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福祉/健康/安全ニュース

  • 新型コロナ、完全な日常へ「さらにもう一歩」

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    • 8月31日を起点に新型コロナ「4級感染病」に切り替え…感染高リスク施設・集団保護のため「警戒」レベル及び室内マスクなどの措置は現行のまま維持
    新型コロナが、インフルエンザと同じ4級感染病に切り替わる。


    中央事故収拾本部は、新型コロナの危険度(致命率)が大きく下がり、この夏において感染の勢いが鈍化したことを受け、8月31日を起点として、新型コロナを4級感染病に切り替え、これによって全数監視から標本監視に切り替わる。

    なお、感染に脆弱な高リスク集団・施設の保護と各部署レベルで有機的に対応するため、「警戒」レベルは維持する。また、感染高リスク群を保護するため、病院級の医療機関・入所型感染脆弱施設内のマスク着用義務は維持し、全国民に対する治療薬・ワクチンの無償支援と重症患者の入院治療費の一部、優先順位に対する検査費用支援など、高リスク群に対する政府支援システムは引き続き維持する予定だ。

    韓国の感染病分類システム

    韓国の感染病分類システム
    等級 定義 種類 ただし書き 特徴
    通報 隔離
    1級 致命率が高かったり集団発生のリスクが大きく、高水準の隔離が必要な感染病 エボラウイルス病、天然痘など 疾病管理庁長が
    保健福祉部長官と協議して指定可能
    全数監視 陰圧隔離
    2級 隔離が必要な感染病 結核、水痘など 隔離
    3級 発生または流行した場合、24時間以内に通報しなければならない感染病 破傷風、B型肝炎など
    4級 第1級~第3級の感染病以外に標本監視活動が必要な感染病 インフルエンザ、手足口病など 疾病管理庁長が指定可能 標本監視

     

    新型コロナ等級の調整経過

    新型コロナ等級の調整経過
    区分 2020年1月~ 2022年4月~ 2023年8月31日~
    新型コロナ等級 第1級感染病
    (新種感染病症候群)
    第2級感染病
    (疾病管理庁長が指定)
    第4級感染病
    (疾病管理庁長が指定)

     

    4級感染病への切り替えと2段階切り替えによる主な変更事項

    感染病等級の調整(2級→4級)

    感染病等級の調整(2級→4級)
    区分 変更前 感染病等級を調整した場合(2級→4級、8月31日)
    マスク ▸病院級の医療機関と
    入所型感染脆弱施設は義務着用
    ▸現行維持
    病床 ▸指定病床を運営 ▸現行維持
    治療薬 ▸無償供給 ▸現行維持
    予防接種 ▸誰でも無料接種 ▸現行維持
    入院治療費 ▸すべての入院患者を支援 ▸重症患者に限り一部支援を維持
    生活支援費
    有給休暇費
    ▸中位所得100%以下の世帯
    ▸従事者数30人未満の企業
    ▸支援終了
    検査費用 ▸優先順位に対するPCR国費支援
    ▸医療機関に対するPCR・RAT健康保険公団支援
    (有症状者)
    ▸優先順位に対するPCR国費支援維持
    * (保健所)60歳以上、感染脆弱施設の従事者、医療機関の入院患者と保護者など
    ▸経口治療薬処方群(外来PCR・RAT、入院PCR)、救急救命室・重患者室の在院患者(入院PCR・RAT)
    在宅/外来 ▸ワンストップ診療機関の指定
    ▸在宅治療を支援(医院の電話相談料など)
    ▸ワンストップ診療機関の指定解除
    ▸在宅治療支援終了
    監視・統計 ▸全数監視 ▸陽性判定者を監視
    対応システム ▸中央事故収拾本部(福祉部)・中央防疫対策本部(疾病管理庁)・地域対策本部システム ▸現行維持

     

    危機レベル引き下げ(警戒→注意)

    危機レベル引き下げ(警戒→注意)
    区分 現行(2級→4級、8月31日以降) 危機レベルを引き下げた場合(警戒→注意)
    検査費用 ▸優先順位に対するPCR無償支援
    ▸経口治療薬処方群(外来PCR・RAT、入院PCR)、救急救命室・重患者室の在院患者(入院PCR・RAT)
    ▸優先順位に対するPCR無償支援終了
    ▸経口治療薬(外来PCR、入院PCR)、救急救命室・重患者室の在院患者(入院PCR・RAT)
    * 経口治療薬処方群に対する外来RAT健康保険公団支援終了
    診断・検査 ▸選別診療所の運営 ▸選別診療所の運営終了
    対応システム ▸中央事故収拾本部(福祉部)・中央防疫対策本部(疾病管理庁)・地域対策本部システム ▸中央防疫対策本部(疾病管理庁)システム