- ソウル市、9月30日まで外国人を対象に「ソウル徒歩解説観光コース」体験イベント実施
- ウェブサイトで参加予約、Facebookに体験レビューを残すと抽選でAmazonギフト券贈呈
- 文化観光解説士が無料で紹介する33のコース…昨年に14万6千人が利用
ソウルで外国人が歩いてみたいと思う一番人気のスポットはどこだろう。ソウル市は京福宮(キョンボックン)、昌徳宮(チャンドックン)、北村(ブッチョン)などソウルの主な観光名所を隅々まで歩きながらソウルならではの魅力を発見する「ソウル徒歩解説観光コース」の体験イベントを開催すると発表した。
文化観光解説士による詳しい説明を聞きながらソウルを探訪できる「ソウル徒歩解説観光」プログラムには「伝統文化エリア」や「近代文化エリア」、「生態復元エリア」など33のコースがあり、昨年は14万6千人がプログラムに参加するなど国内外の観光客から大きな人気を集めている。
ソウル在住の外国人とソウルを訪問した外国人観光客を対象に無料で行われる今回のイベントは9月30日まで開催される。「ソウル徒歩解説観光」の予約サイト(http://english.visitseoul.net/walking-tour)で体験したいコースを予約すれば参加できる。体験後、ソウル徒歩解説観光のFacebookページ(
http://www.facebook.com/doboseoul)に写真や体験レビューを投稿すると、抽選で1チーム(3名)に景品(Amazonギフト券$150)が贈られる。当選者は10月初めに「ソウル徒歩解説観光」Facebookページで確認できる。
ソウル市はこのイベントの結果から外国人に最も人気のある5コースを絞り「ソウル徒歩解説観光」の各種SNSでPRを行うことで、ソウルを訪れる外国人観光客にソウルをもっと知ってもらうきっかけにしたい考え。
ソウル市は魅力ある徒歩解説観光コースを持続的に開発・提供し、国外内の観光客から人気を集めているが、中でも夏のソウルの夜景が楽しめる 「ソウル路夜行」コースと猛暑日の疲れをひんやり癒してくれる「清渓川1」コースに期待が集まっている。
「ソウル路夜行(2km、約2時間)」コースは、ソウルの新しいランドマークになったソウル路から始まり、南大門(ナムデムン)教会、漢陽都城(ハニャンドソン)、南山の白凡(ベッボム)広場まで続くコースで、真夏の夜に輝くソウル路の現代的な夜景とソウルの歴史が息づく都城の散策路を同時に楽しめる。
「清渓川1(2.7km、約2時間半)」コースは、暑い夏も快適にお出かけできる都心の避暑スポットで構成されている。清渓川の清渓広場、広通橋、水標橋、五間水橋、二間水門と続くこのコースは、清渓川伝いに光化門、鍾路、東大門など観光名所の穴場スポットや食べ物も楽しめる。
ソウル市観光産業課のイ・ウニョン課長は「今回のイベントを通じてソウル徒歩解説観光コースを広く紹介することで、あまり知られていないソウルの街を歩き回る体験観光が外国人観光客にとってソウルとの距離を縮められるきっかけになればと思う」とし、「体験レビューを参考に、外国人観光客からより愛されるソウル徒歩解説観光コースを開発し発展させていきたい」と話した。
添付:オンラインイベントポスター