ソウル市は2016年度に安全基準に満たない公園内の老朽化した遊び場を、安全かつ創意的な空間に変身させる「創意的な子供の遊び場作り事業」を推進します。合計20ヵ所に対する再造成事業を年内に終わらせる予定です。今回新たにオープンした所は、住民の参加を通じて子どもたちが安全に走り回りながら創意性を育てることができるようにしました。
創意遊び場20ヵ所のうち、18ヵ所は全額市の費用を投入して造成され、残りの2ヵ所は民間団体が事業費の全額を負担して主導的に参加する「官民協力型」です。
新たにオープンしたミリム子ども公園は、建物の間に暗く覆われていた111㎡の空間が、軽快なオレンジ色のパイプを使用して作った椅子や垣根が置かれた生き生きとした遊び場に生まれ変わりました。この他にもストーリーのある遊び場の18ヶ所が2016年にソウルの12自治区にオープンする予定です。
ソウル市は2015年に発表した「子供の遊び場を一緒に作る約束」をもとに、遊び場の利用現状モニタリングなどを通じて遊び場を町の中心の空間に育て、いい遊びの場を作ることに住民たちの持続的な関心と参加を引き出すことが計画です。