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環境/エネルギー

世界が認めた試験・検査能力、保健環境研究院の国際的な成果!

環境/エネルギーニュース

2025/03/04 252

世界が認めた試験・検査能力、保健環境研究院の国際的な成果!

4分野の国際的な技能試験に参加し131項目で「満足」、14分野の国内技能試験145項目で「適合」評価受け国際レベルの分析能力を証明 環境から食品・畜産物・感染症・家畜の病気まで…幅広い分析能力を確認 検証済みの分析能力活かし市民に精密で信頼性の高い試験・検査サービス提供 保健環境研究院(以下「研究院」)は、国際レベルの分析能力を備えて信頼性を確保するため、毎年国内外の外部精度管理技能試験に参加している。特に、国際的な権威を持つ外部精度管理機関のERA、AAFCO、FAPAS*が主管するプログラムに参加し、国際レベルの分析能力を認められたと明らかにした。 ※ ERA : Environmental Resource Associate、米国環境資源協会主管の評価(環境分野)※ AAFCO : Association of American Feed Control Officials、米国飼料検査官協会主管の評価(畜産物(飼料)分野)※ FAPAS : Food analysis performance assessment scheme、英国食料環境研究庁主管の評価(畜産物(飼料)分野) ERA、AAFCO、FAPASなどの国際的な外部精度管理技能試験は、毎年世界中の政府研究機関などが参加し、試験分析能力を検証するプログラムで、評価結果によって測定・検査分野の精度と信頼性について国際的な認定を受けることができる。 研究院は合計4分野(水質・飲料水・土壌・飼料)の技能試験に参加し、131項目(残留農薬、重金属、有機化合物、カビ毒素など)で「満足」の評価を受け、様々な有害物質に対する分析能力を認定された。 また、研究院は毎年、国立環境科学院、食品医薬品安全処、疾病管理庁、農林畜産検疫本部などが主管する様々な国内の技能試験でも「適合」の判定を受け、試験・検査機関として優れた分析能力を認められている。 ソウル市は、継続的な分析能力の向上と品質管理を通じて、市民により信頼性の高い科学的検証データを提供し、市民の生活の質を高められるように努力する方針を明らかにした。 国際的な精度管理認定書 [飲料水分野] [水質分野] [土壌分野] [飼料分野] 2024年の国内外試験・検査技能試験参加結果 2024年の国内外試験・検査技能試験参加結果 – 区分、機関、分野、分析項目(数) 区分 機関 分野 分析項目(数) 国外 米国環境資源協会(ERA) 環境 水質 21 飲料水 15 土壌 12 米国飼料検査官協会(AAFCO) 畜産物 飼料 82...   Read more
ソウル市、水素自動車の購入支援を開始…環境と経済性の一石二鳥を叶える

環境/エネルギーニュース

2025/01/22 1,541

ソウル市、水素自動車の購入支援を開始…環境と経済性の一石二鳥を叶える

「2025カーボンニュートラル」の実現に向け水素自動車の普及拡大…1月20日(月)から乗用車補助金申請を開始 水素乗用車160台普及…購入価格約7,000万ウォンのうち2,950万ウォンを補助金として支援 水素自動車を購入した場合、租税の減免(660万ウォン)、通行料の免除など多岐にわたる追加優遇措置も ソウル市は、ソウル市の温室効果ガス排出量の17.6%を占める輸送部門を改善すべく、水素モビリティのエコシステム構築に乗り出す。水素自動車の購入補助金支援をはじめ、租税の減免などさまざまな優遇措置とともに、水素ステーションの拡大・充実化も進める計画だ。 補助金を申請できる車種は、中型SUV「NEXO(ネッソ、現代自動車)」である。水素乗用車補助金として、市費・国費より計2,950万ウォン/台が支援される。 メーカー 燃料 1回充填走行距離(㎞) 充填時間 自動車価格 エネルギー消費効率(km/kg) 現代自動車(株) 水素 609(1回充填量6kg) 5分 約7,000万ウォン 96.2(17″)93.7(19″)※( ):タイヤ内径 水素自動車を購入すると、補助金2.950万ウォンの支援を受けることができるほか、租税減免(最大660万ウォン)、公営駐車場の駐車料金割引・ナムサン(南山)トンネルの混雑通行料免除など、多岐にわたる優遇措置を受けられる。 水素乗用車の補助金の申請は、水素自動車の製造・販売会社が代行するため、購入者は20日(月)以降より契約を結ぶだけでよい。ただし、申請した日から2か月以内に自動車が出庫可能でなければならない。 詳細に関するお問い合わせは、☎120茶山(ダサン)・コールセンターで受け付けており、環境部の無公害車統合ホームページ(韓国語)(ev.or.kr) などでも確認できる。
2024年のソウル地域PM2.5(微小粒子状物質)濃度、観測史上最低を記録…「悪い」日数最低値

