メインコンテンツに移動
  • ソウル市ニュースレター購読 刊行物
  • visiting seoul?
T T

交通

ソウル市、「ハンガン(漢江)バス」2隻を初進水… ハンガン(漢江)の水上交通時代への第一歩を踏み出す

ニュース

2024/12/02 238

ソウル市、「ハンガン(漢江)バス」2隻を初進水… ハンガン(漢江)の水上交通時代への第一歩を踏み出す

「ハンガン(漢江)バス」2隻の建造完了後、実物を公開…海上での試験、試運転を経て今年12月にハンガン(漢江)に引き渡す ハンガン(漢江)バスの内部・外装の実物を初公開、ハンガン(漢江)バスならではの特別なデザインや利便設備を公開 新しい水上交通の時代を切り開く「ハンガン(漢江)バス」が建造を終え、ついに実物が公開される。ソウル市が今年3月から着手した「ハンガン(漢江)バス」2隻の進水式を11月25日、キョンサンナム(キョンサンナム(慶尚南)道サチョン(泗川)市で行ったと発表した。 ハンガン(漢江)バスの特徴は、船内カフェテリアで手軽な飲食物を販売し、船の前後に自転車置き場を設置することで、自転車を利用して乗車もできるようになっていることだ。4つの車いす席も用意されており、交通弱者もハンガン(漢江)バスを便利に利用できる。 ソウル市は、環境にやさしいハイブリッド船として建造されたハンガン(漢江)バスはリチウムイオン電池による火災事故が起きないよう、様々な安全装置を設けていると説明した。 ソウル市の関係者は、公開された2隻の船舶は韓国海洋交通安全公団(KOMSA)の検証を経て12月までにハンガン(漢江)に引き渡される予定であり、残りの6隻と予備の船など追加船舶4隻も正常に建造され、順次ハンガン(漢江)に引き渡される計画だと述べた。 また、船舶のハンガン(漢江)への引き渡し日程に合わせて段階的に船舶や設備の検証、スタッフの訓練、航路の検証、緊急対応訓練などのテストパイロットを行い、正式運行までハンガン(漢江)バスの運営における安全性と利便性を十分に確保する計画だ。 25日(月)、キョンサンナム(慶尚南)道サチョン(泗川)市で開かれた「安全祈願・ハンガン(漢江)バス進水式」で披露されたハンガン(漢江)バスの外観 25日(月)、キョンサンナム(慶尚南)道サチョン(泗川)市のウンソン重工業工場を訪れたオ・セフン(呉世勲)ソウル市長が 来年からハンガン(漢江)バスに乗って通勤する市民の日常を事前に体験している。
オ・セフン(呉世勲)印・人々の生活に合わせた交通イノベーション「夜明け同行・自律走行バス」26日(火)から走行

交通ニュース

2024/11/29 323

オ・セフン(呉世勲)印・人々の生活に合わせた交通イノベーション「夜明け同行・自律走行バス」26日(火)から走行

26日(火)3時30分出発の自律走行バス「A160」、 トボンサン駅広域乗換センター~ヨンドゥンポ駅を初運行 安全を考慮し、立ち席のない状態で運行、BIT・ポータルで空席案内…来年3路線に新設予定 皆が寝静まった夜明けに活動する清掃員や警備員など、夜明けに働く人々の通勤に役立つよう「夜明け同行・自律走行バス」が今月26日(火)から運行を開始する。このバスは、昼に トボンサン駅広域乗換センター~ヨンドゥンポ駅を往復する路線160番の前に、自律走行を意味する「A」(Autonomous) がついて「A160」番という名前で運行される。 夜明けの3時30分にトボンサン駅広域乗換センターを出発し、ヨンドゥンポ駅までの25.7㎞区間を往復する夜明け同行・自律走行バス「A160」は、平日(月~金)のみの運行となる。 ○ 平日に運行中の路線バス「160番」の場合、3時56分という他のバスに比べて比較的早い時間帯に2台が同時に運行を開始するにもかかわらず、チョンノ(鐘路)やヨイド(汝矣島)などの業務施設密集地域を経由するので混雑し、増車や始発時間を早めてほしいという要望が多かった。 夜明け同行・自律走行バス「A160」は、停留所に設置された到着情報に関する案内端末(BIT)から、リアルタイムでの到着時間案内だけでなく、空席情報も確認でき、Naver・カカオなどから「夜明けA160」または「A160」を検索すると、現在の位置情報、到着時間、空席なども確認できる。 安定化期間までは無料で運行されるが、一般の市内バスと同様、交通カードを当てないと、乗車できない。市は来年下半期中に有料化する方針であり、料金は早朝割引を適用して1,200ウォンになる見通しだ。 *気候同行カードも利用可 市は、長距離運行の公共交通手段として、自律走行技術の発展とともに、夜明けなどドライバーが敬遠する時間帯から自律走行バスを商用化し、世界初の自律走行ベースの「24時間途切れない公共交通サービス」の基盤を構築していく計画だ。 運行概要  〇路線番号:A160  〇台数:1台/ 車両:大型電気自動車 自律走行バス  〇料金:無料(ただし、乗降時に交通カードをリーダーに当てる必要有り)  〇座席:計22席(障害者用席を含む-立ち乗り禁止)  〇出発時刻:03:30分(トボンサン駅広域乗換センターを出発)~/運行回数:往復1回  〇運行区間:トボンサン駅広域乗換センター~サンムン駅~ミア(弥阿)十字路~チ ョンノ(鐘路)~コンドク駅~ヨイド(汝矣島)乗換センター~ヨンドゥンポ駅(片道25.7㎞) ※注意事項  〇当面は無料で乗車できますが、必ず交通カードをリーダーに当ててから乗車してください。  〇安全上の理由で立ち乗りは禁止されております。必ずシートベルトを着用してください。  〇運行中は席の移動を控え、必ず停車後に気を付けて下車してください。  〇大雪、大雨などで安全上の理由により運行が中止される場合がありますので、乗車前にバスの到着情報に関する案内端末(BIT)、Naverなどのポータルサイトで実際の運行状況を必ず確認してください。  〇満車の場合、降車客がいない場合は停留所に停車せずに通過します。 A160の画像 Naver Map及びカカオマップの路線案内の例 Naver Map及びカカオマップの路線案内の例 – Naver、カカオ Naver カカオ
15分でパンギョ(板橋)~クァンファムン(光化門)を結ぶソウル型都心航空交通時代の幕開け…来年、ハンガン(漢江)でUAM実証実験

