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経済/投資

ソウル市、2024年の世界の都市総合力「第6位」

経済ニュース

2024/12/17 348

ソウル市、2024年の世界の都市総合力「第6位」

ソウル市、日本の森記念財団が発表した2024年の世界の都市総合力ランキング(GPCI)で「第6位」にランクイン 評価分野のうち、交通・アクセス、居住、研究・開発の3分野で前年比上昇 ソウル市は、民選8期における積極的な政策の推進により、2024年「世界の都市総合力ランキング」で、世界48の主要都市のうち、6番目に高い総合スコアを獲得した。 「GPCI」とは、「都市総合力」の観点から△経済、△研究・開発、△文化・交流、△居住、△環境、△交通・アクセスの6分野における26指標グループと70指標を活用して複眼的に分析・評価するために作られた指数です。 オ・セフン(呉世勲)ソウル市長は、都市総合力ランキングで第5位を目指し、再開発・再建築事業の活性化などを通じて住宅供給を拡大するとともに、住居の安定を図り、気候同行カードやハンガン(漢江)バスの導入、夜明け同行・自律走行バスなど、交通のインフラ拡充のために様々な政策を推進してきた。 また、ソウルビジョン2030ファンドを通じて創造産業、AI、バイオなど未来の有望な産業への果敢な投資を行い、先端産業のグローバル人材の誘致にも積極的に取り組むなど、技術革新やスタートアップのエコシステムを活性化するための政策も実施してきた。ソウル市のこのような努力が実り、交通・アクセス、居住、研究・開発分野のスコアが上昇するとともに、総合力ランキング6位にランクインするに至った。 <分野別指標グループ及びソウル市の順位(2023-2024)> 分野別指標グループ及びソウル市の順位(2023-2024) – 区分、経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセス 区分 経済 研究・開発 文化・交流 居住 環境 交通・アクセス 指標グループ 市場の規模、 市場の魅力経済の集積、 人的集積、ビジネス環境、 ビジネスの容易性 研究集積、 研究環境、 イノベーション 発信力、観光資源、文化施設受入環境、外国人受入実績 就業環境、 居住コスト、 安全・安心、 生活良好性、 生活利便性 持続可能性、空気環境、 都市環境 国際ネットワーク、航空キャパシティ、都市内交通、移動の快適性 ’23 15位 6位 11位 36位 14位 20位 ’24 19位(4↓) 5位(1↑) 16位(5↓) 35位(1↑) 17位(3↓) 16位(4↑)   [世界の都市総合力ランキング第5位を目標にソウルビジョンをブリーフィングしているオ・セフン(呉世勲)ソウル市長] [ロンドン、ニューヨークなどに比べ、ソウルに足りなかった水上交通分野の競争力を高めてくれる「ハンガン(漢江)バス」(イメージ)] 2024-GPCIの順位 ※ 出典:森記念財団(2013.10)、 Global...   Read more
ソウル市、CESで過去最大規模の「ソウル統合館」運営…イノベーションアワードも過去最多受賞

経済ニュース

2024/12/16 418

ソウル市、CESで過去最大規模の「ソウル統合館」運営…イノベーションアワードも過去最多受賞

2025年1月7日~10日開催予定の米CES 2025で展示館を前年比約1.5倍の1,040㎡に拡大 ソウル統合館出展社のうちCESイノベーションアワードのコンサルティングを受けた21社がイノベーションアワードを受賞予定 ソウル市が、世界最大の家電・情報通信技術(ICT)見本市「CES」でソウル所在スタートアップが参加する展示館としては過去最大規模の「ソウル統合館」を運営する。 ソウル市は、2025年1月7日(火)から10日(金)まで米国ラスベガスで開催される「CES 2025」のスタートアップ専用エリア「ユーレカ・パーク(Eureka Park)」に、前年比1.5倍を超える1,040㎡(約315坪)の「ソウル統合館」を造成すると発表した。 来年のCES 2025は、2020年からソウル市が「CES」に参加して運営してきたソウル統合館の規模だけではなく、ソウル所在出展社の中でイノベーションアワードを受賞する企業の数も21社と過去最大となる見通し。 市はCES 2025により、創業エコシステムの結集された能力をもとに、先端技術都市ソウルのAI、ライフスタイル、ヘルスケアなどの技術を披露し、投資家マッチング・グローバルコンテストなど会場で行われる様々なプログラムを活用してスタートアップのグローバル市場進出を支援する計画だ。 ソウル統合館の写真(1) ソウル統合館の写真(2)   CES 2025ソウル統合館に出展するイノベーションアワード受賞企業(21社) CES 2025ソウル統合館に出展するイノベーションアワード受賞企業(21社) – No., 企業名, 分野, 展示技術, 製品・技術写真, 受賞分野 No. 企業名 分野 展示技術 製品・技術写真 受賞分野 1 リードポイントシステム[SBA] データ・AI ミンティング管理ブロックチェーンプラットフォーム FinTech 2 APOLLON[SBA] ヘルスケア 近赤外線レーザーベースの血糖測定器 Digital Health 3 GenGenAI[SBA] データ・AI 生成AIベースのモビリティデータ生成プラットフォーム Artificial Intelligence 4 (株)MTSカンパニー[カンナム(江南)区庁] ヘルスケア がん診断のための補助遺伝子検査ソリューション Artificial Intelligence 5...   Read more
ソウル、世界の人々が訪れたい「最高のMICE都市」10年連続選定…名誉の殿堂入り

