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文化

ソウル・スプリング・フェスタ開幕式のラインナップ大公開…来月4日(火)から本予約開始

文化/観光ニュース

2025/02/26 52

ソウル・スプリング・フェスタ開幕式のラインナップ大公開…来月4日(火)から本予約開始

4月30日(水)の開幕式「ソウル・ワンダーショー」にNCT WISH、THE BOYZ、n.SSignなど出演 先月の事前予約は受付開始から1~2分で締切…外国人予約者46%、高い関心を確認 11日(火)から5日間にわたり毎日昼12時に受付開始した入場券の事前予約がわずか1~2分で締め切られ、大きな期待を集めた「ソウル・スプリング・フェスタ」開幕式の出演者ラインナップ(Line-up)が公開された。 ソウル市は、4月30日(水)にソウルワールドカップ競技場で開催される「ソウル・スプリング・フェスタ開幕式-ソウル・ワンダーショー(Seoul Wondershow)」を盛り上げるK-POPスターの第1次ラインナップとして▴NCT WISH ▴THE BOYZ ▴n.SSignの出演が決まったことを発表した。第2次ラインナップは3月中に公開される予定だ。 市は、開幕式入場券の事前予約で外国人予約者の割合が約46%に達するなど、「ソウル・ワンダーショー」に海外ファンの高い関心が集まっていることから、世界の人々が共にイベントを楽しめるよう、KBSのYouTubeチャンネル(KBS Kpop)で生中継する。 今月締め切られた「ソウル・ワンダーショー」入場券の事前予約に引き続き、来月4日(火)の昼12時から本予約の受付が始まる。ソウル・スプリング・フェスタ公式サイト(https://www.seoulfesta.com/2025/)から入場券を無料で予約(発券手数料は有料)でき、先着3,000枚に達し次第締め切りとなる。  ※発券手数料(国内、海外):2,000ウォン、外国人パスポート認証手数料6,000ウォン別 一方、開幕式に続いて「ソウル・スプリング・フェスタ」を全身で楽しみたいなら、夜のソウルを一緒に走る大規模なナイトランニングイベント「ソウルロードショー(5月3日)」にも参加できる。5月3日(土)に開催される「ソウルロードショー」の予約は、3月中旬にソウル・スプリング・フェスタ公式サイト(https://www.seoulfesta.com/2025/)で受け付ける予定。 「ソウルロードショー(Seoul Roadshow)」は、ソウル広場から出発してクァンファムン(光化門)~キョンボックン(景福宮)~チョンワデ(青瓦台)などを走りながら都心の美しい夜景を満喫し、エキサイティングなEDMコンサートも一緒に楽しめるプログラムだ。 ソウル・ワンダーショー出演者の第1次ラインナップ写真 NCT WISH THE BOYZ n.SSign
ソウル市122か所の公共図書館、年中夜10時まで延長運営…異常気象対策として市民に憩いの場提供

文化/観光ニュース

2025/02/24 166

ソウル市122か所の公共図書館、年中夜10時まで延長運営…異常気象対策として市民に憩いの場提供

前年より8か所多い122か所→夜10時までの延長運営に参加 度重なる寒波・猛暑などの異常気象対策として「市民のための開かれた文化空間」の役割強化…貸出・返却サービスも夜10時まで 総額106億ウォン投入…夜間スタッフ378人配置、約170件の夜間文化プログラム運営へ 家庭での冷暖房個別使用から図書館利用へ誘導、効果的な省エネ・気候危機対策を模索 ソウル市が今年、合計122か所の管内公共図書館を夜10時まで運営する。昨年の114か所から8か所増えたことになる。夕方6時まで運営されていた図書館を10時まで延長運営することで会社員や学生の読書機会を拡大し、各家庭のエネルギー使用量を減らすのが狙いだ。特に最近の異常気象により猛暑と寒波が頻発する中、ソウル市は図書館を「市民の安全な憩いの場」、「開かれた文化空間」として積極的に活用する方針を明らかにした。 今回の「公共図書館の開館時間延長事業」は、図書館の夜間運営に必要な人件費の50%を支援する形で推進される。総額106億ウォンが投入され、円滑な夜間運営のためにスタッフを昨年の346人から378人に増員する。 特に今年は、図書館の「酷暑・酷寒期の開かれた文化空間」の役割を大幅に強化する。市民が各家庭で個別に冷暖房設備を使用する代わりに、冬は暖かく夏は涼しい図書館を利用するように誘導し、家庭の省エネと気候危機対策への貢献を図る。 ソウル市はこのような趣旨を活かして「図書館はホット(HOT)&クール(COOL)だ」キャンペーンも推進する。昼間から夜間にかけて様々な読書文化プログラムを開催し、司書の推薦図書を市民に提供する方針だ。 夜間延長運営と「図書館ホット&クール」キャンペーンにより、これまで日中の図書館利用が難しかった人も図書館に足を運べるようになる。図書館に行く心理的ハードルが低くなると同時に、本に触れる機会も増え、自然と読書率も上がることが期待される。 – ソウル図書館ホームページ(韓国語):https://lib.seoul.go.kr/ 夜間プログラムの写真 夜間プログラムの写真 「部屋の隅ブックトーク」 「インタビューの仕方」 「自分だけのストーリーで初めての本を作る方法」
「ソウル広場スケート場」52日間の長丁場、17万人が訪れ盛況のうちに閉場

