ソウル市では今年、ウランバートル、ハルツーム、北京など8ヶ国60名の青少年を招き、職業訓練を実施する予定だ。
ソウル市は、2001年から毎年海外姉妹都市の青少年に無償で職業訓練を実施しており、昨年までに13ヶ国、計435名が職業訓練を受けた。ソウル市は、これを通じて都市間の国際協力を強化し、韓国の先進産業技術を国際社会に伝播することで、韓国とソウルのブランドのイメージアップに努めている。
各姉妹都市から選抜された青少年は、まず3月14日(月)から16日(水)まで3ヶ国39名が入国し、さらに3月末から4月初めにかけて5ヶ国21名が入国する予定だ。
青少年は入国後、オリエンテーションや健康診断などが終わり次第、約10ヶ月間の職業訓練を受け、修了時には韓国の技術資格が取得できるようになる。
また、職業訓練と並行して2度の市政広報ツアーやソウル市長の表敬訪問、ポスコ(浦項製鉄)、現代自動車など韓国の主要産業団地を回り、韓国の発展ぶりを直接体験する予定だ。
ソウル市では、ソウル市民はもちろんのこと、姉妹都市の青少年やソウル在住の外国人が人生の新たなチャンスを切り開き、「魅力的なソウル」の感動を胸に深く刻めるよう、今後も職業訓練事業を持続的に行っていく計画だ。