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プレスリリース

  • 寂しい時には「トントン」ノック…ソウル市、誰一人も孤立しない都市を実現

  • プレスリリース SMG 170
    • 寂しさ、孤立関連総合対策「寂しさゼロソウル」発表、共に・繋ぐ・コミュニケーション3大戦略&7大中核課題を推進
    • 韓国初、孤独の予防から再孤立・ひきこもり防止まで、多方面から支援…世界に先駆けて実施
    • 誰もが助けを求められる専用ダイヤル「孤独よ、さようなら120」など、「トントン24プラットフォーム」は24時間365日対応
    • 全ての市民を対象にこころの相談、隠れている中高年向けの健康同行食事、屋外で元気を取り戻す「365ソウルチャレンジ」など
    • コンビニ、デリバリーアプリなどを相談窓口に活用…1:1で対応し、日常生活回復・自立をサポート
    • 市内に公園・世代間コミュニケーション複合施設など、オープンスペースを拡大…共感・連帯を強める
    • オ市長、「誰一人も孤立しない幸せな都市づくりに市を挙げて最善を尽くす」

    ソウル市は、市民の日常生活と密接な関わりのある公共交通機関であり、市民の足でもある「ソウル市内バス」の準公営制度の施行20周年を迎え、「財政」、「公共性」、「サービス」3大分野を改革すると発表した。「世界最高水準の交通福祉都市ソウル」を目指して一歩踏み出す。

    <寂しさ・孤立解消総合対策「寂しさゼロソウル」発表、市を挙げて最善を尽くす>

    ソウル市は、寂しさ・孤立問題解決に向けた総合対策「寂しさゼロソウル」を発表。孤独死の予防対策以上に、寂しさの予防から再孤立・ひきこもりまで防ぐ多角的な支援策を講じ、「ソウル市民誰一人も孤立しない都市」を実現するとの宣言である。市は、今回の対策について、韓国初であり、世界に先駆けた取り組みになると期待していると付け加えた。

    「寂しさゼロソウル」は、▴共につながる ▴結びつきを強める ▴コミュニケーションを取る 3大先約と7大中核課題(①トントン24 ②心身のケア ③365ソウルチャレンジ ④孤立世帯の発見・診断 ⑤ソウル支え合い処方 ⑥ハートウェア造成 ⑦共感×連帯ソウル)で構成され、5年間計4,513億ウォンを投入する計画だ。

    連略1.共につながる、活力あふれるソウル

    1つ目の戦略「共につながる」は、市民が寂しさを感じる時、いつでも助けを求められる24時間プラットフォームを設け、様々な活動で元気な日常を与えるだけでなく、丁寧な心身ケアを行い、寂しさが慢性てkにならないようにする事業。

    <①トントン24プラットフォーム>

    まず、寂しさを感じた市民は誰もが、いつ、どこでも助けを求め、相談できるオン・オフラインプラットフォーム「トントン24プラットフォーム」を構築する。電話、オンライン(カカオトーク)と、気楽に訪問できる暖かい空間も用意する。

    プラットフォーム「孤独よ、さようなら120」は、24時間365日対応する専用ダイヤルで、来年4月から運営を開始する。120タサンコールセンターに電話すると、まず相談担当者が基本的な相談を実施し、必要な場合、多様な協力機関につなげ、さらなるサポートを受けられるように手配する。

    勇気を絞って助けを求めた孤立状態の市民に、効果的な支援を行うために、電話相談だけでなく、孤立予防センターと連携し、現場訪問、緊急介入、深層心理カウンセリングなどおn連携サービスを提供するなど、引き続き措置を講じる、なお、孤立から脱出した市民を相談員として活躍させ、相談やコールセンター満足度調査などモニタリングを実施するようにする。

    「孤独よ、さようなら120」は、本人はもちろん、家族、隣人など周りの人も利用でき、電話が苦手な市民にはカカオトークAI相談で対応し、寂しさ・孤立支援事業を案内する。

