永遠に続くかのような暑さが終わることだけを待ち望んでいるなら、地下鉄でちょっとしたソウルツアーに出かけてみるのはどうだろうか。12通りの多彩なツアーコースと、より簡単になったコンプリート条件を備え、ソウル交通公社創立以来初めてのスタンプツアーイベントが開催される。
ソウル交通公社は9月3日~10月31日の間、地下鉄を使うと簡単に訪ねることができるソウルの名所を紹介し、コースをコンプリートした者には記念品をプレゼントする「ソウル地下鉄スタンプツアー」を開催する。
2018年は「秋の小確幸:ささやかだけれど確実な幸せ」をテーマに12通りのツアーコースが運営される。
今回のコースでは、ソウルに新しく造成された名所であるソウルロ7017、キョンチュン線森の道公園とパムトッケビナイトマーケットが開かれるハンガン(漢江)公園、ドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』でトッケビと死神の家として登場したウニョングン(雲峴宮)洋館、災害・事故を仮想体験できる安全体験館コースなどが新しく選定された。
2016年のスタンプツアーで満足度が高かった人情味あふれる路地の情趣を感じられるカンプル漫画通り、ソウルの中心で世界を感じることができるヘバンチョン(解放村)芸術村コースも含まれている。
スタンプツアーの参加希望者は指定された駅のお客様案内センターでツアーパスポートを受け取り、コースごとの証拠となる記念写真を撮って駅の職員に見せると完了である。12のコースの中から4コース以上を訪問するとコンプリート認証スタンプをプレゼントする。コンプリート認証スタンプを贈呈された参加者は11月1日~9日までホームページ(http://www.seoulmetro.co.kr)に認証書を登録すると、記念品を申請できる。
2018年は12のコースの中から4コース以上訪問するだけでコンプリート認証が可能で、ホームページよりコンプリート登録を行った参加者の中から抽選で531人を選定して記念品をプレゼントする。ちなみにかつては、10通りのコースの中で8コース以上を訪問した参加者を対象に先着順で記念品をプレゼントしていた。
スタンプを集めるリーフレットも、これまでとは異なりパスポートの形をした手帳で制作され、出入国スタンプのようにコースコンプリートスタンプを押すことができる楽しさがある。また、「スタンプツアーパスポート」にはコースごとのQRコードが組み込まれているため、コースについての情報をスマートフォンから簡単に確認することができる。