メインコンテンツに移動
  • ソウル市ニュースレター購読 刊行物
  • visiting seoul?
T T

プレスリリース

  • 公共交通から歩行環境までを幅広く改善…交通弱者と同行するソウル

  • プレスリリース SMG 288
    • 障害者、高齢者など交通弱者の移動利便性向上、インフラ施設大幅拡大·安全な移動をサポート
    • (地下鉄)年末までに1駅あたり1動線を100%確保、ホームと電車の隙間を埋める自動張り出しスロープ25年までに600個を追加設置
    • (低床バス)25年までに100%導入、ソウル同行マップで車椅子ユーザーなど低床バス予約も可能
    • (障碍者向けタクシー配車サービス)韓国最多の722台(125%)運行中、25年までに法廷台数の150%確保
    • 市、「交通弱者はもちろん市民も便利で安全に移動できるように、ニーズを満たす交通政策を推進」

    障害者、高齢者など交通弱者の移動利便性を向上させるために、ソウルの公共交通から歩行環境までを幅広く改善する。市民誰もが便利で安全に移動できるように交通手段などインフラ施設を大幅に拡大するとともに、安心安全な移動環境整備に向けてきめ細かく取り組む。

    ソウル市は、障害者など交通弱者の移動利便性向上に向けて、公共交通の利用環境改善に取り組んでいると発表した。交通政策は、市民の日常生活に深くかかわっているだけに、今年も民選8期の市政哲学「弱者との同行」を反映し、交通弱者の移動利便性を高めるために施設の整備と政策面での支援を行っていく。

    まず、地下鉄は、駅の施設補強を優先的に進め「1駅あたり1動線」を確保する。ソウル地下鉄駅舎のエレベーターは、1駅を除く全駅に設置され、99.7%を達成したものの、それにとどまらず障害者など交通弱者を配慮するために「1駅あたり1動線」の確保率を現在の96.1%から年末100%まで引き上げ、事業を完了する。

    ※ 「1駅あたり1動線」を確保した駅

    ❖交通弱者がエレベーターを利用し、1つの動線(地上↔待合室↔ホーム)で地下鉄を利用できる駅

    1動線のない駅

    1動線を確保した駅

    なお、ホームの落下事故を防ぐために、5つの駅25カ所にテスト設置した自動張り出しスロープを、25年まで77駅589カ所に拡大する計画だ。

    <自動張り出しスロープ作動前>

    <自動張り出しスロープ作動後>

    市内バスの場合、低床バスの導入率を25年までに100%に引き上げ、段階的に全路線に6,803台を導入する。今年は470台増やし、導入率77%を達成する。コミュニティバスも今年は74台、25年までに397台導入できるように支援する。また、交通弱者向けの低床バス予約サービスの利用案内を通知するとともに、低床バス事業者に対して教育も実施する。

    市内低床バス

    コミュニティ低床バス

    今年からは、交通弱者の低床バス利用活性化と利便性向上に向けてオンデマンドアプリである「ソウル同行マップ」サービスを開始し、低床バスの乗降車予約サービスも提供する。

    <ソウル同行マップアプリケーション >

    ユーザータイプ別ルート案内

    歩行が不便な要素の案内

    低床バス予約システム

    駅情報提供

    車椅子ユーザー向けのタクシー配車サービスは、25年までに法定台数の150%を確保するために、引き続き拡大していく。現在韓国で最も多い722台(125%)を運行していて、年末まで60台を増やし、782台(135%)を達成、88%以上の運航率を維持するように取り組んでいる。

    車椅子を利用しない交通弱者向けのタクシー配車サービスは、現在の8,600台から年内に1万台まで大幅拡大し、法人タクシーの特装車’も現在の30台から60台まで増やし、上級総合病院で診療を受ける車椅子ユーザーを優先配車する方向性で検討する。

    [タクシー増車年次計画]

    タクシー増車年次計画
    区分 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年
    運行台数(増車) 632台(12) 662台(30) 722台(60) 782台(60) 870台(88)
    法定基準達成率 110% 115% 125% 135% 151%

    ※法定基準台数(歩行が困難な障害者(22年86,446人)150人当たり1台):576台

    障害者向けタクシー

    法人特装タクシー

    交通弱者専用タクシー

    バウチャータクシー

    交通弱者の歩行利便性向上に向けた事業も推進し続ける。特に、スクールゾーンの道路と交通安全施設を改善·拡充するなど、安全強化を図る。速度制限、道路標識など、ドライバーへの注意を促す道路·交通安全施設を600カ所に設置し、ガードフェンス、黄色い横断歩道など、子供を保護する施設も277カ所に拡大する。

    また、子供·高齢者·障害者保護エリアにおける駐車停車禁止義務を違反した電動キックボードを「即時牽引」し、安全かつ便利は歩行環境を支える。そのため、即時牽引エリアは、「駐車停車が禁止された子供·高齢者·障害者保護エリア」を含め6カ所に増える。2カ月間の周知期間後の6月3日(月)午前7時から施行する方針。

    即時牽引エリアの拡大(5→6エリア)
    歩‧車道分離道路·自転車道路 地下鉄駅の出口前5m バス停前後 5m 点字ブロックと交通島の上 横断歩道前後3m 交通弱者保護エリア

    <即時牽引エリアの拡大(5→6エリア)>

    視覚障害者の安全を強化するために、音響式信号機の設置も拡大する。市は、新しい信号機が設置される際に音響式信号機の設置を義務付け、視覚障害者の居住地、福祉館などの施設を中心に今年約500台を設置し、視覚障害者がより安全に横断歩道を渡れるようにする計画だ。

    これからは、視覚障害者が横断歩道で歩行信号機の赤と青の残り時間を音で聞けるように、音響式信号機の機能を改善し、テスト運営する。残り時間の表示機能と音響式信号機を連動させ、残り時間の情報を音声で提供し、安全に横断歩道を渡れるようになる。

    視覚障害者向け音響式信号機

    視覚障害者連合会の評価(政府ソウル庁舎別館)

    ソウル市のユン·ジョンジャン都市交通室長は、「障害者などの交通弱者をはじめ、ソウル市民みんなが便利で安全に移動できるように、様々な交通弱者向けの交通政策を推進し、利便性向上に取り組みたい」と述べた。

北村、 このように変わります北村は住居地域です観光客の立入制限