    市民のためだという名目の下に行われてきたアンフェアなことは、
    もはや、ここソウル市に存在してはなりません。
    希望に満ちた新しい春を迎えることができるよう、積もった埃は払い落とします。

    敬愛なるソウル市民の皆様、そしてソウル市の家族の皆様!

    新型コロナウイルス感染症がなかなか終息せず、
    厳しい状況に立たされている中で
    大変重い気持ちをもって新年を迎えることとなりました。

    2022年は何より市民の安全を守り、
    景気回復のために市政の能力を集中させます。

    また、世界をリードする超一流の都市へと成長できるよう、
    基礎づくりにも努力を続けます。
    私たちが夢に描き、熱望する「ソウル」は、
    単なる理想やビジョンに留まるものではありません。

    「有志竟成(ゆうしきょうせい)」、
    何かやり遂げるべき目標を持ち、それに向かって不断の努力を続ければ、
    ついにはその通り成し遂げられるという意味です。

    新年には必ずソウル市を立て直し、
    「ソウルビジョン2030」を力強く実現し、
    誰でも機会が与えられるソウル、
    人と企業、投資が集まる魅力的なソウルを
    現実のものにしてまいります。

    改めて、壬寅年の新年、明けましておめでとうございます。
    一千万人のソウル市民の皆様の願いや夢が叶えられる、
    健康と幸福に恵まれた一年となることを心より願います。