ソウルの姉妹友好都市から招待され、ソウル市の職業専門学校で優れた産業技術を学んでいる外国人青少年60人は、4月27日から市政広報ツアーでソウルの味と趣を体験する予定だ。

     軍浦市(クンポシ)のソウル市立エリム職業専門学校と、江東区(カンドング)高徳洞(コドクドン)のソウル市立ソウル総合職業専門学校では、現在60人の外国人青少年が学科別専門教育と韓国語教育を受けている。

     市政広報ツアーは、青瓦台(チョンワデ、大統領府)のサランチェ(居間棟）、清渓川(チョンゲチョン)、新庁舎広報館を訪問する予定で、夏休み期間を利用して浦項(ポハン)製鉄、現代自動車など韓国の主な産業団地も訪問する計画だ。

     彼らは、ソウル市の産業技術だけでなく、職業訓練の伝達システムも学び、自国の発展に貢献したいという熱意を見せている。

     ソウル市は、去る2001年から毎年海外の姉妹友好都市の青少年を招待し、無償で職業訓練を実施しており、昨年までに13ヵ国、計435人がソウル市の職業訓練プログラムを修了した。

     産業教育を修了した卒業生たちは、自分への誇りと韓国への感謝の気持ちを胸に帰国し、新たな道を歩んでいる。また、彼らは同時に民間広報使節の役割もしっかりと果たしている。