呉世勲市長は7月30日、「エコ・マイレージ」のイベントに参加し、省エネを実践した計55の家庭と団体を選定し、授賞式を行いました。
「エコ・マイレージ」は、二酸化炭素の排出を減らして気候変動を防止するために、家庭、学校、企業など、ソウル市民が直接参加する省エネプログラムで、節約したエネルギーに応じて様々なインセンティブを提供しています。
2009年9月から始まったエコ・マイレージ制度には、これまで約26万世帯の家庭と約2万の団体が参加しています。2009年9月から11月までの間に加入して6ヶ月が経過した2,878の団体と80,840世帯の家庭のうち、1,050の団体と31,618世帯の家庭が自発的に温室効果ガスを59,391トン削減しています。
今回の授賞式では、昨年9月15日から11月30日までエコ・マイレージ制度に加入した世帯と団体を対象に、6ヶ月平均で10%以上のエネルギーを節約した家庭のうち、模範となる20世帯の家庭と、温室効果ガス削減実績の優れた35の団体を選定、表彰しました。
呉市長は、挨拶の中で、「ソウルの場合、ほかの市や道とは異なり、温室効果ガスの64%が家庭や学校、ビルなどの建物から排出されているため、特別な施設や技術がなくても市民の皆様の自発的な取り組みによって温室効果ガス削減の効果を上げることができる。これからも暮らしの中の省エネの実践に、より多くの方々が参加してくださることを期待している」と述べ、市民の積極的な参加を呼びかけました。