    また、寂しさや孤独を感じる市民は、誰もが気楽に訪問し、「ソウルラミョン」を食べながらコミュニケーションする「ソウルこころコンビニ」も来年4カ所テスト運営する。ここれ提供するラミョンは、市民からの寄付であり、孤立から脱出した市民が相談サービスも提供する。

    <②「心身のケア」>

    次に、寂しさを予防し、積極的に管理するために、ソウル市民の心身をケアする「全市民こころ投資事業」、「中高年向け健康同行食事」、「高齢者向け健康長寿センター」も推進する。

    ソウル市は、既存の精神健康要注意の人を対象としていたこころ相談サービスを、全市民を対象に拡大し、さらに多くの市民の寂しさを事前に管理する。この事業のために8月にソウル市広域心理支援センターをオープン、全ての市民が日常で簡単に利用できるように民間の心理相談所を活用した「全市民こころ投資事業」を7月から本格的に運営している。

    「全市民こころ投資事業」は、週1回計8回にわたって1:1で行われ、今年は2万人に提供、来年から対象者を拡大する計画だ。

    また、健康管理に気を付けていない中高年の1人世帯のために「健康同行食事」を拡大し、バランスの取れた食事を提供、ソーシャルダイニングなど、社会的ネットワークを構築し、身体の健康と情緒安定にも取り組む。

    その他にも、高齢者の老後をケアする健康長寿センターを2030年までに100カ所設置し、健康な高齢者から体が不自由な高齢者まで、約30万人を対象に健康管理サービスを提供する。

    <③「365ソウルチャレンジ」>

    次に、日常生活に活力を与え、市民の寂しさを予防する「365ソウルチャレンジ」も推進する。ヒーリングピクニック、スポーツなどの生活プログラムや、本を読む屋外図書館、潜水橋てくてく祭りのようなソウルを代表するイベント連携し、チャレンジの形で行う予定だ。

    チャレンジに着実に参加し、成功すると活動点数がもらえる。点数によってインセンティブを与え、持続的な参加を誘導する。チャレンジに成功し、自己効力感を感じ、社会とコミュニケーションしながら寂しさら逃れると期待している。インセンティブは、ソウルダル(ソウルの月)、漢江キャンプ場、ソウル植物院のチケットなど、ソウル市の人気プログラム利用券をプレゼントする予定。

    戦略2.結びつきを強める、きめ細かなネットワークで心強いソウル

    2つ目の戦略「結びつきを強める」は、孤立・ひきこもり状態にある市民を積極的に見つけ、1:1で支援し、孤立されている市民が再び社会とつながるようにきめ細かなサポートシステムを稼働することである。

    <④孤立世帯の発見・1:1診断>

    まず、強化した孤立世帯を発見するシステムを稼働する。ガス・電機など危機情報(46種)と各種の行政情報を連携し、孤立世帯を先駆けて見つけ出し、孤立世帯の生活の特性上、よく利用するコンビニ、コインランドリーなど、生活密着業種を孤立世帯が支援を求められる接点として活用する。

    また、自炊をせず、デリバリーを利用する1人世帯の特徴を考慮し、デリバリーアプリに孤立危険度をチェックできるポップアップを表示し、トントン24など、ソウル市の様々な支援サービスも発信する。また、デリバリーアプリと協力し、デリバリーではなく、飲食店に訪問して利用できる割引クーポンを提供し、外出を積極的に誘導する計画だ。

    支援を求める意志がなく、支援を拒む孤立世帯のためには、家族、隣人など周りの人も申し込みできる電話、アプリ、ホームページなど、様々なチャネルを設ける。また、民間団体と協力し、アウトリーチを通じて危機状態の世帯を発見するシステムも活性化する。

    <⑤ソウル支え合い処方>

    多様な方法で見つけた孤立世帯については、初期に相談を通じて特性を診断し、1:1の「ソウル支え合い処方」を連携する。孤立状態の市民に必要な処方を提供し、1日でも早く孤立から脱出できるようにサポートし、再孤立まで防ぎ、長期的に社会とつながる生活を続けるように支援する計画だ。

    「ソウル支え合い処方」は、孤立市民の特性とタイプに合わせて1:1の対策を提示する。寂しさの予防にフォーカスを当てた「英国の社会的処方」から1歩踏み込んだ「ソウル型社会的処方」である。

