• 「2024ソウル市10大ニュース」の人気投票に186,388人が参加し、合計559,164票が集まった…1位は「気候同行カード」
• 「手首ドクター9988」、「ソウル野外図書館」など市民の日常を豊かにする政策が高い支持を獲得
• 外国人の場合、「孤立・ひきこもり青年支援」、「庭園都市ソウル」など、先導的な都市政策の成果と方向性に注目
• 10～20代は「ソウル野外図書館」、30～50代は「気候同行カード」、60代以上は「手首ドクター9988」を最も支持

今年、市民に最も愛されたソウル市の政策は「気候同行カード」であることが分かった。ソウル市が3日(火)から9日(月)まで実施した「2024ソウル市10大ニュース」のオンライン調査結果、「気候同行カード」が69,821票(得票率12.49%)を集め、1位にランクインした。

韓国のポータルサイトとソウル市の外国語ホームページにおいて行われた今回の投票は、ソウル市の出入り記者団の投票により選ばれた10の政策に対するものであり、韓国人とソウル市ホームページを利用する外国人を対象に行われた。参加人数は合計186,388人で、合計559,164票が集まった。

<2024ソウル市10大ニュース調査結果(韓国人・外国人合計)>

2位は「手首ドクター9988」(62,690票、11.21%)、3位は「ソウル野外図書館」(60,129票、10.75%)がそれぞれランクイン。大勢の市民の日常を豊かにし、一年を通して愛された政策が上位にランクインしたことが分かる。

昨年、政策発表と利用範囲の公開をしただけで大きな話題を呼んだ「気候同行カード」は、今年運営を開始して早速爆発的な人気を集め、1位を獲得した。市は、適用地域と特典を継続的に拡大しており、後払いの気候同行カードも発売されたため、さらに人気が続くと期待している。

ソウル市外国語ホームページで外国人を対象に実施された投票では、8,060人が計24,180票を投じ、「孤立・ひきこもり青年支援」(3,346票、13.84%)、「庭園都市ソウル」(3,147票、13.01%)、「ソウルダル(ソウルの月)」 (2,984票、12.34%)がそれぞれ1位から3位にランクインした。

○ 外国人は日常生活を豊かにする政策より、都市政策をリードするソウル市ならではの政策に注目している傾向があった。市は現在、「孤立・ひきこもり青年支援」を通じて、孤立・ひきこもり青年の発見から社会復帰までワンストップで支援することで世界の政策をリードしており、「庭園都市ソウル」を通じては、海外で特に関心と需要の高い都市緑化政策を展開していることから、これらの政策の成果と方向性が注目されたと考えられる。

一方、年齢によっても政策選好が異なることも分かった。10～20代は 「ソウル野外図書館」(12.14%)、30～50代は「気候同行カード」(12.75%)、60代以上は「手首ドクター9988」(12.94%)をそれぞれ最も多く選んだ。

<10～20代の調査結果>

<30～50代の調査結果>

<60代以上の調査結果>

結果は、NaverやDaumなどのポータルサイトで「ソウル」、「ソウル市10大ニュース」を検索するか、投票ページ(promotion.daum-kg.net/2024seoulnews)、またはソウル市ホームページ(www.seoul.go.kr)で確認することができる。

*外国語ホームページでの調査結果：

「2024ソウル市10大ニュース」対象者別調査結果

□韓国人(計178,328人参加、計534,984票)

□外国人(計8,060人参加、計24,180票)

「2024ソウル市10大ニュース」1～10 位の政策の紹介

1	エコ交通イノベーション「気候同行カード」
	-公共交通・タルンイが無制限！二酸化炭素排出量を減らし、交通費も節約できます-
		気候同行カードは、気候危機の時代、温室効果ガスを削減し、市民の交通費負担を減らすために韓国で初めて導入された公共交通機関の統合定期券です。カード1枚で公共交通機関(地下鉄、バス)だけでなく、タルンイまで無制限に利用できます。

2	ポイントはもちろん、健康管理まで、「手首ドクター9988」
	-累計130万人達成！市民の健康の味方-
		「手首ドクター9988」は、専用アプリを通じて、いつでもどこでも自分で健康管理の習慣をつけられるよう、様々なサービスを提供し、現金と同じように使えるポイントをプレゼントしてソウル市民の健康活動を支援しています。

