ソウル市は、「ソウル型キッズカフェ」の第1号店を27日(金)、チョンノ(鍾路)区ヘファドン(恵化洞)にてオープンする。
「ソウル型キッズカフェ」とは、家計の負担にならない価格でどのような子どもたちにも遊ぶ権利を保障するための公共型室内遊び場である。遊びと保育機能に注力して、公共性を高め営利性を制限することで、民間のキッズカフェとも共生することを目指すことが特徴である。利用料金は3,000ウォン以内となっている。
児童1人当たりの空間を十分に確保し、保育士や施設安全管理スタッフも必ず配置することで、専門的かつ安全な遊び・保育サービスを提供するほか、施設の清潔を維持するためカフェ内では飲食品の販売や外部からのデリバリーは禁止する。(ただし、利用者による簡単なおやつの持ち込みは可能)。
また、保護者に急用が発生した場合、要請に応じて一時保育サービスも提供する。国民基礎生活受給者などの社会的弱者層の利用料金は無料とする。
ソウル市は、チョンノ(鍾路)の第1号店を皮切りに、7月にはチュンナン(中浪、第2号店)とトンジャク(銅雀、第3号店)に次々とオープンを控えている。2022年内に20か所オープンさせることが目標だ。
27日(金)にオープンする「ソウル型キッズカフェ」の第1号店は、オリンピック記念国民生活館の2階に設けられ、利用対象は満3~7歳の児童・その保護者である。2時間2,000ウォンである。
「オブジェ遊び場」、「ネット遊び場」、本と関連した遊びプログラムとボードゲームを行うことができる「本遊び場」等で構成される。
利用を希望する場合、27日(金)からソウル市の公共サービス予約システム(
https://yeyak.seoul.go.kr/web/main.do)より事前予約を受け付けている。実際に利用が可能となるのは31日(火)からだ。
ネット遊び場の写真