41年間、一般人の立ち入りと利用が徹底的に制限されていた1級保安施設のマポ(麻浦)石油備蓄基地が、2017年9月1日、お祭りと公演、展示、マーケットが行われる環境にやさしい複合文化空間として新しくオープンした。
ソウル市は、市民が主導的に生産して共有する各種市民参加プログラムを文化備蓄基地にて運営している。
○ 家族みんなのライフスタイル、月市場
– 月が出る時間に開かれる「月市場」は、使い捨て物品を使用しない環境にやさしい市民市場だ。毎月第2土曜日に文化マダンで開かれ、地域住民と社会的経済企業、地域の青年芸術家が一緒になって作り上げる市場で、最初の月市場は2017年9月9日(土)17時から21時まで運営する。自分用のコップとエコバッグを持って、月市場行ってみよう!
○ 都市遊牧民のための自転車音楽祭、動く自転車都市@文化備蓄基地
– 自転車につながったレストランにて行われる「物語がある食卓」、巨大なタイヤと自転車でできた「動く遊び場」と様々な芸術公演が設けられる自転車音楽祭は、2017年9月9日(土)月市場と同時に行われる。
○ プロジェクト飛ぶ@サーカス「オールバウンス」
– 文化備蓄基地に落ちたトランポリン飛行船。再び空を飛べるようになるには、風船のエネルギーが必要だ! 「オールバウンス」は、観客の助けを借りてトランポリンの上を飛び回りパフォーマンスを繰り広げる、観客参加型サーカス公演で、2017年9月9日(土)16時から文化マダンで行われる。
○ パムトッケビナイトマーケット@文化備蓄基地
– 様々な食べ物やハンドメイド商品を売るナイトマーケットが、9月23日から10月28日まで毎週金・土曜日の夜に開かれる。
○ 2017ソウル建築文化祭(テーマ:境界をなくす)
– 9月1日から9月24日まで、T1では今年の建築家とハンガン(漢江)建築賞展を、T6では第25回ソウル市建築賞と建築ストーリーテリング展などの多彩な作品展示を観覧できる。
○ メボンサン(山)生態遊び地図製作ワークショップ
– 文化備蓄基地を取り囲んでいるメボンサン(山)散策路に沿って歩き、山の生態環境調査や自然遊びを行う「メボンサン(山)生態遊び地図製作ワークショップ」が開かれる。2017年9月6日から10月19日まで、毎週水・木曜日の10時から13時まで12回行われる。
○ マジックを通じた環境学習「魔法の備蓄基地」
– こども環境マジックワークショップで、火、水、木などの自然のものと文化備蓄基地のスペースを利用してマジックを披露し、身につける時間を持つ。文化備蓄基地T6コミュニティセンター創意ラボで、2017年9月16日(土)から17日(日)までの2日間行われる。
「文化備蓄基地」は地下鉄6号線ワールドカップ・キョンギジャン駅から徒歩約7分の距離に位置している。文化備蓄基地を取り囲んでいるメボンサン(山)の尾根に沿って散策路も造成されており、メボンサン(山)頂上展望台(93.9m)からは、文化備蓄基地はもちろんワールドカップ競技場やマポ(麻浦)区一帯を一望できる。2017年10月14日から15日までの2日間は、「オープン記念市民まつり」が開かれる予定だ。