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[2014] 市長挨拶

  • 共生と協力の教育革新を お約束いたします。

  • [2014] 市長挨拶 SMG 1,111

    ソウル市—教育庁「グローバル教育革新都市ソウル宣言」記者説明会

    日付 2014年11月17日 | 場所 ソウル市庁ブリーフィングルーム

    記者の皆様、お会いすることができて嬉しいです。ソウル特別市長パク・ウォンスンと申します。本日、尊敬するチョ・ヒヨンソウル市教育監と私は、ソウルの教育の新しい歴史を築く、有意義な場に立っています。これまで我が国の教育は、競争的で画一的な詰め込み教育でした。これによって子供たちは思いっきり遊んで楽しく過ごすべき年齢にもかかわらず、学校や塾での学業を中心とした教育により、創造力や疎通力、配慮心、忍耐心、包容力、そして基本的な人性も失われつつあります。去る3月末、この場で教育に関するソウル市初のマスタープランである教育都市ソウルの基本計画を発表したのも、このような問題認識があったからです。

    しかし、ソウル市とソウル市教育庁の努力だけでは、私たちが直面した教育問題の解決は難しいものがありました。そこで私とチョ・ヒヨン教育監は、ソウルの教育問題を解決するためには、ソウル市と教育庁が協力しなければならないことで意見が一致しました。

    去る6月に、私たち2人はソウル市と教育庁がともに推進できる事業について検討し始めました。数ヶ月間にわたり、ソウル市と教育庁職員の皆様をはじめ、教育関連市民と専門家たちが深く論議した結果、ソウル市と教育庁はともに20大教育協力事業を進めていくことを決定いたしました。計画策定の段階から両機関がともに参加して共同推進計画がつくられたのは、おそらく全国で初めてのことではないかと思っております。

    ご存知のように、教育自治と一般自治が区別されてからは、市と教育庁が教育に関して共同事業を行うことは難しくなりました。これからソウル市と教育庁は、20大協力事業の執行と評価の全段階において、協力していくつもりです。より良い環境のために、より良い教育政策をともにつくってまいります。

    1千万人の市民との約束を守るために、チョ・ヒヨン教育監と私は、ソウル教育革新のための宣言を行おうと思います。革新を通じて予算を削減し、教育環境を改善して教育福祉も継続していきます。本日の宣言は、抽象的で空虚な約束ではありません。具体的な計画と実践計画をしっかりとつくり続けていきます。

    これからは、ソウル市と教育庁は協力していきます。慣習の壁を乗り越えて協力し、協業していきます。真の協力政治の時代を開きます。今後私とチョ・ヒヨン教育監は、子供や青少年、市民の皆様が幸せな教育環境をつくり、21世紀未来に向けた人材育成に最善を尽くしてまいります。我が国の地方自治、教育自治の新しい歴史をつくっていきます。ありがとうございました。