3	K-文学の聖地「ソウル野外図書館」
	-ハン・ガン(韓江)のノーベル文学賞受賞の快挙の波に乗って読書ブームを巻き起こす-
		全国初、2年連続国際賞を受賞したソウル野外図書館は、作家ハン・ガン(韓江)氏のノーベル文学賞受賞の快挙により、K-文学の聖地となりました。今年300万人が訪れた世界初の革新モデルで、全国約80の自治体や機関へと広がった新しい図書館モデルです。

4	少子化総合対策「誕生応援ソウルプロジェクト」
	-毎月上昇を続ける出生数を牽引！-
		子供の泣き声が聞こえてこなくなった「超少子化の危機」を乗り越えるために！ 不妊手術費の支援、産後ケア経費の支援、祖父母による世話への手当、ソウル型キッズカフェなど、少子化の危機を克服するための政策を進め、12年ぶりに出生数と婚姻件数ともに5ヵ年連続の増加に転じました。

5	全国の標準モデルとなった「孤立・ひきこもり青年支援」
	-孤立・ひきこもり青年の社会への第一歩を応援-
		関連機関として全国初の専門機関となった「ソウル青年キジゲセンター」を開所し、発掘から社会復帰までワンストップで支援し、27の拠点においてカスタマイズされたサービスを提供しています。さらに、親など周りの人に対する教育や相談を提供し、日常のセーフティーネットを構築することで、若者の挑戦と変化、成長を導き出しています。

6	将来のマイホームを手に入れませんか？ 「将来のマイホーム」
	-結婚・出産の心配はいりません。新婚さんのための長期チョンセ住宅Ⅱ供給-
		深刻な少子化の危機を克服するため、ソウル市は、新婚夫婦の住居の悩みの解決に乗り出します。新婚夫婦が子どもを産んで住みたくなるアパートタイプの高品質の住宅と、子どもを出産した場合、最大20年まで居住期間の延長、広い平米の住宅への転居、マイホーム購入の機会など、様々なインセンティブを提供しています。

7	780万人が選んだ国際庭園博覧会など「庭園都市ソウル」
	-魅力的な庭園約1,000か所を造成するなど、徒歩5分の場所にある庭園都市へ-
		780万人が選んだソウル国際庭園博覧会。2026年までに1007の庭園を作る魅力ガーデン・同行ガーデンプロジェクト。どこへ行っても、5分以内の場所に庭園があって、日常生活の至る所に庭園が溶け込むことを目指す「庭園都市ソウル」。ソウルが一つの巨大な庭園になります。

8	K-福祉の新基準、「ソウル踏み石所得」
	-社会的弱者の頼もしい自立の足がかりになります。-
		「ソウル踏み石所得」は、困難であればあるほどより多くの支援が受けられ、社会的弱者が自立できるよう、その足がかりを提供します。踏み石所得は、高い脱受給率と勤労所得増加率を示しています。自ら自立できるよう支えとなり、階層間の移動ができるようにはしごとなって希望を与えます。

9	130Mの上空から眺める最高の夜景「ソウルダル(ソウルの月)」
	-幻想的な夜景で夜の観光の価値を高める-
		ソウルダル(ソウルの月)は、ヨイド(汝矣島)公園にある月型のヘリウムガスで満たされた気球で、今年新しく登場した観光のランドマークです。130メートルまで垂直飛行し、ハンガン(漢江)を中心としたソウルの魅力的な夜景を存分に楽しむことができます。火曜日から日曜日まで運営しており、1回につき最大20人まで搭乗することができます。

10	ソウル市の新キャラクター「ヘチ＆ソウルフレンズ」
	-FUN＆HIPなソウルの魅力を世界に発信！-
		「私は心配と悲しみを幸せに変えるソウルの守護神ヘチだよ！私と一緒にソウルを守るソウルフレンドも紹介するね」ソウルを代表するキャラクター、ヘチをよりモダンな形にデザインし直し、チョンニョン(青龍)・ペコ(白虎)・チュジャク(朱雀)・ヒョンム(玄武)という新しいキャラクターを発表することで、ソウルの多彩な魅力を国内外に発信しています。