二階建てオープンバスに乗って伝統的な市場の観光コースを見学することができるソウルシティツアーバスが2月22日(金)初運行に入った。
ソウル市は、ソウルの様々な地域の文化や日常の生活を体験したい韓国人と外国人旅行者を対象に、伝統的な市場観光コースでソウルの隠れた魅力を紹介し、さらに伝統的な市場そのものをソウルのショッピング、文化、食べ物、生活用品、ファッションなどを含む代表的な観光地として育成する計画だと明らかにした。地として育成すると明らかにした。例えば広蔵市場に行けば韓服売場の路地も訪れ、市場の名物であるビンデトック、マッコリなどを食べて市場だけで感じることができる小さな体験を経験することができる。
特に今回ソウル市では初めて導入された “二階建てオープンバス”が伝統市場観光への関心に繋がるのではと期待している。市はこれをソウルの代表的な観光名物にするという計画だ。伝統市場コースは二階建てオープンバス1台と一般型2階建てバス2台、計3台が運営され、35分間隔で運行される。
ソウルシティツアーバスは、伝統市場観光コースを含めて、既存の路線である▴都心循環コース▴夜間コースA▴故宮•清渓コース▴夜行バスBなど計5つの路線となる。既存のソウルシティツアー(清渓川•古宮コース)にも2階建てバスが運行されているが、オープントップバス(Open top bus)ではない。市は、開けた2階からの眺めを通して、ソウルの風景をもう少し近くに感じ、季節の気温と天気の変化を感じることができ、さらに鮮やかな体験ができると期待している。
ソウルシティツアーバスの伝統市場コースは東大門斗山タワーを出発して、防衛、中部市場、南大門、仁寺洞、広場市場、崇仁洞お化け風物市場、ソウル薬令市場、マジャンドン畜産物市場、新堂洞中央市場などの主要伝統市場を回る循環コースで、105分かかる。
※ ソウルシティツアーバスの伝統市場の循環コース(105分)
ツアーの時間と場所を自由に選んで乗ることが でき、韓国語‧英語‧日本語・中国語(繁体字)・フランス語 など5つの言語案内がサポートされる。一日中利用できるチケット価格が千円前後(大人12,000ウォン/ 6歳以上の小人、中高生8,000ウォン)で、世界のどの都市のシティツアーより安く、充実の観光を楽しむことができる利点がある。
また、各伝統市場別の商人会とともに、市場の歴史がある老舗店探訪など特色のあるストーリー開発と周辺徒歩観光コースの開発などを推進し、市場グルメ紹介、推薦ショッピング物品など見どころ、食べ物、アクティビティが共存する韓国固有の文化体験をすることができる魅力的な観光地として持続的に開発していく計画である。
ソウルシティツアー事業は、ソウル市が観光便宜増進を目的に、2000年から “ソウルシティツアーバス”を市内循環観光業に指定して、これまで都心循環コースと、清渓川・故宮コース、夜間コースA、Bを運営してきた事業として、ソウル市が路線を企画し、民間に発表。審査手続きを経て運営事業者を選定した。現在選ばれた民間事業者が運行免許を受けて市の補助金なしに自律経営体制で運営している
ソウルシティツアーホームページ(
http://www.seoulcitybus.com)電話:伝統市場の路線(1544-4239)、既存の路線(02-777-6090)
伝統市場の路線の主要経由市場