呉世勲市長は2月23日(火)9時、ハイアットホテルで行われた「WDC世界デザイン都市サミット」の開会式で、2日間に渡るイベントの幕開けを告げた。
歓迎の挨拶で、呉世勲市長は、「デザインは、都市を安全かつ快適、便利にし、さらに都市の問題点を見つけ出してはそれを克服し、感動を与える。また、優れたデザインを通じて、市の行政と市民の間のコミュニケーションを促進することができ、そして何よりもデザインの価値は高い経済的付加価値を創り出し、結果的に暮らしの質を向上させることにある」と語り、「デザインが全てだ」と強調した。
サミット2日目の24日(水)、同じくハイアットホテルで開かれた、全ての参加都市の市長団と代表団が出席した市長ラウンドテーブルでは、デザインを通じた都市の発展方向を示す「ソウル・デザイン都市宣言文」が採択され、開催都市の市長である呉世勲市長によって読み上げられた。
「WDC世界デザイン都市サミット」は、「都市はデザインとともに跳躍できる:21世紀の都市の競争力、デザイン(Design and Cities:Designing a competitive City for the 21st Century)」をテーマにソウルで初めて開かれ、「デザインと都市発展」、「デザイン産業の育成」、「デザインと暮らしの質」という3つのセッションを中心に各都市の多様な発展事例が紹介された。