ソウル市は23日(木)午後2時、延世(ヨンセ)大学校・グローバルラウンジにおいて「2012第2回ソウルタウンミーティング」を開催した。ミーティングは朴元淳(パク・ウォンスン)市長と外国人留学生100人などがソウルについて様々なアイデアを共有し、政策を提案する場となった。
2000年に始まり今年で13年目を迎えるこのイベントは、ソウル市と各界各層の外国人が集まり、ソウルでの生活に対する苦情や提案などについて意見交換し、問題点を改善するのに役立ってきた。
とくに今回は、2ヶ月間行われた「第5回ソウル国際留学生フォーラム(Seoul International Student Forum:SISF)」の公式日程を締めくくる政策提案発表会を兼ねていた。「ソウル国際留学生フォーラム」は2008年からソウルで勉学に励んでいる外国人留学生を対象に、様々な市政を体験してもらい、それから得られた斬新な意見を取りまとめ、外国人も住みやすい都市環境を作るという趣旨の下で進められている。現在、ソウルに住む外国人留学生は2012年3月末基準で約3万人に達している。
「ソウルタウンミーティング」では、外国人留学生の計6組の100人が6つの政策を提案する発表形式で行われた。政策提案のために「ソウル国際留学生フォーラム」の参加学生は7〜8月の2ヶ月間、 様々な活動や見学を通じてソウル市政を体験し、組別に勉強会を開いて政策提案発表資料を作成してきた。