大韓民国の歴史・文化の中心である空間の「クァンファムン(光化門)広場」が、木々と日陰のたくさんある公園のような広場として生まれ変わり、8月6日(土)に市民のもとへと帰ってくる。
市民のもとに戻ってくる「クァンファムン(光化門)広場」はこれまでより2倍近く広くなり、広場の面積の1/4は青々とした緑地となる。広場のあちこちにたたずむ5,000本の木は季節が巡るごとに彩りを変え、都心の風景を豊かにすることだろう。
水によって子音・母音を表現する「ハングル噴水」と、イ・スンシン(李舜臣)将軍の銅像の前につくられた「ミョンニャン(鳴梁)噴水」は、クァンファムン(光化門)広場を見守ってきたセジョン(世宗)大王の民本精神とイ・スンシン(李舜臣)将軍のリーダーシップを振り返ると同時に、酷暑の中で涼しい水遊びを楽しめる空間として造成される。
「クァンファムン(光化門)広場」だけでなく、広場周辺の変化も注目に値する。セジョン(世宗)文化会館大劇場の壁面とKTビルの外壁には大型メディアファサードが設置され、8月からさまざまなメディアアート展示が広場の夜を美しく彩る予定だ。
「クァンファムン(光化門)広場」の工事は7月中に完了し、8月6日(土)に再オープンされる予定である。「クァンファムン(光化門)広場」は、オ・セフン(呉世勲)市長が在任当時である2009年に都心再創造プロジェクトの一環として造成されて以来、大韓民国を代表する空間として存在感を確かにした。
「クァンファムン(光化門)広場」の変化を大きく分けると、①エンターテインメント要素を取り入れた水景・休憩空間、②ユクジョ(六曹)通りの痕跡を感じられる発掘文化財の現場展示、③歴史文化ストーリーテリングを取り入れた楽しみどころのある通り、④広場周辺と連携した文化・夜景コンテンツなどである。
朝鮮の建国以来、国の中心であり首都ソウルの象徴であった「クァンファムン(光化門)広場」は、過去と現在をつなぐ歴史の場、人と芸術をつなぐ文化の場、そしてさまざまな意見を交わす討論の場として私たちのそばにあり続けてきたが、自然とグリーン、快適な休息所としての役割も新たに付け加わり、歴史と文化が入り乱れる場として再オープンするクァンファムン(光化門)広場に、たくさんの市民の訪問があることを期待している。
添付 クァンファムン(光化門)広場オープン記念イベントポスター