交通ニュース

2024/11/15 427

15分でパンギョ(板橋)~クァンファムン(光化門)を結ぶソウル型都心航空交通時代の幕開け…来年、ハンガン(漢江)でUAM実証実験

ソウル市、2040年UAMの都心~広域的な立体の交通網の完成を目指して2025年にヨイド(汝矣島)・ハンガン(漢江)上空で実証実験を実施 通行時間の短縮・物流市場の拡大など天文学的な数字の経済効果が期待…安定的な運航のための産学官連携を継続 来年からSF映画に登場するような、未来の最先端モビリティがソウルの上空を横断する姿を見ることになる。ソウル市が2030年、UAM(Urban Air Mobility)の商用化を目指し、2025年上半期にヨイド(汝矣島)とハンガン(漢江)を中心に本格的な実証実験に入る。 ソウル市は11月11日(月)~12日(火)、ソウル市庁で「UAM・ドローン・AI新技術協力カンファレンス」を開き、UAM路線など具体的なロードマップを盛り込んだ「ソウル型都市航空交通(S-UAM)の未来ビジョン」を発表した。 ソウル型都市航空交通(S-UAM)のメリット 豊かな都市の魅力: ハンガン(漢江)など魅力的な観光スポットを保有。ハンガン(漢江)・4大河川を結び、安全なUAMルートを確保。 世界的な医療インフラ: ヘリポートを保有する多数の上級病院を確保。高いアクセス性・医療スタッフなど高次元のサービス。 ヘリコプターの運航経験とインフラ: ドクターヘリの移送経験(200回以上)を保有しており、UAMの離着陸場として活用可能。 公共交通機関との連携: 網目のように張り巡らされた公共交通網と世界有数の乗換システム、最先端の公共交通機関の運営経験を保有。※ 地下鉄(11路線・337駅)、バス(378路線・6,608停留所) 市は▴UAM運航の安全性の確保、▴公共交通と連携した立体の3次元交通システムの構築、▴ビジネスモデルなど世界競争力の確保、▴環境にやさしく・持続可能な未来の交通をリードするという目標を掲げて「ソウル型都市航空交通(S-UAM)の未来ビジョン」を完成させていく方針だ。 市は2025年に実証試験を開始し、2040年にはUAMネットワークの完成を目標に掲げ、産学官連携によるエコシステムの構築に取り組んでいる。特に、ソウル市は今回のカンファレンスを皮切りに、陸軍と「ソウル型UAMの導入」の初期段階から空域の管理、緊急対応システムの支援など、安定的な運航に向けて協力を続けていく。
ソウル市、レッド・ドット・デザイン賞2年連続受賞の快挙…「新型地下鉄路線図」

交通ニュース

2024/11/06 470

ソウル市、レッド・ドット・デザイン賞2年連続受賞の快挙…「新型地下鉄路線図」

ブランド・コミュニケーション部門で「新型地下鉄路線図」選定…昨年ソウルドロップス(Soul Drops)ベンチなど受賞 高齢者・色覚異常の人など弱者への配慮、デザインなど多方面で「新型路線図」の素晴らしさが認められる ソウル市は、世界3大デザインアワードの一つである「レッド・ドット・デザイン賞(Red Dot Design Award)」のブランド・コミュニケーション部門で2年連続受賞した。昨年の「ソウルドロップス(Soul Drops)ベンチ」と「ソウルライトDDP」が受賞したのに続き、今年は誰でも見やすく読みやすい「新型ソウル地下鉄路線図」が受賞作に選ばれた。 今年、ブランド・コミュニケーション部門で受賞した「新型ソウル地下鉄路線図(以下、「新型路線図」)は、ソウル市が昨年40年ぶりに新たに開発した路線図で、高齢者・色覚異常の人など弱者への配慮とデザイン面での素晴らしさが国際的に認められた。 実際、昨年9月に「新型路線図」を開発し、内外国人を対象に実験した結果、駅を探すのにかかる時間が最大55%、乗り換え駅を探すのにかかる時間が最大69%程短縮される効果を確認した。外国人の場合、所要時間の減少幅が内国人に比べて約21.5%高い水準であることが分かった。 一方、新型路線図は、国内では文化体育観光部と韓国工芸・デザイン文化振興院が主管する「2024大韓民国公共デザイン大賞」で優秀事例部門「優秀賞」に選ばれた。 地下鉄路線図デザイン