本格的な夏の訪れに先駆け、「ソウルロ7017」がさらに涼しくなる。灼熱の日差しを避けられる日陰が25個に増え、日陰面積が3倍近くに拡大する。さらには、ソウルロ上部の利便施設3か所が涼しいエアコンと休憩スペースを備えた「ソウルロクールカフェ」に変身し、誰でも暑さを避けてしばらく休んでいくことができるようになる。猛暑特報が発令した際には、主な進入路・出入路で「緑の日傘」を無料で貸し出す。
周辺の温度を2~3℃下げる効果があると証明されたいわゆる「人工ミスト」装置である「クールパン(Cool pan)」と「クーリングミスト(Cooling mist)」をそれぞれ2倍に増やし、地獄の暑さを和らげて清涼感を届ける予定だ。また、壁面に約370個の草花の植木鉢を設置し、モノのインターネット(IoT)技術により自動でメンテナンスされる「グリーンシティウォール(Green City Wall)」やバラステージ近くには環境にやさしい椰子マットをテスト設置する。
ソウル市は「ソウルロ7017猛暑集中管理期間」を定め、こういった内容を骨子とする「ソウルロ7017の夏季総合対策」を本格的に稼働する。「ソウルロ7017の夏季総合対策」の主な内容は、①日陰面積を3倍に拡大 ②猛暑休憩所「ソウルロクールカフェ」を運営 ③人工ミスト装置(多重水噴射システム)の設置・稼働を拡大 ④壁面緑化及び椰子マットのテスト設置 ⑤猛暑特報発令時「緑の日傘」を貸出 ⑥多彩な夏祭りなどである。
また、ソウルロ区間において、日陰面積が少ないため体感温度が最も高いバラステージの近辺に「椰子マット」200㎡がテスト設置される。椰子マットは、椰子の実の皮からとれた繊維で作られた環境にやさしいマットで、床からの輻射熱を遮断する効果がある。ソウル市は、猛暑の際には椰子マットに水をかけることで暑さを払うことを計画している。
猛暑特報(注意報・警報)が発令された際には、主な進入路・出入路で緑の日傘(計600個を準備)の無料貸し出しを行う予定だ。また、訪問者の脱水症状・熱中症を予防するため、各種の注意事項を案内放送でアナウンスする。
ソウルロクールカフェ(バラかき氷) | ソウルロクールカフェ(あじさい食パン) |
グリーンシティウォール | |
椰子マットの設置(案) | 足湯 |
欄干ハンガー用クーリングミスト | |
床面スプリンクラー | |
ミスト噴水 | |
クールパン | |
固定型円形日陰 | 移動式日陰 |
日傘の貸し出し | |
熱帯夜バスキング | |
夏の夜のダンスパーティー | |
水遊びフェスティバル |