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交通ニュース

  • 地下鉄9号線2段階区間3月開通…1月31日から試運転

  • ソウル市総合ニュース SMG 4,385

    地下鉄9号線2段階区間(新論峴駅~総合運動場駅)の運営が2015年3月から本格的に開始されます。

    < 金浦空港~総合運動場区間30分短縮…乗換なし、所要時間38分 >

    キンポ(金浦)空港駅~総合運動場駅の地下鉄の所要時間は現在60分台ですが、これが3月から30分台に画期的に短縮されます。現在、キンポ(金浦)空港駅から2号線総合運動場駅までは最短で65分かかりますが、9号線の急行列車を利用すれば、乗換なしで38分で到着します。

    また、2段階区間に新たに開通する▲オンジュ(彦州)駅 ▲ソンジョンルン(宣靖陵)駅 ▲サムソン(三成中央)駅 ▲ポウンサ(報恩寺)駅 ▲総合運動場駅周辺地域へのアクセス性も大幅に改善される見通しです。

    <1月31日から試運転、一般と急行の割合を2対1から1対1へ>

    ソウル市は、1月31日から開始される2段階区間の試運転に伴う乗客の待ち時間をできるだけ短縮するために、一般と急行列車の割合を2対1から1対1にします。ソウル市は、9号線2段階区間の試運転を前に、先月までに施設の検証を済ませ、外部専門家と共同で管制システムの統合構築と試運転の安全性検証を実施し、今週土曜日から開通までの83日間にわたり1万回以上の試運転を行います。

    現在の列車の運行比率(通勤時間帯一般:急行1:1、通常2:1)を維持した状態で試運転に入れば、運行距離が約4.5キロ長くなり、通勤時間帯の待機時間が今よりも約0.3~1分、それ以外の時間帯で一般列車は1.5分、急行列車は3分長くなります。

    ソウル市はこうした不便の解消に向け、一般対急行列車の割合を終日1対1に調整します。これにより、通勤時間帯は運行回数や待機時間に大きな違いはありませんが、通常時は急行列車の運行回数が増え、待機時間が3分(所要時間13分→10分)短縮されます。

    <3段階区間開通後に増車予定…その前にバス路線の調整など混雑緩和策を推進 >

    ソウル市は、9号線の混雑緩和に向け、当初増車が計画されていた時期より3年早い2011年に48両増車しました。

    区分 総計 1段階 2段階 3段階
    当初の計画車両数 198 両 96 両 34 両 68 両
    現在確保してある車両数 144両 96 両 (2009) 48 両 (2011)

    ソウル市は、増車が行われるまで需要を継続的にモニタリング・分析し、混雑率の高いキンポ(金浦)空港~ヨイド(汝矣島)区間にバス路線を新設もしくは調整するなど、混雑緩和に向けた対策を多角度から検討・施行する計画です。