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  • 屋内型庭園スマートガーデン44か所を造成、新型コロナ時代の癒しスポットへ

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    屋内型庭園スマートガーデン44か所を造成、新型コロナ時代の癒しスポットへ
    ポラメ病院のスマートガーデン 国立中央医療院のスマートガーデン
    ポラメ病院のスマートガーデン 国立中央医療院のスマートガーデン
    ソウル市は、屋内でも気軽に休憩でき、青々とした庭園が満喫できる屋内型庭園「スマートガーデン(smart garden)」を2021年内に34の機関、44か所まで造成する。 *スマートガーデン:屋内空間に適した植物や水やり・照明・空調制御システムを自動化し、植物管理技術を導入した屋内庭園 ソウル市は新型コロナウイルス感染症で外での活動に制約が生まれ、家やオフィスなど屋内で過ごす時間が増えたことにより、日常での癒やしと憩いの場に対する市民の需要が高まったことから、市民が利用できる癒しスポットとして「スマートガーデン」の造成を本格化したと明らかにした。 「スマートガーデン」は公園、病院、産業団地など大人数の利用施設の屋内空間にテーブルヤシやサンゴジュなど屋内に適した植物を植え、自動化管理技術で維持・管理する新概念の庭園パラダイムである。空間の特性と構造に合わせてキューブ型や壁面型など、様々なタイプでつくることができる。 ソウル市は「スマートガーデン」が植物の維持・管理費用を最小限に抑えながらも、癒やし・休憩・観賞効果は極大化できると期待している。特に新型コロナウイルス感染症の長期化により苦労している医療従事者はもちろん、市民も季節を問わず庭園を楽しみながら疲れた心身を癒やし、ストレス解消に役立つことが期待される。 実際に山林庁が屋内庭園の癒やし・休憩効果を研究した結果によると、屋内庭園を体験した後は緊張、不安、疲れ、無力感、憂うつ感など心理的なストレスが緩和したことが明らかになった。 ソウル市は、2020年に5か所の医療・公共機関にある6か所の屋内遊休空間に「スマートガーデン」を初めて造成した。 2021年は予算を10倍以上増やして29の機関、38か所(産業団地14か所、医療機関4か所、公共機関20か所)を追加で造成する計画だ。医療・公共機関だけではなく、マゴク(麻谷)産業団地などの産業団地まで造成対象を拡大する。また、植物の効率的な維持・管理のためにモノのインターネット(IoT)、Wi-Fi、タッチパネルを導入し、植物の生育状態の把握や、自動で水やり・照明・空調を制御するシステムなどを活用したスマートガーデンを試験造成する予定だ。 ソウル市は、その後も「スマートガーデン」造成事業に対する市民の意見およびモニタリングを通じて事業効果を分析し、山林庁と協力して持続的に事業を拡大していく計画だ。
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    ソニュド(仙遊島)公園のスマートガーデン ヘヌリタウン・スマートガーデン
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