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環境/エネルギー

3年連続でハンガン(漢江)の水質改善、ソウル市保健環境研究院の科学的管理が功奏す

環境/エネルギーニュース

2025/03/18 651

3年連続でハンガン(漢江)の水質改善、ソウル市保健環境研究院の科学的管理が功奏す

ソウル市保健環境研究院のデータ分析結果で水質指標が改善…ハンガン(漢江)の水質評価「良い」 下水処理施設の改善・リアルタイム水質監視システム構築で溶存酸素増加、全窒素・全リン減少 自然にやさしい水環境づくりに向けた「グレートハンガン(漢江)」…ハンガン(漢江)の自然性回復と水辺生態系の復元へ 研究院、リアルタイム水質監視を強化…ハンガン(漢江)バス正式運航やトライアスロン祭りに向けて徹底した水質検査実施 ソウル市保健環境研究院(以下「研究院」)の2024年ハンガン(漢江)水質調査の結果、主な水質指標が3年連続で改善傾向にあり、ハンガン(漢江)がますますきれいになっていることが分かった。 特に、溶存酸素量(DO)の増加に伴い生態系の健全性が回復しており、水質汚染の主な指標である全窒素(TN)と全リン(TP)の濃度は減少し、ハンガン(漢江)の水質が清浄に近い状態にあると分析された。 ○ 環境政策基本法の河川生活環境基準に基づく2024年のハンガン(漢江)水質評価では、溶存酸素(DO)指標で「非常に良い」、総有機炭素(TOC)指標で「良い」、全リン(TP)指標で「やや良い」という結果が示された。 ※ ハンガン(漢江)の主な水質指標の変化(2022~2024年)溶存酸素(DO):9.5㎎/L → 9.9㎎/L → 10.4㎎/L (増加)全窒素(TN):3.684㎎/L → 3.506㎎/L → 3.133㎎/L (減少)全リン(TP):0.071㎎/L → 0.068㎎/L → 0.061㎎/L (減少) * 溶存酸素(Dissolved oxygen, DO):水中に溶けている酸素の量、数値が高いほど水がきれいであることを示す全窒素(Total Nitrogen, TN):水中に含まれる窒素の総量、水質汚染の原因の一つで数値が低いほど水がきれいであることを示す全リン(Total Phosphors, TP):水中に含まれるリンの総量、水質汚染の原因の一つで数値が低いほど水がきれいであることを示す ○ 溶存酸素量(DO)はハンガン(漢江)内の生態系を活性化して水中生物の生息環境を改善する上で重要な要素であり、ハンガン(漢江)の溶存酸素量は2024年平均が10.4mg/Lで、これは河川水質基準の最高等級(DO 7.5mg/L以上)に該当する。 ○ 一方、水質汚染の主な指標である全窒素(TN)と全リン(TP)の濃度が低下したということは、汚染物質の流入が減少したことを意味する。 2024年にはソウルの年平均気温がこの10年間で最も高く、水温も3年連続で上昇したにもかかわらず、下水処理施設の改善やリアルタイム水質管理政策の成果により、ハンガン(漢江)の水質はむしろ改善された。 研究院はハンガン(漢江)水質リアルタイム監視システムを構築し、水質自動測定所で溶存酸素など計16項目の水質指標を24時間リアルタイムに測定、開かれたデータ広場(韓国語、https://data.seoul.go.kr/dataList/OA-15488/S/1/datasetView.do)にハンガン(漢江)の水質情報を直ちに掲載することで、市民がハンガン(漢江)の水質変化を直接確認できるようにしている。 特に、研究院は近々始まるハンガン(漢江)バスの正式運航や「第2回のんびりハンガン(漢江)トライアスロン祭り」開催の前に追加の水質検査を先行して行う。「のんびりハンガン(漢江)トライアスロン祭り」は昨年合計63万人が訪れるほど大人気を博した大規模イベントなだけに、事前・事後にハンガン(漢江)の水質管理を徹底し、市民が安全かつきれいな環境でハンガン(漢江)を楽しめるようにする方針だ。 ソウル市は市民が安心できる水環境づくりに努めており、2023年3月にハンガン(漢江)の自然性回復と水辺生態系の復元に向けた「グレートハンガン(漢江)」プロジェクトを発表し、ハンガン(漢江)を自然にやさしい空間にしようと一層の努力を注いでいる。
世界が認めた試験・検査能力、保健環境研究院の国際的な成果!