文化/観光ニュース

2025/02/18 572

「ソウル広場スケート場」52日間の長丁場、17万人が訪れ盛況のうちに閉場

外国人利用者、前年比90%増…冬のソウル観光の代表的なスポットとして定着 ソウル市、さらに充実した連携プログラムとともに来冬12月19日(金)に再開場予定 ソウル都心の代表的な冬の名所「ソウル広場スケート場」が2月9日(日)、52日間の運営を成功裏に終えた。 開場20周年を迎えた「ソウル広場スケート場」は、初開場以来変わらない利用料1,000ウォンで今年も市民や国内外の観光客に楽しい冬の思い出をプレゼントした。 今年の利用者数は169,978人で、1回あたり平均423人が利用し、前年(371人)に比べて14%増加した。特に、最近の外国人観光客減少の懸念にもかかわらず、外国人利用者は昨年の20,049人から今年は38,097人になり、90%以上増加した。 ソウル市は、外国人観光客の利用を増やすために今年、「ディスカバーソウルパス(外国人専用のソウル観光自由利用券)」にソウル広場スケート場を提携施設として新たに登録し、海外の主要旅行会社と協力して団体観光連携商品を開発した。 また、今シーズンはスケートだけではなく、ソウルの代表的な冬祭り「ソウルウィンターフェスタ」と連携し、Eスポーツ(E-sport)広報館や旧正月特別イベントなど、多彩なプログラムを提供。特に初心者向けの講習プログラムを低料金(30,000ウォン)で提供して大好評を博した。 市は、外国人利用者の利便性向上のためにオンライン予約システムの改善、冬祭りとの連携プログラムの発掘など様々な努力を続ける計画で、「ソウル広場スケート場」は2025年12月19日(金)に再度開場する予定だ。 ※ソウル広場スケート場ウェブサイト(英語):https://seoulskate-eng.imweb.me/27 ソウル広場スケート場の夜の全景 スケート場の運営風景 スケート場の運営風景 Eスポーツ広報館 旧正月イベント 閉場公演
MZ世代もハマったクァンジャン(広蔵)市場!美味しいグルメからポップアップストアまで!

文化/観光ニュース

2025/02/17 1,325

MZ世代もハマったクァンジャン(広蔵)市場!美味しいグルメからポップアップストアまで!

