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国際交流

ソウルに住む外国人とソウル市をつなぐ窓口…外国人住民ソウル生活サポーターを募集

国際交流ニュース

2025/01/21 471

ソウルに住む外国人とソウル市をつなぐ窓口…外国人住民ソウル生活サポーターを募集

ソウル居住歴1年以上の外国人や帰化者など60名を、24日(金)まで募集…3月から年末まで活動 外国人住民の視点で生活の中の不便を発掘・改善策を提示…イベント・お祭りなどモニタリング 2024年には24か国から40名が活動…プラットホームに外国人用QRガイドの貼付・外国語表記の修正など ソウル市は、2025年の1年間、ソウルに住む外国人住民とソウル市をつなぐ窓口の役割を担う「外国人住民ソウル生活サポーター」を募集する。サポーターに選抜された者には、外国人住民の視点をもってソウルで暮らす中での不便を見つけ、実質的な改善策を提案する役割が課せられる。 ソウル市は、24日(金)までに、「外国人住民ソウル生活サポーター」60名を募集すると発表した。 「外国人住民ソウル生活サポーター」に選抜された者は、具体的には、ソウル市の外国人・多文化政策に対するフィードバックをはじめ、さまざまななお祭りや施設に対するモニタリング、ソウル観光など、外国人という立場からソウル市を眺めたときに浮かび上がってくる状況や改善点をソウル市に伝える役目を担うこととなる。 ソウル市に1年以上居住する外国人、帰化者、結婚移住者のうち、韓国語または英語を話せる者であれば誰でも応募できる。 2024年には、24か国の外国人住民40名がサポーターとして活動に取り組み、386件のソウル生活に関するさまざまな提案が提出された。 代表例としては、シンリム線都市鉄道のプラットホームに設置されたスクリーンドアの自動開閉ガイドに韓国語が読めない外国人も理解できるようQRコードを貼付したこと、ソウル多文化ママ学校オンライン講義における差別的な表現に対して是正を求めたことなどが挙げられる。 応募希望者は、2025年1月24日までにメール(eunjae@seoul.go.kr)で申込書を提出することで応募できる。書類審査を行い、選抜された最終合格者には、2月3日(月)までに個別に通知される予定だ。 「外国人住民ソウル生活サポーター」募集についての詳細は、ソウル市(www.seoul.go.kr)、ソウル外国人ポータル(https://global.seoul.go.kr)、ハンウルタリ(www.mcfamily.or.kr)ホームページで確認できる。募集に関するお問い合わせは、ソウル市多文化担当官(☎ 02-2133-8699)にて受け付けている。 2025年外国人住民ソウル生活サポーター募集公告 ソウル特別市公告第2025-54号 2025年「外国人住民ソウル生活サポーター」参加者募集 ソウルに居住する外国人の生活をより便利にできるようサポートするため、日常生活における不便な点や改善意見の提案、多文化家族政策の提案、理不尽な法律の改善に関する提案、市政に関する提案などを行う外国人住民ボランティアを募集いたします。 2025年1月10日ソウル特別市長 □ 募集概要 ㅇ 受付:2025年1月15日(水)~2025年1月24日(金) ㅇ 募集人数:60人 ㅇ 応募資格 ㅇ 提出書類  ① 申込書1部  ② 個人情報収集・利用についての同意書  ③ 身分証明書コピー1部   ※ 個人情報保護法に基づき、サポーター運営期間終了後には直ちに破棄 ㅇ 応募方法:メール申込   ※ メールアドレス: eunjae@seoul.go.kr (☎ : 02-2133-8699) 【モニタリング団】 下記の①番と②番の両方の資格を満たす外国人または結婚移住者(帰化者を含む) ① ソウルに1年以上居住し、韓国語または英語を話せる者(韓国語が流暢な者優遇) ② ソウルに深い関心と愛情を持つ者 ※ ボランティアとして採用されるため、特別な身分や地位は与えられない。 ※ 未登録者(活動中に在留資格を失う場合)は自動的に解任 【事業概要】 ○...   Read more
ソウルを愛する16人の外国人「ソウル市名誉市民」に

国際交流ニュース

2024/12/30 1,211

ソウルを愛する16人の外国人「ソウル市名誉市民」に

推薦・審査を経て、福祉・文化・教育・経済・科学技術などの分野に貢献し才能を発揮した外国人を選定 ソウル市が、ソウルを愛して第2の故郷としている14か国16人の外国人を「2024年ソウル市名誉市民」に選定した。 ソウル市は1958年より、様々な分野でソウル市政に大きく貢献した功労がありソウル市民や在住外国人の模範となった外国人、またはソウル市を訪れた外賓の中から「ソウル市名誉市民」を選定し、名誉市民証を授与している。 今年の「ソウル市名誉市民」は、5月31日から6月28日まで各国大使館、公共機関・団体の長、社会団体の長、市民30人以上の連署などにより推薦された候補者の中から、厳正な審査とソウル特別市議会の同意を経て、最終的に選ばれた。 特に今回選ばれた16人のソウル市名誉市民は、市民に寄り添うために努力し、疎外されがちな外国人住民が新しい生活環境にしっかりと定着できるよう惜しみなく支援する姿を見せ、地域社会から多くの推薦を受けた。また、福祉・文化・経済・環境など、得意な分野で各自の才能を生かして地域社会に貢献し、他人のために善行を尽くした。 市は20日(金)10時にソウル市庁で「ソウル市名誉市民証授与式」を行い、新しいソウル市名誉市民の誕生を祝った。 「ソウル市名誉市民」に選ばれた人は今後、市の主管する各種イベントに招待されて政策の現場に触れ、専門分野別政策アドバイザーとして活動しながら市政に直接参加する機会を得ることができる。 「ソウル市名誉市民証授与式」の写真 キム・サンハン(金尚漢)ソウル市行政1副市長が20日(金)午前、ソウル市庁多目的ホールで行われたソウル市名誉市民証授与式でムピャナ・ムワンバ・メレク(Mpyana Mwamba Merlec、コンゴ民主共和国)、ハラー・カタリーナ(Haller Katharina、オーストリア)に名誉市民証を授与している。 キム・サンハン(金尚漢)ソウル市行政1副市長が20日(金)午前、ソウル市庁多目的ホールで行われたソウル市名誉市民証授与式で今年選ばれた16人の名誉市民と記念撮影をしている。
ソウル市、「外国人住民によるソウル生活ウォッチャー」で市政に様々な声を取り入れる