環境/エネルギーニュース

2025/03/04 866

世界が認めた試験・検査能力、保健環境研究院の国際的な成果!

4分野の国際的な技能試験に参加し131項目で「満足」、14分野の国内技能試験145項目で「適合」評価受け国際レベルの分析能力を証明 環境から食品・畜産物・感染症・家畜の病気まで…幅広い分析能力を確認 検証済みの分析能力活かし市民に精密で信頼性の高い試験・検査サービス提供 保健環境研究院(以下「研究院」)は、国際レベルの分析能力を備えて信頼性を確保するため、毎年国内外の外部精度管理技能試験に参加している。特に、国際的な権威を持つ外部精度管理機関のERA、AAFCO、FAPAS*が主管するプログラムに参加し、国際レベルの分析能力を認められたと明らかにした。 ※ ERA : Environmental Resource Associate、米国環境資源協会主管の評価(環境分野)※ AAFCO : Association of American Feed Control Officials、米国飼料検査官協会主管の評価(畜産物(飼料)分野)※ FAPAS : Food analysis performance assessment scheme、英国食料環境研究庁主管の評価(畜産物(飼料)分野) ERA、AAFCO、FAPASなどの国際的な外部精度管理技能試験は、毎年世界中の政府研究機関などが参加し、試験分析能力を検証するプログラムで、評価結果によって測定・検査分野の精度と信頼性について国際的な認定を受けることができる。 研究院は合計4分野(水質・飲料水・土壌・飼料)の技能試験に参加し、131項目(残留農薬、重金属、有機化合物、カビ毒素など)で「満足」の評価を受け、様々な有害物質に対する分析能力を認定された。 また、研究院は毎年、国立環境科学院、食品医薬品安全処、疾病管理庁、農林畜産検疫本部などが主管する様々な国内の技能試験でも「適合」の判定を受け、試験・検査機関として優れた分析能力を認められている。 ソウル市は、継続的な分析能力の向上と品質管理を通じて、市民により信頼性の高い科学的検証データを提供し、市民の生活の質を高められるように努力する方針を明らかにした。 国際的な精度管理認定書 [飲料水分野] [水質分野] [土壌分野] [飼料分野] 2024年の国内外試験・検査技能試験参加結果 2024年の国内外試験・検査技能試験参加結果 – 区分、機関、分野、分析項目(数) 区分 機関 分野 分析項目(数) 国外 米国環境資源協会(ERA) 環境 水質 21 飲料水 15 土壌 12 米国飼料検査官協会(AAFCO) 畜産物 飼料 82...   Read more
ソウル市、水素自動車の購入支援を開始…環境と経済性の一石二鳥を叶える

