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文化/観光ニュース

  • 巨匠キム・ファンギ(金煥基)の作品、超大型メディアアートでよみがえる「ソウルライトDDP秋」で初公開

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    • DDP10周年記念、8月29日から9月8日までDDP外壁に展示
    • キム・ファンギ(金煥基)没後50周年、韓国抽象美術の巨匠による作品を超大型メディアアートで初公開

    世界的なメディアアーティストが競って作品を発表するソウルライトDDP。昨年は116万人を記録するなど、毎年100万人以上の来場者を引きつけている超大型メディアファサード展示が、今秋も恒例イベントとして開催される。今年の「ソウルライトDDP 2024秋」の代表作家は、韓国抽象美術の巨匠キム・ファンギ(金煥基、1913~1974)だ。

    20世紀の韓国抽象美術の先駆者であるキム・ファンギ(金煥基)は、東洋の哲学と西洋のモダニズムを融合させ、日本、パリ、ニューヨークを経て、初期の具象美術を抽象美術に発展させた。1970年代にニューヨークに滞在しながら、造形要素の出発点である「点」からなる「全面点画」を制作し、抽象美術の新たな地平を開いた。

    2019年のクリスティーズ香港のオークションでは、全面点画の代表作が韓国美術品史上最高値の132億ウォンで落札された。海外コレクターが高い関心を寄せている全面点画作品は、BTSのRMが記念ショットを公開したおかげでMZ世代の間でも有名だ。

    「ソウルライトDDP 2024秋」は8月29日(木)の開幕式を皮切りに、9月8日(日)までの11日間、毎晩8時から10時までDDPで開催される。

    キム・ファンギ(金煥基)、1972、ニューヨークスタジオ(9) (c)Whanki Foundation.Whanki Museum(72dpi) (画像提供:(財)ファンギ(煥基)財団・ファンギ(煥基)美術館)

    キム・ファンギ(金煥基)、1971、17-IV-71 #201 (c)Whanki Foundation.Whanki Museum(c-72dpi) (画像提供:(財)ファンギ(煥基)財団・ファンギ(煥基)美術館)

    「ソウルライトDDP 2024秋」概要

    – 期間:2024年8月29日(木)~9月8日(日)、11日間

    – テーマ:フューチャーログ(Future Log)

    「今日より輝かしい明日を夢見て、光で記録する未来」

    – コンテンツ:超大型メディアファサード2作品

    · キム・ファンギ(金煥基)『時の詩』

    · VERSEDAY『インビテーション(Invitation)』

    <ソウルライトDDP概要>

    ○ 韓国最大・222mの超大型メディアアート展示

    ○ 2023年時点で年間来場者数116万人を突破

    ○ 2023年にレッドドットやIDEAなどの国際デザイン賞を相次いで受賞

    ○ 開催時期:秋、冬(年2回)

    主な作品

    チャプター1. ひとつの点 – 宇宙の始まり

    つながりや関係を探求した画伯の後期単色全面点画作品により、ひとつの点から派生した無数の点が

    形成する時空を表現

    <Duet 22-IV-74 #331>, 1974 <17-IV-71 #201>
    Where, in What From, Shall We Meet Again series, 1971
    <16-IX-73 #318>, 1973

    ⓒWhanki Foundation·Whanki Museum

    チャプター2. 踊る点たち – 生命と世界

    大胆な色彩構成とダイナミックな動きにより、画伯が追求した自然の生命力と永遠性を詩的な韻を踏んで

    形象化

    <14-III-72 #223>, 1972 <14-XII-71 #217>, 1971 <Untitled>, 1971

    ⓒWhanki Foundation·Whanki Museum

    チャプター3. 点の中の心 – 純粋な愛と恋しさ

    亡き母の愛と母への恋しさなど、関係の本質を感覚的に表現した作品の直感的な演出により、調和と純粋の

    世界を表現

    <7-VI-69 #65>, 1969 <31-III-1967>, 1967 <Sacré-cœur>, 1957

    ⓒWhanki Foundation·Whanki Museum

    ソウルライトの画像

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