出典:https://mediahub.seoul.go.kr/archives/2013368作成者:市民記者 イ・ソンミ クァンジャン(広蔵)市場は、地下鉄チョンノオガ駅のすぐ近くにあり、ウルチロサガ駅からも歩いてアクセスできる。チョンゲチョン(清渓川)に沿って歩けるので、このルートもなかなか良かった。まだ残雪のあるチョンゲチョン(清渓川)沿いに歩いて階段を上り、セビョク橋を渡ると道路の反対側に長い列が見える。 チョンノ5ガ(鐘路5街)にあるクァンジャン(広蔵)市場は公共交通機関で簡単にアクセスできる。©イ・ソンミ   何を食べようか?クァンジャン(広蔵)市場への道中から美味しい食べ物がズラリ コロナ禍以降、クァンジャン(広蔵) 市場に吹く変化の風に乗ってオープンした人気スポットのひとつに向かった。チェジュド(済州島)でも「パン巡礼地」として有名なベーカリーのソウル店「ABEBE BAKERYソウル」だ。並んで待っている人たちの了承を得て店内に入り、陳列棚のパンの写真だけ撮って出てきた。 チェジュ(済州)で美味しいと評判の「アベベベーカリー」のパンをソウルでも味わうことができる。©イ・ソンミ チェジュ(済州)の特産品を使ったクリームパンで有名。©イ・ソンミ クァンジャン(広蔵)市場の人気スポットの中にはチェジュ(済州)から来たベーカリーもある。©イ・ソンミ 1905年に朝鮮の商人たちから始まり、120年の歴史を持つクァンジャン(広蔵)市場には、まだまだ見慣れたものや懐かしいものがたくさんある。もともと織物や衣料品の専門市場として発展してきた名残から、韓服店やペベク(幣帛)という韓国の伝統婚礼儀式で使われる用品、死装束などを取り扱うところも多い。裏路地には端切れや副資材を売る店が立ち並び、最新アイテムを売る洋服店も目につく。 クァンジャン(広蔵)市場は1970年頃、織物や衣料品の市場として活況を呈した。©イ・ソンミ 今でも服のお直しをするミシンの音が聞こえてくる狭い路地に沿って中に入ると、ひっそりとした露店でお酒を飲む人たちの姿が目にとまり、昔ながらのぬくもりを感じる。すぐ隣のお店は、古くから有名なキンパプ屋。食べやすい一口サイズのキンパプをワサビ醤油につけて食べると、料理の相性とはこういうことかと思うほど美味しい。やみつきになる美味しさから「麻薬キンパプ」と呼ばれていたが、子どもや青少年が「麻薬」という言葉に親しみを感じるのは良くないという世論に配慮して「ミニキンパプ」に名前が変わった。 クァンジャン(広蔵)市場はあちこちに露店がある。©イ・ソンミ 一口サイズの「ミニキンパプ」も人気。©イ・ソンミ 以前はゆっくり食べられたメウンタン屋も、今では満員御礼の賑わいを見せている。狭い通路に長蛇の列ができているユッケ通りや魚屋、惣菜屋などを通り過ぎ、市場の真ん中にあるチヂミ通りに入った。なんといってもクァンジャン(広蔵)市場の代表グルメは緑豆ピンデトクだろう。伝統市場の食べ物がほとんどそうであるように、ピンデトクにも庶民の哀歓が詰まっている。韓国戦争の戦火から逃れてきたファンヘド(黄海道)地域出身の避難民が、米軍部隊から横流しされたショートニングでジジミを焼いて売ったのが始まりだという。油の匂いと熱い湯気が立ち上るフライパンの上で、ピンデトクをひっくり返す手がせわしなく動いている。 長い間、クァンジャン(広蔵)市場の代表グルメとして愛されている緑豆ピンデトク©イ・ソンミ カルグクスやピンデトク、ユッケなどの伝統的なグルメも人気だが、クァンジャン(広蔵)市場に新風を吹き込んだ新しいグルメの人気もすごい。いつからか、通行の妨げになるほど長い行列ができるようになったツイストドーナツがその代表例。シナモンパウダーをまぶした揚げたてのツイストドーナツの誘惑を振り切るのは大変そうだ。それに加えて、チェジュド(済州島)のベーカリー、キョンジュ(慶州)10ウォンパン、スクスチョコパイなども根強い人気商品となっている。見た目からして濃い緑のスクスチョコパイは、コムンド(巨文島)の潮風を受けて育ったヨモギで作られ、ノンサン(論山)で栽培されたイチゴを使ったチョコパイもある。全国各地の特産品と意外な発想がプラスされた新鮮な味が若者を攻略している。 コムンド(巨文島)産のヨモギで作るスクスクチョコパイの店は内装も緑色。©イ・ソンミ   クァンジャン(広蔵)市場で一番古い1号店は? 食べ物だけではない。変化の風はあちこちで起こっている。2024年現在でクァンジャン(広蔵)市場には5,628軒の店があり、開店順に決められた最初の店の場所にカフェ「イルホ(一号)商会」がある。カフェには「イルホ商会はクァンジャン(広蔵)市場で最も古い001号店を引き継いだ空間です」という案内が書かれていた。 クァンジャン(広蔵)市場にできた最初の店が、今では素敵なカフェになっている。©イ・ソンミ クァンジャン(広蔵)市場で最も古い001号店を引き継いだ。©イ・ソンミ   60年間貴金属店だったところの変身! 60年間貴金属店だったところも「カフェオニオン」に変身した。