ソウルの水道水「アリス」の水質が、飲み水として適切であると証明された。
アリスは2016年11月22日、国際標準化機構のISO22000(食品安全マネジメントシステム)国際認証を取得し、世界から「安全な食品」として認められている。また、ソウル市が2017年5月に発行した「2016年アリス品質報告書」によっても、アリスの優れた水質を確認できる。
アリス品質報告書は、取水源のハンガン(漢江)上流の水はもちろん、アリス浄水センターと自治区別の水質、蛇口からの水道水の水質調査結果などを盛り込んだ「水質成績表」だ。とくに、世界保健機関(WHO)の推奨項目(163項目)よりも多い170項目の精密水質検査の結果を盛り込んだ。
検査の結果、病原性微生物は検出されず、鉛・ヒ素・カドミウム・フェノール・パラチオンなど健康に有害な成分26種も全く検出されなかった。また、消毒剤により生じる消毒副産物は、水質基準の5分の1程度のみ検出された。
アリス品質報告書は、アリス品質確認制などお役立ち情報についても案内している。内容は、ソウル市上水道事業本部ホームページ(http://arisu.seoul.go.kr)で確認できる。
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