環境/エネルギーニュース

2025/01/14 829

2024年のソウル地域PM2.5(微小粒子状物質)濃度、観測史上最低を記録…「悪い」日数最低値

観測開始年比PM2.5「良好」日数が2倍以上に増加、「悪い」日数は約1/3減少 ソウルの全市内バスをCNGバスに切り替え、老朽化したディーゼル車の早期廃車・ディーゼル微粒子除去装置の装着など52万台 冬季のPM2.5季節管理制稼働、排出ガス5等級車両の運行制限など低減対策を実施 □ 2024年のソウル地域の大気質は、2008年の観測開始以来最も良好だったことが明らかになった。微小粒子状物質(PM2.5)の年平均濃度は、2008年26㎍/㎥に対して約32%減少した17.6㎍/㎥であり、PM2.5が「良好」だった日は176日と、2008年の86日と比べ2倍以上の増加を記録した。「悪い」段階を超えた日数は24日で、約1/3の減少を示した。 ※ 良好(0~15㎍/㎥)、普通(16~35㎍/㎥)、悪い(36~75㎍/㎥)、 非常に悪い(75㎍/㎥以上) □ ソウル市はまず、ソウル市内のディーゼル市内バスを圧縮天然ガスを燃料とするCNGバスに順次切り替え、2014年に全市内バスの「脱ディーゼル化」を実現した。 □ 2003年からは、排気ガス5等級ディーゼル車を早期廃車したりディーゼル微粒子除去装置(DPF)装着車両に補助金を支給する「老朽化ディーゼル車低公害事業」も実施している。現在までに、約52万台に対する措置が完了している。 □ 低公害措置が施されていない排気ガス5等級車両に対しては、グリーン交通地域の常時運行制限、PM2.5非常低減措置発令時にソウル全域運行制限を課す制度も施行中だ。 □ 同時に、2015年から一般ボイラーより窒素酸化物排出量が88%少ない家庭用エコボイラー約41万台、電気自動車・水素自動車11万台普及、建設機械電動化事業、事業所の大気汚染物質総量規制及び防止施設設置支援など、低減対策も引き続き推進している。 □ 特に、2019年12月から実施中の「PM2.5季節管理制」は、大きな役割を果たしている。「PM2.5季節管理制」期間中、低公害措置が施されていない全国排気ガス5等級車両は、平日午前6時から午後9時の間、ソウルを運行できない。運行が摘発された場合は、1日10万ウォンの過料が科される。(毎年12月~翌年3月) □ その他にも、東風の流れ込み増加など気象条件の改善、中国北東部地域の大気質が改善した点も、PM2.5濃度が低下した原因に挙げられる。 □ ソウル市は今後も、市民に澄んだソウルの空を体感してもらえるよう、自動車、家庭、事業所、工事現場など発生源別の大気質改善対策に継続して取り組んでいく計画だ。
ソウル市「自転車通勤キャンペーン」に10万人参加、地球18周と同等

環境/エネルギーニュース

2024/11/19 512

ソウル市「自転車通勤キャンペーン」に10万人参加、地球18周と同等

今年4月・9月に開催された「自転車通勤キャンペーン」で10万人が72㎞を走行 温室効果ガス9万7千㎏-CO2削減効果…韓国エネルギー公団が寄付基金つくり社会的弱者を支援 ソウル市は今年の4月と9月の2回にわたり実施した自転車通勤キャンペーン「2024エネルギー・チャリティライド」に合計102,489人が参加し、726,975㎞を走ったと発表した。このキャンペーンにより、松の木約23,587本を植えた効果に匹敵する温室効果ガス約97,415㎏-CO2が削減された。 今年シーズン1(4月29日~5月24日)とシーズン2(9月2日~10月11日)が行われた「エネルギー・ チャリティライド」は、利用者が通勤時間帯(午前5時~10時、午後5時~11時)にタルンイやGCOO(シェアモビリティ)を利用すると自動的に参加したことになるイベント。今年は昨年に比べて6倍以上の人(2023年17,074人→2024年102,489人)が参加した。 韓国エネルギー公団ソウル地域本部は今回のキャンペーンを通じて総走行距離に比例する寄付基金をつくり、「愛の実」と連携してエネルギー弱者や独居老人の支援に活用する。また、同公団は寄付を希望する市民と協力して追加寄付を募り、ともに寄付を行う計画だ。 ○ エネルギー弱者と独居老人への寄付を希望する場合のお問い合わせは、韓国エネルギー公団ソウル地域本部(☎+82-2-2071-3816)まで。 駐輪場のタルンイ