すぐ道向かいにチョンゲチョン(清渓川)があって快適なこのカフェはすでに有名な場所だが、いろいろな意味で市場とよくマッチしていた。蛍光灯がそのまま見える看板から、ダンボール梱包用のテープをぐるぐる巻いた椅子、ダンボール紙にマジックで大雑把に書かれたメニューまで、市場の商人が昔から使っていたものをそのままインテリアに取り入れている。 座面に保温材をのせて上からテープをぐるぐる巻いた椅子がいかにも市場っぽい「カフェオニオン」©イ・ソンミ   ゼロウェイストのファッション雑貨店まで! ゼロウェイストを実現するニットバッグの店も、100年の歴史を持つ市場に根を下ろした。韓国で発生する廃ペットボトルのリサイクル糸でプリーツをあしらったバッグを作るプリーツママのフラッグシップストアが、賑やかな市場の路地に並んでいる。 ゼロウェイストのニットバッグを作るプリーツママのフラッグシップストア©イ・ソンミ バレンタインデーにちなんで可愛いハート型のバッグが陳列されている。©イ・ソンミ   ポップアップストアを見る楽しみ! 2023年の「チェジュ(済州)ビール」を皮切りに、ポップアップストアも次々と開催されている。これまでにマッコリとワイン、カキと麻辣トッポッキなど、幅広い品目を紹介してきた。2月20日まではアルメンイグミのポップアップストア「アルメンイ果物屋さんシーズン2」が開催される。 「グミを試食してシールを貼ってください。試食だけでもプレゼントを差し上げます」 市場らしい呼び込みの掛け声が聞こえ、老若男女問わず通りすがりの人たちがテーブルに置かれた小さなグミを試食していた。ブドウ味やスモモ味、キウイ味など、ぷるぷるのグミがタイムセールで格安に販売されることもあった。 100年の歴史を持つ市場の真ん中で期間限定のポップアップストアも次々と開催されている。©イ・ソンミ ポップアップストアの奥には2021年にオープンした「365日市場」があった。可愛らしい商品は、ほとんどがクァンジャン(広蔵)市場で仕入れた材料を使っているとか。ところで、よく見るとまた面白いものがあった。「ポテト教」で販売している可愛いアイテム。「ノウォン(蘆原)シニアクラブ」のおばあさんたちと一緒に作った商品だという案内が書かれていた。後で「ポテト教」について検索してみて、ひとしきり笑った。 クァンジャン(広蔵)市場で仕入れた材料で作る「365日市場」の商品©イ・ソンミ 「365日市場」は、従来の市場とは見た目が一線を画している。©イ・ソンミ 「ポテト教」の商品は「ノウォン(蘆原)シニアクラブ」のおばあさんたちと一緒に作っているという。©イ・ソンミ 旅行プラットフォームのトリップアドバイザーが選ぶ「一人旅に最適な都市」ランキングでソウルが1位となった。クァンジャン(広蔵)市場は多くの観光客が訪れるスポットだ。 ☞[関連記事:https://english.seoul.go.kr/seoul-ranked-no-1-as-the-best-city-for-solo-travel-by-tripadvisor/] ただ、ひどいぼったくりは忘れた頃に起こり、クレジットカード払いを拒否する店もまだまだ多いとか。そのため、韓国人は一度行ったら二度と行きたくないと言う場所でもある。実は少々厳しい目で取材をするつもりだった。ところが妙なことに、あれこれと指摘したり批判したりする気にならなくなった。時間とともに賑やかになるにつれて活気づく市場の雰囲気が心地よかった。 子どもも一緒に訪れるクァンジャン(広蔵)市場がもっと信頼できるスポットになればいいと思う。©イ・ソンミ 昨年は、クァンジャン(広蔵)市場の公衆トイレがユニバーサルデザインを取り入れて改善された。©イ・ソンミ ☞[関連記事:https://english.seoul.go.kr/from-mountain-trails-for-senior-citizens-to-wheelchair-accessible-underpasses-and-public-restrooms-seoul-to-foster-inclusive-public-spaces-across-the-city/] 誰もが便利かつ安全に利用できるみんなのための公衆トイレに生まれ変わった。©イ・ソンミ 確かにソウルは観光客に必要な最強のインフラが整っている。これから必要なのはまた来たくなるまちづくりだ。ソウルがただ「ホット」な都市というだけにとどまらず、恋しくなり、また興味をそそられ、多彩な深みのある都市になってくれればと思う。まずは韓国人が愛してよく行く場所、そんな場所を外国人にも自慢したい。 あちこちに行列ができていたので、ユッケだけテイクアウトして持ち帰った。比較的空いている平日に、並ぶ覚悟でまたクァンジャン(広蔵)市場に行こうと思う。チェジュ(済州)の味が詰まったパンやシナモンの香りがするツイストドーナツも、並んで食べてみるつもりだ。 クァンジャン(広蔵)市場...   Read more