    まず、「庭園処方」は、心の癒し処方の1つで、孤立青年や不妊夫婦に庭園と森を活用したこころ散歩、ガーデニング活動などのプログラムを提供する。今年の9ガルからテスト運営を開始し、今後中高年層など、提供対象を拡大する。その外にも、文化芸術、スポーツなど様々な分野と協力したこころ癒し処方も用意する。

    支援が行き届かない助けを拒む孤立市民には、「15分外出処方」を通じて、日常を回復するようにサポートする。孤立を経験し、乗り越えた市民が直接相談したり、非対面相談を通じて、1歩ずつ踏み出す方式である。また、1回目の相談に対するインセンティブも提供し、参加を誘導する。

    「自立処方」は、孤立から脱出した市民が再孤立にならないように地域社会と一緒にケア共同体を構築し、自律を支援する内容である。

    寄付・後援する地域企業と協力し、ケアクーポンで支援する「美しい隣人2.0」、孤立回復市民を孤立治癒活動家として育成する「みんなの友達」をつうじて自立できるように支援する計画だ。

    「ライフサイクル別の処方」は、年齢層を問わなくなった孤立問題に対応するために設けた世代別の処方である。

    孤立状態の若者向けの「ソウル青年背伸びセンター」は本格的に運営し、中高年向け仕事・福祉などあらゆる情報を提供する「中高年情報モンタンチャネル」は来年の上半期にオープンする。また、体が不自由な高齢者の外出に欠かせない歩行補助器「シルバーカーレンタルサービス」もテスト導入する。

    戦略3.コミュニケーションを取る、みんなに開かれたソウル

    3つ目の戦略「コミュニケーションを摂る」は、市民がより自然につながり、コミュニケーションできるように、ソウルの様々な場所をオープンスペースに造成し、互いのコミュニケーションを通じて、寂しさ、孤立問題を共感しながら一緒に解決していく基盤を設けることが目的だ。

    <⑥「ハードウェア(hardware)」を「ハートウェア(heartware)」に、開かれた都市空間を造成>

    人と人、人と自然、人イベントをつなぐ、いわば「ハートウェア」を導入する。空間魅力指数*を活用し、地域の空間連結性を評価し、都市開発・整備を行う際に、連結機能をより強化する方針だ。

    *空間魅力指数とは、生活圏単位で職、住、楽の各分野別生活機能およびン地上サービスアクセス性の総合指数

    躯体的な方策として、都市開発・整備の際に、公園など、オープンスペースを十分に拡大し、市民が都心で自然と触れ合い、これを接点に交流できる環境をつくる。なお、公共寄与、廃校、空き家などを活用し、わが町学び場など、各世代がコミュニケーションできる複合文化空間も積極的に確保する計画だ

    <⑦市民と共感、世界と連帯>

    最後に、寂しさ・孤立に対する社会的認識改善と互いに共感し合う場である「寂しさのない週間」を新設・運営する。この習慣には、寂しさトークコンサート(Let’s talk loneliness)など、ソウル市民が自発的に参加できる多彩なイベントを企画し、孤立経験のあるインフルエンサーが孤立状態の市民を応援励ますキャンペーンも集中的に展開する。

    また、寂しさ、孤立問題の解決に向けたロンドン、東京など海外の主要都市との国際協力にも力を入れる。寂しさは現代社会で避けられない問題で、効果的な対策を設けるために、国際的な共同対応が極めて重要である。市は「寂しさゼロソウル」を実現すると発表しただけに、今後国際社会との共同対応をリードしていくと強調した。

    ソウル市のオ・セフン市長は、「寂しさと孤立は個人の問題ではなく、社会が一緒に解決すべき課題である」とし、「ソウル市民誰もが孤立しない幸せな都市、『寂しさゼロソウル』を実現するために、市を挙げた取り組み、予防から治癒、社会復帰、再孤立の防止まできめ細かに管理したい」と述べた。

北村、 このように変わります北村は住居地域です観光客の立入制限