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ソウル市総合ニュース

  • 外国都市公務員、ソウルを研究して修士号を取得

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         ソウル市は、開発途上国の公務員にソウルの優れた戦略とノウハウを伝授し、海外の都市政策の執行を支援するため「都市行政修士課程」を活発に運営している。

    3期の歓送式と4期の入学式, 4期の入学生

         2008年から推進しているこの課程は、都市間の実質的な協力関係を増進させ、国際的なリーディング都市としての地位を向上させるための政府開発援助(ODA)事業の一環である。

         「都市行政修士課程」に参加する外国人公務員は、13ヶ月にわたり市民福祉▴観光▴電子政府▴賃貸住宅▴交通等についてソウルの大学で理論講義と実務教育を受けた後、残りの12ヶ月間は、本国でソウル市と自分の都市の行政を比較した論文を書き、修士号を取得する。

         特に、参加する外国人公務員にとってより一層意味があるのは、単に学位の取得のみで終わるのではなく、これまで学んで身につけたノウハウを実際に自国の都市発展モデルに適用して、実質的に海外の都市の発展にも貢献していることである。

         現在までソウル市の都市発展モデルに関する研究を行った外国人は、世界25都市の公務員71人にのぼる。このうち34人は修士号を取得し、20人は本国に帰国して論文を書いており、17人は現在高麗大学(政策大学院)で授業を受けている。

         現在、ソウル市は開発途上国の公務員対象の修士課程をはじめ、アジアの公務員対象の招請研修、開発途上国の青少年センター教育支援などさまざまな取り組みをしている。

         これらのプログラムを通じ、ソウルの都市行政モデルの広報とあわせて、「ソウル型公的開発援助(ODA)事業」を積極的に展開し、開発途上国の都市の発展に貢献している。

         これによってソウル市は、世界各都市との国際関係において主導的な立場を保っている。

         一方、ソウル市は2月2日までに開発途上国の姉妹・友好都市の公務員対象の第5期都市行政学修士課程の運営を行う大学を募集する。

        ソウル市は1月中に入札公告、2月中に優先交渉対象者の選定および契約締結を完了する予定だ。詳細についての問い合わせは調達庁・ナラジャント(www.g2b.go.kr)またはソウル市ホームページ(https://japanese.seoul.go.kr)を参照するか、ソウル市国際協力課☎02-6321-4487まで。