国立民俗博物館は4月23日から子ども博物館の常設展示室で、展示「太陽と月になった兄妹」を開く。同展示は、伝来童話をアレンジし、遊びの要素を取り入れた体験型の展示だ。観覧は無料。
同展示は、童話の内容をベースとしつつ、現代でも通じるメッセージが込められた構成になっている。主人公の兄妹が、母親のいない状況で恐怖の対象であるトラに立ち向かって打ち負かすという過程が「恐怖→克服→勇気と挑戦→光と希望」の4つのテーマで表現されている。
展示スペースはポップアップ(pop-up)ブックをモチーフにデザインされており、子どもたちは本の中を歩き回っているような感覚で、物語の展開に合わせて多様な体験をできる。物語はストップモーション・アニメとして制作され、展示場内で鑑賞することができ、LED照明アートとタッチスクリーンゲームも楽しめる。ストップモーション・アニメの映像は、「無限挑戦」や「心配人形」などを制作したキム・ジュンムン監督の作品で、可愛らしくて面白いキャラクターが子どもたちの視線を釘づけにすること間違いなし。他にも、約30のバラエティに富んだ楽しい体験コーナーが、子どもの目線に合わせて用意されている。
期間:2014年4月23日~2016年3月(午前9時~午後6時)
*5月~8月の週末と祝日は7時まで。毎週火曜日と元旦は休館
国立民俗博物館 www.nfm.go.kr
お問い合わせ 02-3704-4540