経済ニュース

2024/12/06 580

ソウル、世界の人々が訪れたい「最高のMICE都市」10年連続選定…名誉の殿堂入り

2024『グローバルトラベラー(GT)』読者が選ぶ賞を受賞、米・シンガポールなどMICE関連受賞相次ぐ MICE企業への支援、海外マーケティング、現地プロモーションなどでソウルの魅力を積極的に発信したことが功を奏し バイオ・医療、AI・ロボットなどの未来戦略分野はもちろん、認知度の高いビューティーやeスポーツ分野も積極的に誘致 世界数億人のファンが視聴したロールドカップ(リーグ・オブ・レジェンド・ワールドチャンピオンシップ)の決勝戦と数百万人のフォロワーを持つインフルエンサーがSNSでソウルを紹介したソウルコン、韓国版CESのスマートライフウィーク(SLW)をはじめとする様々な国際イベントやグループ旅行などの誘致・開催を成功させてきたソウル市が、今年も「最高のMICE都市(Best MICE City)」に選ばれた。これで10年連続の受賞となる。 ※ MICEは、企業等の会議(Meeting)、報奨・研修旅行(Incentive Travel)、国際会議(Convention)、展示会(Exhibition/Event)の頭文字をとった言葉。 ソウル市とソウル観光財団は、30万人が投票に参加した「2024グローバルトラベラー(GT)読者が選ぶ賞(Global Traveler Tested Reader Survey Awards)」で、ソウル市が10年連続で「最高のMICE都市」に選ばれ、「名誉の殿堂(Hall of Fame)」入りが確定したと明らかにした。 特に今年、「ソウル」はグローバルトラベラー(GT)10年連続受賞はもちろん、米国『Trazee Travel』のアワードである「最も好きな世界の都市」やシンガポールM&C Asia Stella Awardsの「アジア最高の展示会開催都市」など、世界的なMICE関連賞を相次いで受賞する快挙を成し遂げた。 ソウル市が国際的なMICE都市としての地位を獲得できた背景には、体系的な国内外のマーケティングがある。現在、ソウル市はMICE業界支援事業である「プラスソウル(PLUS SEOUL)」を通じ、MICEの誘致・開催時において、分野別に総合的な支援を行っている。また、海外MICE展示会への参加や現地プロモーションなどを通じて、MICE都市ソウルの魅力を発信している。 市の関係者はまた、ソウルといえば先端産業が連想されるよう、バイオ・医療、AI・ロボットなど未来戦略産業分野のMICEを集中的に誘致する方針だと述べた。 2024 GT Tested Reader Surveyアワード受賞イメージ 2024 GT Hall of Fame受賞イメージ   MICE関連受賞歴 ※ The Trazees 2024:アメリカのプレミアムMICE専門雑誌『グローバルトラベラー』の親会社であるFX Express Publicationsが2004年から主催する授賞式で、『Trazee Travel』の読者を対象に投票を行い、旅行産業各部門の受賞対象を選定・表彰している。 <受賞部門:Favorite Worldwide City (3年連続)> 積極的に旅行を楽しむミレニアル世代に、ソウルが今最も行ってみたいトレンディな都市として選ばれた。 賞牌 ※ M&C Asia Stella Awards:...   Read more
ソウル市、4カ国の都市鉄道政策決定者を招聘し研修実施

経済ニュース

2024/10/30 334

ソウル市、4カ国の都市鉄道政策決定者を招聘し研修実施

10月27日(日)~11月2日(土)、モンゴル、モロッコ、ブラジルなど4カ国の開発途上国から都市鉄道の政策関係者を招待 「弱者との同行」政策を世界に拡大、ソウル市の都市鉄道建設・運営技術を伝授 ソウル市は、ソウルの高度な交通システムと都市鉄道政策を共有し、国際協力と交流を強化するため、アジア、北アフリカ、南米の3大陸にわたる4カ国の主要都市から都市鉄道政策決定権者を招待し、「海外都市鉄道関係者研修」プログラムを10月27日(日)から11月2日(土)までの7日間実施すると発表した。 研修プログラムの参加者は、各国の主要都市で鉄道分野の政策を策定し、建設・運営に携わる主要機関の決定権者であり、韓国の関連企業から推薦を受けた。審議委員会はその専門性と経歴を考慮した上でモンゴルのウランバートル、ブラジルのサンパウロ、モロッコのラバト、インドネシアのジャカルタの関係者を最終的に選定した。これらの都市は、交通問題を解決する上で潜在能力を秘めており、その交通インフラの改善に大きな影響を与えることができると判断された。 ソウル市は「弱者との同行」という基調をグローバルに展開し、今回のプログラムを通じて都市鉄道の計画や建設のノウハウ、運営管理システムを紹介する。また、建設中の現場と電動車製造会社の見学を通じて実質的な経験を共有し、各国と都市間都市鉄道の交流と協力発展方法についてディスカッションを行う。 2023年海外都市鉄道関係者研修の様子 ソウル市交通情報センター(TOPIS)見学 ソウル交通公社(シンジョン(新亭)車両基地)見学 シンリム(新林)線に乗車 交流・協力の発展方法についてディスカッション