ソウル市は、9月30日(月)15時、ソウル市庁大会議室で多文化社会に備え、国·都市競争力を強化するための外国人政策革新討論会を開催する。今回の討論会は、ユ·サンボム国会議員とソウル市が共同主催し、少子高齢化による人口減少への対応だけでなく、将来の競争力の確保に向けた外国人政策の方向性を模索する。
今回の討論会は、ソウル科学総合大学院ムン·フィチャン総長の「国家都市競争力の向上に向けたグローバル戦略」基調発題を皮切りに、▴第1部「将来の都市競争力の確保に向けたグローバル人材誘致戦略」主題発表とディスカッション ▴第2部「グローバル人材活用のための制度革新と再作改善」主題発表とディスカッション ▴総合ディスカッションの順で行われる。
第1部「将来の都市競争力の確保に向けたグローバル人材誘致戦略」では、東亜大学校国際専門大学院のキム·ヒョンジョン准教授が、「人口構造の変化におけるグローバル人材誘致を通じた経済成長戦略」について発表する。キム·ヒョンジョン准教授は、人口構造の変化を分析し、ドイツなど海外の移民政策の事例を挙げながら韓国のグローバル人材誘致政策の方向性(①未熟練労働者中心から熟練労働者へ、②短期、臨時労働から定住型労働へ、③地域特化型移民政策の方向性)を提示する。
第2部「グローバル人材活用のための制度革新と再作改善」では、より具体的で実質的な議論が行われる。留学生として来韓し、就職、起業、結婚を通じて韓国人に帰化した(私)GBA Korea(Global Alliance Korea)のオシナン会長が、韓国での経験をもとにビザ制度などについて事例発表を、大韓民国市道知事協議会政策研究センターのチョン·ジフン先任研究委員が、現在の雇用許可制度をはじめ、韓国の外国人雇用制度を診断し、今後の外国人雇用政策の方向性と課題について語る。
市は、今回の討論会で議論された内容と制度の改善策をもとに、将来の都市競争力確保に向けた政策づくり及び外国人に優しい環境づくりなどを推進する予定だ。
ソウル市のグローバル都市政策官は、「今回の討論会で現在の外国人移民政策を点検し、ソウルと韓国が多文化社会のお手本になるきっかけになればと思う」と述べた。
添付 外国人政策革新討論会の概要
討論会の概要
スケジュール詳細(案)
時間 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
15:00~15:20 | 20` | 開会式·開会の挨拶 | ソウル市長 |
15:20~15:26 | 6` | 祝辞 | ユ·サンボム国会議員チェ·ホジョン市議会議長 |
15:26~15:46 | 20` | [基調演説]国家都市競争力の向上に向けたグローバル政策の戦略的推進 | ムン·フィチャン教授 |
15:46~15:50 | 4` | 写真撮影 | |
15:50~16:05 | 15` | [第1部]将来の都市競争力の確保に向けたグローバル人材誘致戦略※産業·職種·地域別の人材需給の現状、外国人人材の活用 | [座長]チョン·ヒョンジュ[発表]キム·ヒョンジョン |
16:05~16:35 | 30` | パネルディスカッション | |
16:35~16:45 | 10` | 休憩 | |
16:45~17:10 | 25` | [第2部]グローバル人材活用のための制度革新と再作改善※国内外における外国人労働者の活用制度の比較、出入国制度など法制度の改善 | [座長]イ・カンホ[発表]① オシナン② チョン・ジフン |
17:10~17:45 | 30` | パネルディスカッション | |
17:45~18:00 | 15` | 総合ディスカッション・質疑応答 | |
18:00 | 閉会 |