- 従来の1泊2日コースに加え、東・西部圏の3泊4日と全国循環の6泊7日コースを追加運営
- 20日(水)、1泊2日コースの出発を皮切りに初運行を開始、記念行事も開催
- ソウルと地方観光特有の魅力で乗客の満足度向上を図り、地域との観光共生も実現
外国人向けのバス旅行商品「K-トラベルバス」がこれからは全国を巡る。ソウル市が訪韓外国人観光客に他の地域の魅力を伝え、駐韓外国人が地方都市を訪れやすくするために発足したK-トラベルバスが、今年から運行エリアを全国に拡大する。
今年、K-トラベルバスは、従来のソウル-地方(1都市訪問)の1泊2日商品に、東・西部圏の3泊4日商品、全国循環6泊7日商品を加え、合わせて10種の商品を運営し、全国津々浦々の隠れた魅力を伝える。
ソウル市は、20日(水)のソウル-忠清北道・公州・昌原を訪れる1泊2日コースの出発を皮切りに、今年のK-トラベルバス初の公式運行を開始する。出発地となるSM免税店前(鍾路区仁寺洞)では、60人の乗客と運行地域の自治体関係者の参加のもと、初運行を記念する行事を開催し全国運行の成功を祈願する。
商品には各地域特有の文化体験プログラムがコース別に1つ以上含まれており、宿泊施設も多様化(ホテル、複合リゾート、韓屋村)するなど、 外国人観光客の好みを反映し、韓国の文化を存分に体験できる構成となっている。
これに先立ちソウル市は、事業の活性化に向け、該当の7つの自治体(大邱広域市、江原道、忠清北道、全羅南道、慶尚北道、公州市、昌原市)と共同業務協約を締結(2019年1月)し、今後も継続的な協議を通じて商品の改善を図っていく計画。
ソウル市観光産業課のイ・ウニョン課長は、「今年は、全国を一周する広域循環商品の開発と運営によって、K-トラベルバスが名実ともに外国人向け韓国文化体験商品として位置づけられる元年となるだろう」とし「K-トラベルバスの成功を通じて、地域経済の活性化に貢献することはもちろん、ソウルと他の地域との観光共生を目指す協力モデルとして積極的に推進していきたい」と話す。
・添付:2019年K-トラベルバス運営概要1部
2019年 K-トラベルバス運営概要
- 運営概要
- ○ 運営期間:2019年3月~2019年12月
- ○ 運営対象:訪韓観光客、駐韓外国人、外国人留学生など
- ○ 商品構成:ソウル-地方1泊2日コース(7種)と全国循環コース(3泊4日2種/6泊7日1種)
- -(1泊2日):(火-水)大邱、公州、昌原/(木-金)江原、忠北、全南、慶北
- -(3泊4日):(東部圏)ソウル-大邱-慶北-江原-ソウル
(西部圏)ソウル-忠北-公州‐全南‐昌原‐ソウル
- ‐(6泊7日):ソウル‐忠北‐公州‐全南‐昌原‐大邱‐慶北‐江原-ソウル
- ○ 利用方法:オンライン予約(k-travelbus.com)または電話・E-mailの
予約問い合わせ(☎82-2-365-1500, ✉hanashuttle@hanatour.com)
- ○ 利用料金:コース別に設定(1泊2日$200、3泊4日$550、6泊7日$990)
- 参考写真