環境/エネルギーニュース

2025/01/22 1,607

ソウル市、水素自動車の購入支援を開始…環境と経済性の一石二鳥を叶える

「2025カーボンニュートラル」の実現に向け水素自動車の普及拡大…1月20日(月)から乗用車補助金申請を開始 水素乗用車160台普及…購入価格約7,000万ウォンのうち2,950万ウォンを補助金として支援 水素自動車を購入した場合、租税の減免(660万ウォン)、通行料の免除など多岐にわたる追加優遇措置も ソウル市は、ソウル市の温室効果ガス排出量の17.6%を占める輸送部門を改善すべく、水素モビリティのエコシステム構築に乗り出す。水素自動車の購入補助金支援をはじめ、租税の減免などさまざまな優遇措置とともに、水素ステーションの拡大・充実化も進める計画だ。 補助金を申請できる車種は、中型SUV「NEXO(ネッソ、現代自動車)」である。水素乗用車補助金として、市費・国費より計2,950万ウォン/台が支援される。 メーカー 燃料 1回充填走行距離(㎞) 充填時間 自動車価格 エネルギー消費効率(km/kg) 現代自動車(株) 水素 609(1回充填量6kg) 5分 約7,000万ウォン 96.2(17″)93.7(19″)※( ):タイヤ内径 水素自動車を購入すると、補助金2.950万ウォンの支援を受けることができるほか、租税減免(最大660万ウォン)、公営駐車場の駐車料金割引・ナムサン(南山)トンネルの混雑通行料免除など、多岐にわたる優遇措置を受けられる。 水素乗用車の補助金の申請は、水素自動車の製造・販売会社が代行するため、購入者は20日(月)以降より契約を結ぶだけでよい。ただし、申請した日から2か月以内に自動車が出庫可能でなければならない。 詳細に関するお問い合わせは、☎120茶山(ダサン)・コールセンターで受け付けており、環境部の無公害車統合ホームページ(韓国語)(ev.or.kr) などでも確認できる。
2024年のソウル地域PM2.5(微小粒子状物質)濃度、観測史上最低を記録…「悪い」日数最低値

環境/エネルギーニュース

2025/01/14 1,012

2024年のソウル地域PM2.5(微小粒子状物質)濃度、観測史上最低を記録…「悪い」日数最低値

観測開始年比PM2.5「良好」日数が2倍以上に増加、「悪い」日数は約1/3減少 ソウルの全市内バスをCNGバスに切り替え、老朽化したディーゼル車の早期廃車・ディーゼル微粒子除去装置の装着など52万台 冬季のPM2.5季節管理制稼働、排出ガス5等級車両の運行制限など低減対策を実施 2024年のソウル地域の大気質は、2008年の観測開始以来最も良好だったことが明らかになった。微小粒子状物質(PM2.5)の年平均濃度は、2008年26㎍/㎥に対して約32%減少した17.6㎍/㎥であり、PM2.5が「良好」だった日は176日と、2008年の86日と比べ2倍以上の増加を記録した。「悪い」段階を超えた日数は24日で、約1/3の減少を示した。 ※ 良好(0~15㎍/㎥)、普通(16~35㎍/㎥)、悪い(36~75㎍/㎥)、 非常に悪い(75㎍/㎥以上) ソウル市はまず、ソウル市内のディーゼル市内バスを圧縮天然ガスを燃料とするCNGバスに順次切り替え、2014年に全市内バスの「脱ディーゼル化」を実現した。 2003年からは、排気ガス5等級ディーゼル車を早期廃車したりディーゼル微粒子除去装置(DPF)装着車両に補助金を支給する「老朽化ディーゼル車低公害事業」も実施している。現在までに、約52万台に対する措置が完了している。 低公害措置が施されていない排気ガス5等級車両に対しては、グリーン交通地域の常時運行制限、PM2.5非常低減措置発令時にソウル全域運行制限を課す制度も施行中だ。 同時に、2015年から一般ボイラーより窒素酸化物排出量が88%少ない家庭用エコボイラー約41万台、電気自動車・水素自動車11万台普及、建設機械電動化事業、事業所の大気汚染物質総量規制及び防止施設設置支援など、低減対策も引き続き推進している。 特に、2019年12月から実施中の「PM2.5季節管理制」は、大きな役割を果たしている。「PM2.5季節管理制」期間中、低公害措置が施されていない全国排気ガス5等級車両は、平日午前6時から午後9時の間、ソウルを運行できない。運行が摘発された場合は、1日10万ウォンの過料が科される。(毎年12月~翌年3月) その他にも、東風の流れ込み増加など気象条件の改善、中国北東部地域の大気質が改善した点も、PM2.5濃度が低下した原因に挙げられる。 ソウル市は今後も、市民に澄んだソウルの空を体感してもらえるよう、自動車、家庭、事業所、工事現場など発生源別の大気質改善対策に継続して取り組んでいく計画だ。