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プレスリリース

  • 子育てしやすい都市・ソウル「ママパパ幸せプロジェクト」、今年本格化

  • プレスリリース SMG 699
    • 2022年8月発表後、社会保障制度の新設の協議を行うなど、今年から4大分野・28事業を本格開始
    • (上半期)ベビーシート付きタクシー利用バウチャー(5月)、家事代行サービス(6月)
    • (下半期)経歴断絶女性の就活支援金(7月)、ソウル型育児費(8月)、育休奨励金の支援(9月)
    • 市「育児の負担を減らし、養育者が尊重される文化の拡大に取り組んでいきたい」

    「子供を産んだらソウル市が育てる」という覚悟のもと、育児に対する現実的な負担を軽減し、育児が社会的に尊重される雰囲気を作るべく、今年から「ママパパ幸せプロジェクト」の稼働に本腰を入れる。

    2022年8月、ソウル市のオ・セフン市長が4大分野・28事業で構成された「ママパパ幸せプロジェクト」の推進計画を発表してから、社会保障制度の新設に関する協議、条例改定などの準備を終え、全ての事業を本格的に実行すると明らかにした。

    市は昨年、子供たちが安心して遊べる遊び場を含め、子供を連れて気楽に外出・外食できる育児配慮型空間を優先的に造成することに集中した。

    今年はさらに「ソウル型キッズカフェ」100店を建てるほか、スペースサリムなどの15ヵ所に「ソウル・ママパパVIPゾーン」を追加する。また、漢江公園など子連れの家族が多く訪れる場所を中心に、小さなトイレやトイレ内のオムツ替えシートなどを取り揃えた「家族トイレ」を49ヵ所に造成し、子連れ外出も心が軽くなるようにする。

    2月には、初めての子育てのママパパに育児情報を提供する「育児支援コーディネーター」サービスを開始する。3月には、保育園に100の「0歳児専担クラス」を新設し、午後6時に降園する子供たちが夕食を済ませてから家に帰れるよう、保育園100ヵ所を対象に調理スタッフの配置も支援する。

    4月には、乳幼児の発達状態が心配になる家庭は、無料相談や発達検査、治療など関連サービスをワンストップで受けられる「ソウル子供発達支援センター」が開館する。5月には、ベビーシートが装着されたタクシー「ソウルママパパ・タクシー」を利用できるバウチャー(年間10万ウォン分)を支援する。6月には、妊婦、共働き家庭、子沢山家庭が掃除や洗濯など家事を助けてもらえる「ソウル型家事代行サービス」を開始する。

    7月には、妊娠・出産・育児により仕事を辞めざるを得ず、キャリアが断絶された30~40代の女性を対象に「求職活動支援金」の支給を始める。8月には、祖父母を含む四親等以内の親戚に子供を預けたり、民間保育サービスを利用する家庭には毎月30万ウォンを支援する「ソウル型子供ケア支援事業」を実施する。また、全ての出産・育児情報の確認から関連サービスの予約まで簡単にできるソウル出産・育児プラットフォーム「万能キー」も新設する。9月には、全国初の試みである「ママパパ育休奨励金」の支援を始める。

    ソウル市はこのような内容を骨子とする「ママパパ幸せプロジェクト」の4大分野(①安心ケア、②気楽な外出、③健康・癒し、④ワークライフバランス)・28事業を今年から本格的に推進し、子育てしやすいソウルを作っていく方針を表明した。関連予算として、今年は2002億ウォンを投入し、従来の事業を含めて5年間(2022年~2006年)計14兆7千億ウォンを投じる計画だ。

    ソウル市のキム・ソンスン女性家族政策室長は「子育てしやすい都市、ソウルを実感できるよう、パパママ幸せプロジェクトの全事業を滞りなく推進することで、育児の負担を軽減すると同時に、養育者が尊敬される雰囲気づくりにソウル市が取り組んでいきたい」と述べた。