国際交流ニュース

2024/12/16 915

ソウル市、「外国人住民によるソウル生活ウォッチャー」で市政に様々な声を取り入れる

「外国人住民によるソウル生活ウォッチャー」、外国人がソウル生活で感じる不便を解消するコミュニケーションの窓口として定着 ソウル市の「外国人住民によるソウル生活ウォッチャー」事業が、法務部の主管する「移民社会統合政策コンサルティング」成果報告会で優秀事例に選定された。 ソウル市は、増加する外国人住民の視点から生活上の不便を綿密に把握して実質的な改善策を講じるため、2012年から常時コミュニケーションの窓口として「外国人住民によるソウル生活ウォッチャー」を運営している。同事業は、外国人住民が直接ソウルの市政に参加し、彼らの声を政策に反映させる重要なチャネルに位置づけられている。 ※ 2023年現在、ソウルに住む外国人は449,014人で、これはソウル総人口(9,384,512人)の約4.8%に相当する。 「外国人住民によるソウル生活ウォッチャー」は、ソウル市の祭りや施設のモニタリング、外国人・多文化政策に対するフィードバック、観光で外国人が不便に感じる点など、毎月与えられたテーマに沿ってレポートを作成し、ソウル市の政策や生活環境の改善に実質的に貢献している。 反映前 反映後 ウォッチャーの活動期間は1年で、ソウルに1年以上居住し、韓国語に堪能な外国人の中から毎年2月に公開募集によって選抜される。市は職業、国籍、ビザの種類などを考慮した書類審査を経て、多様な声を反映できる人を選定する。 ○ 応募を希望する外国人住民は、2025年2月にソウル市ホームページに掲載される募集公告に従い応募することができる。
低所得地域に希望の光を届ける…「ソウルデザインアワード」最高賞受賞

国際交流ニュース

2024/11/01 412

低所得地域に希望の光を届ける…「ソウルデザインアワード」最高賞受賞

低所得住民の失明予防と目の健康を支える革新的なソリューションである「アイライクプラットフォーム」が最高賞に輝く スマートフォン技術を活用したオンライン寄付モデルで寄付者と医療スタッフをつなぐエコシステムも構築 今年65カ国が参加、参加作品も前年比61.5%増…公共デザイン部門におけるグローバルアワードに躍進 ソウルデザイン財団(代表理事チャ・ガンヒ。以下、財団)が主管する「ソウルデザインアワード2024」において、インドと韓国の共同プロジェクトである「アイライクプラットフォーム(EYELIKE PLATFORM)」が最高賞である大賞(Grand Prize)を受賞した。ソウルデザインアワードが開催5回目を迎えた今年は、韓国人デザイナーを含むチームが初めて大賞を受賞する快挙を成し遂げた。 「アイライクプラットフォーム」は、インフラが不足している地域に住む人々の失明予防と目の健康増進を目標に掲げて開発された革新的なプラットフォーム。オンライン寄付モジュールを通じて世界中の寄付者と地域の医療スタッフをつなぎ、持続可能な支援のためのエコシステムも構築した。今でも地球上では技術的に比較的簡単に治療できる眼疾患であるにもかかわらず、適時に診断と治療を受けることができず、失明するケースが多く起きている。このプロジェクトは、スマートフォンのアップサイクルを通じてつくられた携帯型デジタル検眼機器と、AI診断システムにより現地の医療スタッフが簡単かつ迅速に検診できるように支援する。 すべての受賞作はソウルデザインアワードのオフィシャルホームページ(www.seouldesign.or.kr)で確認することができる。グローバル市民賞は10月27日の投票終了後に発表される。 ソウルデザインアワード2024の大賞受賞作「アイライクプラットフォーム」 最高賞の大賞「アイライクプラットフォーム」(インド、韓国) アイライクは、インフラが不足している地域の人々の失明予防と目の健康増進を支援するプラットフォームである。 スマートフォンのアップサイクルにより携帯型デジタル検眼機器を作り、ウェブベースのダッシュボード、AI診断システムを通じて地域の医療スタッフが迅速に眼科検診を行うことができるようにした。 また、オンライン寄付モジュールにより、世界から寄付を募り、持続的な支援エコシステムを構築する。   「ソウルデザインアワード2024」のポスター