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[2012] 市長挨拶

  • 愛する人と見つめ合いながら歩くソウル市を

  • [2012] 市長挨拶 SMG 1,357

    歩道ブロック関連記者説明会

    月日:2012年4月25日 会場:ソウル市庁西小門庁舎ブリーフィングルーム

    これよりもっと重要な内容の発表も、私ではなく、室長と局長が行ったのですが。別の見方をすれば、些細なことに思えるこの事案を自ら発表する理由があります。市長に就任する前、街の通りをよく歩きました。毎日のように公共交通機関を利用しました。しかし、街の通りを歩くたびにいつもストレスを感じました。歩車道ブロックもきちんと設置できない国がいったい何をできるのかという思いが湧いてくるのでした。年末になるといつも掘り返される歩車道ブロックに市民の皆様はうんざりしたことでしょう。予算も予算ですが、これまでの歩車道ブロックの慣行を見ながら、私も市民の皆様と同じ思いになりました。

    私は、歩車道ブロックは行政のショーウィンドーだと思います。歩車道ブロックの状態を見れば、ソウル市政がどんな状況かわかります。さぞあきれたことでしょう。それで私は、市長就任後に担当部署とともにこの発表を準備してきました。歩道60年の慣行に終止符を打ちます。歩く街ソウルの第一歩を踏み出します。

    ソウル市民は一日平均7時間道路の上で過ごし、歩道の総延長は2788kmです。ソウル市民の一日は道路で始まり、道路で終わります。道路がしっかり整備されていなければならないのは当然です。ソウル市民は、歩道の通行に不便を感じてきました。障害があって車椅子に乗る市民はいつも限界を感じてきました。ですから、段差を1センチ程度にします。市民全員がソウル市は暮らしやすくなったと感じられるようにします。道路上に積まれた荷物や店の立て看板、商品が通行の支障になってきました。カンブク(江北)区は特に深刻です。歩道幅が狭かったのです。自治区とともに改善していきます。目に余る露店には注意をし、それでも聞かなければ過怠金を科します。歩道工事時に資材を必要以上に積んだまま放置しておくケースが多くありました。できる限り通行の不便をなくしていきます。主犯は歩道上の違法駐車です。市民意識も改善しなければなりません。自分さえよければと歩道に駐車する車が多かったのです。1~3月で約3万件にも上りました。道路上の違法駐車の取り締まりを強化していきます。

    私が一市民だった頃、ウォンスン・ドット・コム・ブログに掲載した書き込みです。ドイツの中世都市もそうです。当時の歩車道ブロックは今でもびくともしません。私は市長候補だったときに「歩きたくなる街をつくります」と公約しました。就任時も「歩車道ブロック市長になります」と宣言しました。

    その実現に向け、10の歩車道ブロックの原則をつくりました。

    1. 「歩道工事実名制の実施」。工事区間の両端に責任者名を表示します。

    2.「ワンストライクアウト制の実施」。従来の欠陥工事防止制度では不十分です。この2年の間に施工された歩道工事の全数調査を実施しました。317カ所、136.7キロメートルを点検した結果、620件の指摘事項が発見されました。5月を目処に整備を完了させる計画です。施工者だけでなく検収する監修者にも責任を与える方針です。比較的小さい工事を検収するのはソウル施設管理公団です。本日、イ社長と職員がこちらにいらしています。前に出てきてください。この場で約束してください。検収の際に現場に足を運んでいないようですね。書類確認だけで済まそうとするからこうした問題が発生するのです。パンベ(方背)とピョンチャン(平昌)の事例が私のホームページに掲載され、工事期間中ずっと見守っていましたが、終了時点ですでに欠陥が見つかりました。最近工事が行われた現場に行ってみるつもりです。その意向はありますか?ありがとうございます。

    3.歩行者の安全のため、臨時の歩行路を確保するとともに歩行安全サポーターを配置します。すべてを実質的に変えます。

    4.「歩道工事CLOSING 11」。冬季には工事をしないという意味です。年末に集中する歩道工事が市民から批判されてきました。緊急の場合はやむを得ないとしても、原則的には施工しません。

    5. 歩道破損者に原状復旧の責任を与えます。原因者負担金の原則です。車の乗り上げなどによって破損した部分は当然その人に負担を求めます。歩車道ブロックに関する体系的な研究を開始しました。

    6. 地域住民424人で歩道モニタリングチームを編成して活動します。活動期間は1年で、毎年12月に成績優秀者を表彰します。

    7. このように申告してください。ソウル市民全員がモニタリングチームのメンバーになる方法を考えました。歩車道ブロックに問題がある場合は通報してください。実際にどのようにするのかお見せします。「イゴバ(イ・ゴリルル・バックジャ:この通りを変えよう)」という「ソウル市GISポータル市民不便申告」です。大衆的集団知性の方式でソウル市の歩道管理に活用する予定です。これがコミュニティ・マッピング・システムの初めての試みと言えます。「イゴバ」は市民団体が行っており、ソウル市の申告サイトはポータルサイトから利用できるようにします。

    8. 「歩道は歩行者へ」。歩道の違法停車、バイクの走行、置き荷物の取り締まりを強化します。すでに集中取り締まりを行っています。歩道に乗り上げる駐車も同様です。特にバイクに関する市民の通報が殺到しています。ツイッターで指摘する市民も多いです。

    9. 「歩車道ブロックバンクの運営」。ブロックが破損しているという通報があっても、予備がないため速やかに交換できませんでした。迅速に交換できるよう、歩道を整備する際は、納品量の一定量(3%)を同バンクに入庫します。

    10. ソウル市だけの力では不十分です。25の自治区、電気通信公社、都市ガス公社、上水道公社、関連機関とともに管理します。各機関がそれぞれ歩道を掘り起こしてきました。これからは問題は起こらないでしょう。一度工事したら10年以上維持されなければなりません。関連機関と十分に協議し、緊急な工事でなければ行わないようにします。

    私は「歩く街ソウル」「歩きやすいソウル」を目指す最初の市長として、これから年末まで段階的に対策を施行してまいります。ソウル市の道は、満足、合法、安全、配慮という道になるでしょう。

    フランツ・カフカは、「やさしい人は歩幅を合わせて歩く」と言いました。愛する人と見つめ合いながら歩ける道にします。これを第一歩として「歩きやすいソウル」をつくります。市民全員の歩行権が保証され、誰もが安全に歩ける幸せな街ソウルを目指して全力を尽くしてまいります。ありがとうございました。

    フェイスブック イ・ジョンナム 大学に進学して初めてソウルに来たとき、ソウルのよさはやはり便利な交通と多様な文化活動ができることだと思いました。卒業を控えた今、それにもう一つ、素晴らしい市長の素晴らしい政策が加わりました。

北村、 このように変わります北村は住居地域です観光客の立入制限