ソウルの地下鉄1~4号線を運営しているソウルメトロは12月6日、周囲の貧しい隣人を助けるため、4つの駅に「愛の米びつ」を設置して運営した。その結果、11月末までに約350俵の米を収集、約18,000人の人々に伝達されたことを明らかにした。
「愛の米びつ」は、地下鉄を利用する市民が自主的に米を寄付し、集まった米を周囲の貧しい隣人に分けるという参加型分かち合い活動で、市民からも大変好評を得ている。
ソウルメトロは2009年、2号線堂山(タンサン)駅に「愛の米びつ」を設置し、現在も運営している。そして今年5月には他の路線(1号線東大門(トンデムン)駅、3号線水西(スソ)駅、4号線タンゴゲ駅)にも「愛の米びつ」を追加設置した。
2号線の堂山駅では今も「愛の米びつ」を伝達しており、1号線東大門駅、3号線水西駅、4号線タンゴゲ駅では、11月末に伝達を済ませ、来年に向けて準備中である。