ソウル市は、ソウル市初の水素ステーションである「ヤンジェ(良才)水素ステーション」を最新設備にリニューアルし、充填能力を2倍以上大幅に引き上げて2021年1月中に正式に再オープンする。
1日の水素貯蔵能力が2.5倍に大きくなり、1日に充填可能な自動車も従来の24台から60台以上に2.5倍以上拡大する。エコ水素自動車を利用する市民は、水素ステーションのインフラ不足により苦労していたが、その不便が多少解決すると期待される。
ソウル市は2020年9月に「ヤンジェ(良才)水素ステーション」の運営権を譲り受けたことに続き、ソチョ(瑞草)区から施設改善に向けた許可を受けたと明らかにした。このような行政的な準備段階を終えて、2020年11月30日(月)から本格的に工事に着手する。
「ヤンジェ(良才)水素ステーション」はサンアム(上岩)、カンドンサンイル(江東上一)、国会水素ステーションとともにソウル市内4か所のステーションの一つであり、2010年に設置されたソウル市初の水素ステーションである。2018年から一般水素自動車の運転手を対象に施設を公開し、2020年1月に設備の故障などにより運営が中断された。
ソウル市は「ヤンジェ(良才)水素ステーション」の再オープンを準備すると同時に、エコ水素自動車の追加普及にも取り組む。インフラの規模を考慮して水素自動車の普及量を決めているが、「ヤンジェ(良才)水素ステーション」のオープンに合わせて水素自動車の普及量も拡大することになる。
2020年1月から現在まで約950台を普及したことに続き、2020年11月30日(月)から261台の「2020年第2次水素自動車補助金」の受付を行う予定だ。